会社を辞めて独立してからずっと続けている、月曜朝の小さな習慣がある。
その習慣とは、デスク周りを水拭きしてピカピカに磨き上げることと、iMacのデスクトップ上のファイルをすべて整理すること。
デスクの上には必要最小限のものしか置かない。
キーボードとマウスの他には、カレンダー、ScanSnap、iPhoneのDock、iPad、それに外付けHDDだけ。
iMacのデスクトップにはHDDと必要最低限のフォルダ1個だけ。あとは何も置かない。
実際のデスクもiMacのデスクトップも、作業中には書類を広げることになる。
スペースはむしろ広い。惜しげなく使う。
でも、作業が終わったら、すべてのモノはしかるべき場所に戻り、デスクとデスクトップは空になる。
でも、時として、定位置が決まらない書類が残っていたり、「ちょっとだけ」のつもりで置いたファイルがずっとデスクトップに居座ったりすることもある。
そんな時も、月曜朝のタイミングで毎週リセットされ、必ず新たな定位置を見つけるか、元の場所に戻るか、もしくは捨てられることになる。
デスクにもデスクトップにも、余計なものはない方がいい。
余計なものが溢れていると、それはノイズになり、集中力を奪い、思考を散漫にさせる。
何もない、空っぽの状態を作るからこそ、そこに新しいものが入り込む余地が生まれてくる。
ゴミやホコリもそうだ。
デスクに積もったホコリが目の片隅に入る。
実害はない程度のホコリだ。
でも目はそれを認識し、脳にネガティブな信号が送られ、僕のテンションは僅かにだが、確実に下がる。
ならば、いつもキレイにしておこう。
心にネガティブな要素が入り込まないようにしよう。
だから、僕は毎週月曜日朝の小さな習慣を、とても大切にしている。
デスクからモノをすべてどけてピカピカに磨き、元の場所にモノを戻す。
Macのデスクトップ上のファイルがあれば移動したり削除したりする。
そして今週一週間の予定を見返して、一週間にやるべきことを整理する。
全部で10分もかからない。本当に小さな習慣だ。
でも、これをやるのとやらないのとで、一週間の充実度がまったく違う。
今日もしっかりやりました。
今週も一週間頑張ろう。
習慣力 1日1分7つのステップ今村 暁 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-12-10 売り上げランキング : 15454
|
習慣の力 The Power of Habitチャールズ・デュヒッグ 講談社 2013-04-26 売り上げランキング : 405
|
関連エントリー:
- 一週間ぶりの静かな1日を満喫中
- 予定が詰まり生活が乱れた一週間
- 車椅子を3分押すだけで見える世界がまったく変わった件
- 祝・段ボール消滅!引っ越し2週間で思う雑感箇条書き
- 僕が「会合は6人まで」にこだわる理由
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。