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iPhoneの “連絡先” を自分専用のレストラン・ガイドブックにする方法 [iPhone] [Mac] [Restaurant]

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レストランや居酒屋を探すのは、時として楽しいが、時として面倒だ。

友達同士、男二人なら予約もせずにぶらぶら歩きながらお店を見つけるのもいいだろう。だが、大人数になったり、初めてお会いする相手との会食の時、そしてスペシャルな相手とのデートの時などは、やはりお店は予約しておきたいものだ。

時間がある時なら未知のお店をのんびり探せばいいが、急いでいる時に、過去に自分が行ったことのあるお店から候補を上げてサクッとオフラインで選べたら便利だ。

iPhoneの連絡先への登録をちょっと工夫するだけで、自分のiPhoneがお気に入りレストランのデータベースになる。というと大げさだけど、ちょっとした小技として僕自身が便利に使っているので、ご紹介しよう。

やるべきことは実にシンプル。自分が利用したお店を片っ端からiPhoneの”連絡先”に登録しておくのだ。

僕はiPhoneの連絡先をiPad、Macのアドレスブック、MobileMeのコンタクト、Googleコンタクトと同期させてるので、いつでもどこからでも追加したり変更したりすれば全てに反映されて便利。

そして、お店情報を登録する時の最大のポイントは、お店の名前の前に場所を入力することだ。

例えば「豚組しゃぶ庵」を入力する場合は、「姓」の欄に「六本木 豚組しゃぶ庵」と入れ、姓のフリガナ欄も「ろっぽんぎ ぶたぐみしゃぶあん」とする(会社名登録にすると順番がおかしくなるので僕はお店も個人で登録している)。

店舗数が少ないと大した効果がないが、数が増えて50や100店舗になってくると、地名で検索ができるようになる。

たとえば、新宿で来週5〜6人で飲みたいが、居酒屋でどんなところがあったっけ?というような時に、iPhoneの連絡先を立ち上げて「しんじゅく」で検索すると、新宿にある、自分が行ったことがあるお店が一覧表示されるのだ。

冒頭にも書いた通り、時間や心に余裕がある時は新規開拓すればいい。行ったことがあるお店はとりあえず料理もサービスも水準が分かっていて安心なので、ちゃちゃっと決めたい時はすごく便利。

 

 

こちらが僕が六本木で検索した画面。「新宿」や「渋谷」など、場所が決まっていてお店を探したい時に便利。Spotlight検索でもバッチリひっかかる。ふりがなを入れておくといちいち漢字変換しなくても出てくる。

ちなみにこのカッコいい連絡先アプリは大好きなGRContactGRContact。カッコいいよね。

入力の際には他にもコツが3つある。以下の3つの情報を確実に入力することだ。

 

  • 住所
  • 電話番号
  • WebのURLをできるだけたくさん

 

 

これは実際に使ってみれば分かることだが、上記3つの情報はiPhoneでとても役立つ。予約の確認や当日遅れるなんて時には電話をかけたいし、相手に場所を連絡したり、移動中に場所が分からなくなった時には住所が入っていれば、マップとGPSで経路が分かる。

 

 

そしてWeb情報には、お店のホームページや食べログ、ぐるなびなどを登録する。僕みたいに自分でブログを書いている人は、そのお店について書いたエントリーを登録しておくとすごく便利。

 

 

MacにもGoogleにも情報が同期されているので、いつでもどこでも確認できる。iPadだってもちろん!上はMacのアドレスブックからブラウズした画面。

特に自分の言葉で書いたブログ・エントリーは、ちょっと読み返せばすぐにどんなお店だったか記憶が蘇るって良い。そしてぐるなびやHot Pepperなどは割引クーポンを発行している場合があるので、登録しておいて損はない。お店選びをする際に情報は少ないよりも多い方が良いので、手間を惜しまずどんどん登録しよう。

あとは、メモ欄にジャンルや定休日などを書いておくと検索で引っかかるので便利。「イタリアン」「フレンチ」「居酒屋」などを入力しておくと、地名ではなくジャンルで横串検索もできるし、日曜日など定休が多い日には、「日曜」で検索すると、「日曜休業」「日曜営業」などでヒットする。

あと、顔写真欄にはお店のロゴや店頭・メインの料理写真などを入れておくと視認性が高まってすぐに見つけられるようになる。

といったところだろうか。

お店探しの際に、情報は意外と検索することはしていて、ぐるなびや食べログでお店を見つけても付箋紙に電話番号だけを書いて、予約をしておしまい、みたいになっていることが多かったのだが、この方法を始めてからお店選びがとても楽になり、しかも充実してきた。

探している最中に連絡先に登録するのは面倒なので、僕は検索結果をがしがしInstapaperにクリップしておいて、後から連絡先に入力するようにしている。

ちょっと一手間かかるが、ポケットの中に自分専用のレストラン・ガイドブックが入っているって、ちょっと素敵だよね(^-^)。

お試しあれ!

 

 

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