福岡グルメ情報

福岡 柳川 元祖本吉屋 — 創業333年の老舗名店にて 名物 うなぎのせいろ蒸し を食す♪

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福岡の柳川にやってきた。丁度お昼どきに到着するように来たので、おなかもすいてきた。

柳川名物といえばうなぎである。

水郷で堀が街中に巡らされているので、近所でうなぎがたくさん取れたのだろう。

今回訪れた元祖本吉屋は何と天和元年(1,681年)創業というから、創業333年!!これは古い!

柳川のうなぎといえば本吉屋、ということで訪問してきた。

実は一昨年柳川に来たときにもこのお店に来ているのだが、なぜかブログに記事を書いていなかった。もったいない(笑)。

というわけで、訪問は二度目だが記事に書くのははじめての、福岡柳川・元祖本吉屋、さっそく紹介しよう。

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福岡 柳川 元祖本吉屋 — 創業333年の老舗名店にて 名物 うなぎのせいろ蒸し を食す♪

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西鉄柳川駅を出て10分ほど歩き、住宅地の中に迷い込んだかというところに元祖本吉屋がある。

 

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こちらがお店の遠景。瓦屋根の部分と藁葺き屋根の部分があって、なんとも壮観だ。

 

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入口には暖簾がかかっているが人がおらずひっそり。

前回来たときはたしか観光バスが止まって人がぞろぞろ入っていっていたように思う。

やはり真冬の平日というのは静かなのかな。

 

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何やら石碑が立っているがどんな由来があるものなのかは不明。

 

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こんにちはー、と店内に入ったら、金髪の若い女性が前掛けをして登場。

この古い日本家屋の老舗に金髪にピアスの女の子というギャップが凄い(笑)。

 

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「座敷どこでもどうぞ」と通されたら、まだお客さんが誰もいなかった。時計を見ると12時は過ぎている。

そんなもんなのかな。

 

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せっかくなので中庭が良く見える席に陣取る。お天気が良くて良かった。

前回来た時は雨が降っていたんだった、そういえば。

 

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ぐるりと座敷を見回す。2階にも席がありそうだったし、こことは別にもう一部屋一階にも座敷がありそう。

収納力はかなりと見た。

 

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凛としていていい感じ。お客さんがいないと自由に撮れていいね。

 

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さて、お品書きを拝見しましょう。

 

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このお店の名物は「せいろ蒸し」。前回は確かせいろ蒸しを食べたはず。

今回は蒲焼き定食にしようかな、と迷ったが、前回はブログを書いていないこともあるし、やはり名物せいろ蒸しにしよう、と決めた。

ちなみに「特せいろ蒸し」と「せいろ蒸し」の違いは、ごはんの中にもう一枚蒲焼きが入ると特、上に乗る一枚だけだと普通。

二枚はいらないな、ということで普通のせいろ蒸し定食を注文。

 

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何人かで来たなら、白焼きなんかも食べてみたいねえ。

 

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ビールを注文。老舗にはキリンラガービールが似合う。

 

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掛かっている絵に見覚えがあるのだが誰だか分からない。

ああ〜これはなんだろう気持ちが悪い。

100歳になる祖母にこの写真を見せれば分かるかもしれない。

多分知っている人が描いた絵のはず。

 

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箸袋のデザインが老舗らしからぬモダンなものでちょっと面白い。

 

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しばらく待つとまずは定食の酢の物が登場。東京だと「うざく」と呼ぶかな。

かなりのボリューム感。

 

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東京のうなぎと違って蒸していない直焼きなのでパリパリで美味い!これは美味い!

このお店は玉子が好きで、酢の物にも錦糸卵が添えられている。

一緒に食べるのとなかなか乙だ。

 

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そして登場しました、うなぎのせいろ蒸し!

せいろの外側がかなり痛んでボロボロだが、これも年季ということなんだろう。

蒸し上げられたばかりなのでアツアツだ!

 

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肝吸いとお新香がついて一式。

 

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うなぎにも錦糸玉子が乗っている。この組み合わせは東京にはないよね。

 

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さて、せいろ蒸しを食す。

僕は一昨年食べているのだか不思議とほとんど記憶がなく、今回も新鮮な気持ちで食べることができた。

せいろ蒸しという名前からして、焼かずに蒸して調理するのかと思いきや、そうではない。

一旦直焼きしたうなぎをごはんに乗せてもう一度蒸すのだ。

東京のうなぎは蒸してから焼くのだが、それと逆の順番。

焼いてから蒸している。

ふうむ。

 

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かなり濃くて甘味もしっかりしたタレを衣に纏っている。

もちろん美味しい。美味しいのだが、焼いてから蒸しているから、焼いたうなぎ独特の香ばしさはない。

しかも直焼きをしているので、東京のうなぎのようなフワフワ感もない。

ううむ。果たしてこの食べ方って本当に鰻の個性を一番出せる食べ方なのだろうか?

焼いてそのまま食べた方がもっと美味しいのでは?

などと思った。

 

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このお店の特徴のもう一つはこのごはん。

完全にタレが絡み切った状態で提供される。要はごはんに白い部分がまったくない。

これは好みの問題だが、やはり白い部分もあった方が変化があって嬉しいかも。

 

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肝吸い。上品な味だった。

 

まとめ

創業333年のうなぎ、美味しくいただいた。

最初は僕だけだったお客さんも、そのあと続々と来店が続き、僕が出る頃には僕がいた座敷は満席になっていた。

ただ、僕の個人的な好みからすると、せいろ蒸しは果たしてベストの食べ方なのか?というのが疑問に残った。

今回こうして無事ブログも書くことができたので、次回は是非蒲焼き定食にチャレンジしたい。

今回定食の酢の物で出されたパリパリのうなぎがめっちゃ美味しかったので、きっと僕は蒲焼きの方が気に入るのではないだろうか。

東京と名古屋以西ではうなぎの調理法が根本的に異なるので、あくまでも東京のうなぎを食べ慣れている人間の好み、ということで。

しかし333年というのは凄いことだ。333年前のこのお店のお客のなかに、僕のご先祖も混じっていただろうか。

そんなことを考えながら店を後にした。

素敵なお店。また来よう♪

 

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