休日に「ちょっとフレンチ食べたいね」という話になった。ランチで気軽にというお店がパッと思い付かず、あれこれ検索して、初めてのお店にチャレンジしてみることにした。
お店は池袋西口の「ル・レガル・トワ」(Le reqale-toi)。
家からだと小石川方面か池袋方面が一番近いのだが、今回は敢えて池袋にしてみた。
小石川の方がこ洒落たフレンチは多そうだが、池袋についてはまったくノーマークだったので、どんなものかと試してみたかったのだ。
さっそく紹介しよう。
ル・レガル・トワ 池袋でカジュアルにフレンチ・ランチを [東京グルメ]
場所は池袋西口から立教大方面に5分ほどいった細い路地。ごみごみしている一帯で、あまりフランス料理屋さんがある場所っぽくない(^_^;)。お店の看板もかなりカジュアルな感じ。ビストロ的なお店なんだな。階段を登って2階へ。
店内は比較的落ち着いた感じだが、音楽がラテン系でちょっと違和感。
年配の女性のグループのお客さんでかなり賑わっていた。
ランチメニューは1,500円のお手軽コースと2,500円の堪能コース。
僕らは堪能コースに。
お料理はプリフィクスで、何種類かの中からチョイスする形。
アミューズに続いてパテ・ド・カンパーニュ登場。
僕はこのパテ・ド・カンパーニュという食べ物が滅法好きでメニューにあると必ず注文してしまう。
とてもオーソドックスなパテで、しっかりしていて美味しかった。
量は多過ぎる、ということはないが、一皿のボリュームとしては結構多いほうだろう。
続いてカボチャの冷製ポタージュ。
飲み物はスパークリング・ワインをグラスでもらいたかったのだが扱いがなく、白ワインをグラスで頂きつつ。
このポタージュも奇をてらわずストレートに投げてくる感じ。悪くないが、特徴も弱いかな?
そしてメインのスズキのポワレ。濃厚なソースがスズキの淡泊な身に良く馴染んで美味い。
青ネギが振ってあるのも新鮮だ。ソースに絡めて食べると良い。
そして最後にデザート。
ブラン・マンジェとベリーのケーキ(だったっけ?)の盛り合わせ。それにコーヒー。
ブランマンジェは繊細な口どけが良い。これ好きだなー。
そしてコーヒーを頂いておなかいっぱい。満足。
さて、お料理は上述した感じでオーソドックスでまあまあだったのだが、食事中に幾つか気になる点があった。
まず、料理が出てくる間隔がとても長いこと。最初は団体さん対応のせいかと思ったが、団体さんがコーヒーになってもスピードアップしなかったので、ちょっと気になった。
次に、お酒とお料理に異物混入が2回あったこと。ワインに小さな羽虫が入っていたのと、パテにサランラップの端が紛れ込んでいた。一回だったら良いのだが、二回続くと食欲が落ちてくる。
僕はあまりこの手のことで騒がない方だが、気にする人には致命的な手落ちとなるので、注意した方がいいと思う。
最後に、店員さんの人数が足りていないのか、注文を忘れること2回。ワインのお代わりとお水。
これも一回なら仕方がないと思えるのだが、一度の食事で二度続くとガッカリ度が上がってしまう。
接客はカジュアルだが問題はないレベルだし、コスト・パフォーマンスも悪くない。
ちょっとした心遣いや注意が行き届くと、さらに素晴らしいお店になるのではないかと思う。
ル・レガル・トワ お店情報
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。