北海道小樽市の「伊勢鮨」に行ってきたのでご紹介。
社会人になってから僕は北海道に7回行っているが、この伊勢鮨だけが唯一7回すべての旅で訪れているお寿司屋さんだ。
最初に訪問したのは2006年で、そのときはまだブログをやっていなかった。
ランチで訪れチラシを食べただけだったが、その美味しさに感動したのだ。
その後ブログを始めてからも、毎回この伊勢鮨に行くためだけに小樽に立ち寄り、夜の部の時は宿泊もしている。
それだけの価値がある素晴らしいお店。
北海道ミシュランでも一つ星を獲得している名店だ。
今回は4回目の夜の訪問。
さっそく紹介しよう。
伊勢鮨 基本情報
伊勢鮨 お店の外観
▲ 夕暮れ時の小樽駅。
伊勢鮨は小樽駅から徒歩4分ほどである。
▲ 毎回店の前に立つと、それだけでワクワクしてきてしまう佇まい。
この入口の風情は本当に素晴らしい。
伊勢鮨 店内の様子
▲ 伊勢鮨にはカウンターが二つある。
この写真は二番手の中村さんが立つ第2カウンター。
僕は一番最初のランチ訪問のときだけ第1カウンターで、以降毎回ずっとこちらの第2カウンター。
なので正直大将の顔も覚えていないし(初回は第1カウンターだったが握ってくれたのは中村さん)、中村さんの寿司こそ伊勢鮨だと思っている。
だから今回も第2カウンターで嬉しい。
▲ 箸袋が立体的だったり、注文をiPadで通したりと、すごく色んな実験的なことに取り組んでいるお店なのだ。
伊勢鮨 お店情報
店名 | 伊勢鮨 |
---|---|
住所 | 北海道小樽市稲穂3-15-3 |
電話番号 | 0134-23-1425 |
定休日 | 水曜(祝日の場合営業) |
営業時間 | [月~土] 11:30~14:30(L.O) 17:00~21:30(L.O) [日・祝] 11:30~14:30(L.O) 17:00~20:30(L.O) |
予約の可否・必須かどうか | 予約可 |
クレジットカード | カード可 |
席数 | 30席 |
駐車場 | あり(8台) |
開店日 | |
ウェブサイト | 公式サイト |
伊勢鮨 地図とアクセス
小樽駅より徒歩7分
最新!伊勢鮨 6回目の訪問レポート 2019年10月!
利用日と利用シーン
2019年10月28日(月)の夜。19時10分の回に1名で訪問。
1ヶ月前に電話予約を入れていた。
当日の様子
▲ さあ、今回も中村さんの目の前に陣取りまずはビールでスタート。
本当にこのお店はワクワクする。
▲ 伊勢鮨はお任せコースはあることはあるのだが、要予約で懐石的になる。
なので毎回中村さんにつまみと握りを織り交ぜてお任せでお願いすると幸せになる。
まずはサロマ湖のカキから。
小ぶりでぷっくりしてじわっと旨味が溢れる。
つまみも握りもとにかく繊細で抜群に美味い。
▲ ニシン。叩いてごまと茗荷と和えてあるのだが、これがまた絶妙の味わい。
ニシンのふわっとした柔らかさが存分に発揮されている。
▲ 白子ポン酢。こちらでは「タチポン」と呼ぶ。
ぷりんぷりんの白子も素晴らしい。
▲ 冷酒も中村さんにお任せで。
まずは瑞穂のしずく。素晴らしく華やかでフルーティー。
▲ これも凄かった!
毛蟹の味噌和えと甘エビの味噌がけ。
繊細でどちらも美しく、そして華やかで滋味に溢れる。
▲ ホッキ貝、つぶ貝、アワビを和えてからすみ塩を振り掛けてある。
これもめちゃくちゃ繊細でそのハーモニーが素晴らしい。
▲ 二世古の純米吟醸。
スッキリて透明感溢れる。
▲ アオリイカ。
▲ こちらはスミイカ。
▲ 左からあん肝、煮ダコと蒸しアワビ、そして塩ウニ。
▲ あん肝がフルフルで最高。
▲ 煮ダコとあん肝。この「ほんの一口ずつ」の繊細さが堪らない。
▲ 塩ウニはまさに日本酒のアテに最高。
▲ ここで焼物。本シシャモ。
これがまたぷっくりした身が繊細で最高!!
▲ 続いての日本酒は上川大雪の特別純米。微発砲してる。すっきりで透明。
▲ さあ、ここからワクワクの握りに移行。
基本的に地物ばかりなのが嬉しい。
まずはマツカワガレイ。
繊細で美しい。
▲ 続いてはソイの昆布締め。
浅い〆でフワッと。でもねっとりさも。
バランスが絶妙。
▲ 続いては二世古の特別純米。
より米の風味をダイレクトに感じるタイプ。
▲ サクラマス。
サーモンよりも素朴でいて川魚独特のパワフルさ、敢えて言うなら泥臭さあり。
でもその泥臭さがまた良い。
▲ ボタン海老もパワフルな甘味とねっとりした旨味が迫ってくる。
▲ ホタテはシンプルにスッキリと塩で。
▲ 北海道ではもうお馴染の北寄貝。
本当に北海道のお寿司屋さんでは良く出るネタだ。
▲ 目の前の小樽湾のシャコ。
シャコの旬は春かと思っていたが、春と秋の二度旬があり、秋の旬がちょうどこの時期だったとのこと。
滋味の合間にある甘味とふわっとしつつ歯ごたえもある独特の食感が堪らない!!
▲ お味噌汁。
▲ そしてエゾバフンウニ。
この時期は釧路や根室方面の養殖とのこと。
養殖でも昆布しか食べさせないから美味しさは変わらないそう。
確かに美味い!!
▲ 穴子はしっかり焼いてある系。
東京で良くあるフワフワ系とは一線を画す存在感がいい。
ここで一通り。
▲ もうちょっとだけ食べたくて、リクエストで鯖を。
これもしっかりした脂が華やかに昇華する。
▲ 最後に巻物で、中村さんオススメがトロタクだったのでトロタクで。
見てもらって分かる通り、地物中心で組み立てていて、握りにマグロが出なかった。
マグロ抜きでこの満足度はやはり凄いよね。
伊勢鮨恐るべし。
スタッフの対応
今回も皆さまに良くしていただき感謝。
お会計
14,795円(税込)
この日のまとめ
7回連続7回目の訪問となった伊勢鮨。
今回もやはり最高レベルの満足度だった。
しかも東京の一流店の半額以下、札幌のすし善 本店の1/3以下の値段なんだからビックリする。
僕が今まで行ったお寿司屋さんの中でも、札幌の鮨一幸、金沢の乙女寿司、同じく金沢の小松弥助、そして東京の鮨きのしたと並び、ベスト5に入る充実ぶり。
いつ来てもハイレベルで、しかも地物中心の一見地味そうなものを使うのだが、この圧倒的な美味さよ。
今回も伊勢鮨に来るためだけに小樽に一泊したわけだが、大満足でおつりが来るくらい。
次回も絶対来ます。
小樽の伊勢鮨、超オススメです!!
伊勢鮨過去5回の訪問レポートはこの下のオススメ店リンクのさらに下に時系列に全部ありますので併せてどうぞ!!
北海道寿司店情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?
伊勢鮨 5回目の訪問レポート 2018年11月
北海道小樽市の小樽駅からすぐのところにある「伊勢鮨」というお寿司屋さんに行ってきたのでご紹介。
この伊勢鮨に最初に行ったのは2006年のこと。
当時の僕はまだブログを始めておらず、ランチでちらし寿司を食べて感激して帰ったことを、今でも憶えている。
その後ブロガーとして独立して8年ぶりに再訪したのが2014年で、それ以来5回の北海道訪問で5回続けて訪問している、大好きなお店だ。
今回は3回目となる夜の訪問を楽しみにしていた。
さっそく紹介しよう。
小樽 伊勢鮨 訪問レポート 〜 ミシュラン一つ星獲得の小樽ナンバーワン寿司店は地物を織り交ぜた世界観が圧倒的!! [北海道グルメ]
利用日と利用シーン
2018年11月24日(土)の夜に1名で利用。
夜は17時と19時の2開店制で、17時の回を予約していた。
お店の外観
▲ やってきました、小樽駅。
札幌からJRで40分弱ほど。
▲ 小樽駅構内もすっかりクリスマスモード。
▲ 小樽駅から徒歩7分で伊勢鮨に到着。
この佇まいからして素晴らしい。
小樽には観光客向けの寿司屋が集中しているエリアがあるのだが、この伊勢鮨はそのエリアからは大きく離れ、ポツンと一軒だけある。
店内の様子
▲ 伊勢鮨にはカウンターが2つある。
1回目のランチ訪問のときだけ、大将がいる第1カウンターで、2回目から5回目までは4回続けて、二番手の中村さんが立つ、第2カウンター(写真)。
僕はすっかり中村さんのファンなので、第2カウンターでむしろ嬉しい。
▲ 箸袋がそのまま箸置きになる面白いデザイン。
この日のナンバーワン!!これが美味かった!!
▲ 最後に追加で握ってもらったニシンが繊細でまろやかで抜群だった!
上に乗っているのは三升漬。
東京では食べられない地元の味に悶絶!!
当日の様子
▲ 今回も中村さんの前に陣取ってビールで乾杯。
グラスに店名が入っていて素敵。
▲ お通し。左が海苔の佃煮、右がタコ。
毎回感激するのだが、この海苔の佃煮がめちゃくちゃ美味いのよ。
スタートから毎回これでやられて、すごくワクワクするのだ。
▲ 伊勢鮨は、お任せコースは要予約であることはあるのだが、ちょっと懐石コース寄りでお寿司のフルコースという感じではない(握り5貫しか付かないし)。
なので毎回中村さんにお願いして、つまみをお任せで4つくらい出してもらいつつ、適宜お任せ、という感じにしている。
まずはサロマ湖のカキ。
しっとりじんわり美味い。
▲ 続いてはマツカワガレイの和え物。
コリッとした歯ごたえと糀の香りが絶妙。
▲ 冷酒をお任せで。
北海道は江別の「瑞穂のしずく」。
▲ 続いてはニシンの酢漬け。
ふわっとした香りに胡麻の香ばしさのハーモニーが良い。
▲ さらには毛ガニと蒸しウニのコラボ。
これも伊勢鮨ならでは。
▲ こちらも北海道のお酒。吟風国稀 純米。
▲ そしてやってきました、あん肝。
ぷるんとした食感が本州のあん肝とはまったく別物。
めちゃくちゃ美味い。
▲ 何か焼物を、というお願いをしたところ、中村さん推薦だったのが本シシャモ(柳葉魚)。
これも北海道ならでは。
柔らしくて滋味豊かで素晴らしい。
▲ ここから握りへ。10貫のお任せで。
まずはソイの昆布締め。
ソイも北海道ならではのお魚。
▲ 上川大雪の特別純米。
▲ 中トロ。中に大トロがはさみこんである珍しいスタイル。
▲ サバは醤油漬けで。
これも抜群に美味い。
▲ 北海道で海老と言えばボタン海老。
ねっとりした旨味が堪らない。
▲ 白ミル貝は柔らかく、そして甘い。
▲ メモを取り忘れた。ヒラメかな?
▲ 煮カキ。旨味がいっぱい。
▲ これも北海道。イクラ。
▲ ここの海苔のお味噌汁は絶品。
▲ これも伊勢鮨名物、コマイの軍艦。
▲ そしてエゾバフンウニ。
美味い。本当に美味い。
▲ こちらはサービスとのことで、手巻きのマグロの漬け。
ここで一通りなのだが、ちょっと追加。
▲ 冒頭で紹介したニシン。本当に素晴らしい。
▲ そしてかんぴょう巻きでフィニッシュ。
いやあ大満足だ。
スタッフの対応
この日もとても丁寧かつ親切にご対応いただき感謝。
お会計
11,010円(税込)。
この金額は本当にビックリのリーズナブルさ。
この日のまとめ
サラリーマン時代から、唯一6回の北海道で6回連続訪問している伊勢鮨。
今回も心から満足。
ミシュラン一つ星獲得で人気もアップしているが、札幌の名店とくらべても引けを取らない。
そして価格はめちゃくちゃリーズナブルなのだから、人気も出ようというもの。
今回も行けて良かった。
小樽伊勢鮨、最高です!!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。