先日報告させていただいたとおり、本を出版させていただくことになりました。
その際に書いたとおり、今後本が発売されるまでの過程を都度報告していきます。
今回はその第1回として、僕が本を出したいと思ってから今日までにどんなことをしてきたかをごく簡単にまとめたいと思います。
多くの「いつかは本を出版してみたい」と思っている方にとって、多少なりと役立つヒントがあるのではないかと思います。
では早速行きましょう。
本を出版したい人が準備するべき 9つの大切なこと
1. 出版セミナーに参加する
僕は2011年3月末に17年勤めた会社を退職して独立しました。
退職の前の年、2010年7月に退職が決まったのですが、実はその直前の6月に出版セミナーを受講しています。
そのセミナーは鳥居祐一さん主宰の一泊二日の合宿セミナーで、参加費は10万円でした。
僕はそれまで一度もプライベートでは泊まり込みのセミナーなど受講したことがなかったですし、値段も高く尻込みしました。
友だちや知り合いも一人もいない中での参加だったので心細くもありました。
でも、このセミナーは結果として猛烈に良かったです。
セミナー講師陣がとても豪華で、特にダイヤモンド社の現役編集者の方(飯沼一洋さん)がいらっしゃって、2日間で4時間近く出版の現場の話、そして「通る企画」の話などを聴けました。
さらに、ベストセラー作家の樺沢紫苑さんや田渕隆茂さんなども講師を担当され、それまでまったく知らなかった世界の話に釘付けになりました。
そして受講者の方は当然皆さん出版を目指している方ばかり、しかも何人もの方が既に出版を決められてもいました。
そういった受講者の方々とお知り合いになれたのも、貴重な経験でした。
この合宿セミナーを受講するまでは、僕にとって出版は「いつかできたらいいかも」くらいの、漠然とした夢でした。
でもこのセミナーを受講して、出版は夢から目標に変わりました。
6月の時点では会社を退職した後に何をやって暮らしていくのか、大きな枠では考えていたのですが、詳細なプランはありませんでした。
このセミナーを受講したおかげで、僕の人生のプランの柱に出版がリアルな目標として入ってきました。
いまも多くの出版セミナーがあちこちで開催されています。
「いつか出版したい」という方は、是非出版セミナーを受講されることをおすすめします。
ただ、出版系セミナーは「自費出版」を薦める、怪しい内容のモノもあるようですので、講師の方がきちんとした方かどうかを確認した方が良いと思います。
大手出版社の編集者の方が講師の場合がベストです!
2. Twitterを実名顔出しに変える
出版セミナーを受講して最初にやったことは、Twitterを実名顔出しに変更したことでした。
それまでも名前はローマ字では出していたのですが、日本語フルネームに変更しました。
これは「情報発信に対する責任を負う」という姿勢を出したもので、セミナーの時に講師の樺沢紫苑さんが仰っていたことを実行したものです。
それまではガンダムのシャアのアイコンだったのですが、今後本気で情報発信していくなら、顔出し・実名であることは大前提と思い、決断しました。
それと併せてプロフィールを大幅に加筆して作成しました。
これは鳥居祐一さんの指導で、自分がどんな人物かをネットできちんと表現する必要性を強く感じたからです。
出版を目指す方が必ず実名・顔出しにしなければいけないかといえば、そんなことはありません。
ただ、何らかの形て「この人物は自分が発信する情報に責任を負う用意があるのだな」と読者の方に思ってもらえるような心構えと行動が必要ではあると思います。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。