昨年12月から受講スタートした、5ヶ月間に渡る連続講座、42期東京CCLのすべてのカリキュラムが修了した。
CCLプログラムとは?
CCLとは、Corporate Communication Leaderの略。直訳すれば、「企業におけるコミュニケーションのリーダー」ということになる。
主催はコミュニケーションエナジー株式会社である。
同社のサイトから、講座の概要を引用しよう。
CCL(コーポレートコミュニケーションリーダー)プログラムとは、経営者、経営幹部の皆様が自ら社員の研修を行う実践力を養成して、企業内研修(OJD)文化の定着を図るプログラムです。
OJDを活用することにより、社内のコミュニケーションの絶対量を増やし、社員全体で意見を出し合いながら、自社のビジョンの形成、浸透を促進します。
全5講、4ヶ月間の研修を通して、企業の生産性の向上、高い業績を上げることのできる「最強の組織」を作り出すプログラムとなっています。
CCLは、体験型、アウトプット中心の実践的な内容で、毎講ごとにプレゼンテーションをおこないます。
また、適宜ワークを取り入れながら、そこで体験した内容を意味づけることにより、人財育成や組織に対して、深い気づきを得ることができます。
要するに、企業経営者、経営幹部向けの、「企業内研修(OJD)」文化を定着させ、「最強の組織」を作り出すプログラム、ということだ。
講座は全5講で、それぞれが2日間で構成されるので、合計10日間になる。
さらに各講の間に課題があるため、12月に第1講がスタートしてから、5月に第5講が終わるまで、ずっと学び続けている感覚になる。
受講費は一人だと25万8,000円。同一企業から2名参加だと割引があり、一人あたり23万3,000円になる。
僕らは夫婦2名で申し込んだ。
僕がCCLプログラムに申し込んだ理由
僕がCCLプログラムという講座の存在を初めて知ったのは、2年前の夏のことだった。
一昨年の7月から11月まで、僕は岡部明美さん主催の「7期 LPL養成講座」を受講していた。
LPL養成講座には、多くの企業経営者や経営幹部の方達が集っていたのだが、LPL養成講座受講生の多くの方が、CCLを受講済みだったり、受講しているところだったりしたのだ。
そして、CCLを受講した方たちが口を揃えて、「LPLを受けたなら、CCLも受けたほうがいい」とアドバイスしてくれたのだ。
そして、その方たちは必ずここ言い添えたのだ。
「講師の湯ノ口弘二さんがとにかく素晴らしい。湯ノ口さんのBeingに触れるためだけでも受講する価値がある」と。
僕にCCL受講を薦めてくれた皆さんも、会社経営者として、そして一人の人間として、素晴らしい方ばかりだった。
そしてWebでCCLプログラムのことを調べた結果、講座カリキュラム的にも、僕たちに非常に役立つものだろうと確信した。
僕らの会社には社員はいないが、僕たちには僕たちの講座があり、セミナーがあり、イベントがある。
研修プログラム構築の技法は、きっとそれらに役立つだろう。
そう確信して受講することになった。
夫婦同時受講を決意
今回僕たちは、夫婦で同時に42期CCLプログラムを受講した。
僕たちは、人生の本質を学べる重要な講座については、二人で動じ受講するようにしている。
もちろんお互いの興味の範囲はずれるので、単独受講のケースももちろんあるが、重要な講座は一緒に受けたいと考えている。
なぜか。
それは、二人が持つ情報のレベルをできるだけ揃えておきたいからだ。
僕たちは仲の良い夫婦であると同時に、株式会社ツナゲルの共同経営者である。
そして、僕たちは二人で合同の講座をいくつも持っている。
二人が同時に同じ講座を受けることで、自分たちがこれから開発していくコンテンツについての基本的なスタンスや考え方を揃えておきたい。
同じ講座を受けて同じ学びを経験すれば、お互いのインプットレベルを揃えていくことができる。
僕たちはどちらかが「この本すごくいいよ!」と言ったら、相手もなるべく同じ本を読むようにしている。
同じ講座を受けるのも、同じ本を読むのと同じ考え方だ。
僕たちは7期LPL養成講座をはじめ、いくつもの講座を一緒に受講してきた。
CCLプログラムも、二人で受講したわけだが、それが非常に良い結果をもたらしたと感じている。
CCLプログラムを受講して
講師湯ノ口弘二さんの教えが本当に素晴らしかった!
2014年12月からスタートした42期東京CCLプログラム。
20名強の受講生たちとの学びとなった。
講座を通して言えることは、メイン講師であり、コミュニケーションエナジー社社長である、湯ノ口弘二さんの教えが、とにかく素晴らしいということ。
湯ノ口さんの語る言葉には、幾つもの「人生の本質」「成功法則」が含まれていた。
圧倒的なステートの高さを感じさせる湯ノ口さんの言葉を聴いているだけで、自分の中の固定観念がどんどん外れ、自分のステートも上がっていくことを感じた。
毎回時間があっという間にすぎる。
そんな5ヵ月間だった。
「あり方」と「やり方」を学べる講座
CCLプログラムは、冒頭に書いたとおり、企業経営者や経営幹部が、企業内研修を行えるようになるための連続講座だ。
受講生は全員がプログラムに従って、自己紹介プレゼンを作るところからはじまり、最終講では、各グループごとに、独自の1時間研修プログラムを作って全員の前で発表することになる。
ただ、CCLが素晴らしいのは、湯ノ口さんは、研修プログラムの「作り方」だけを教えるのではない、ということだ。
湯ノ口さんの講義のメインパートは、「人間としての在り方」に関する部分が非常に多い。
うまく行く組織の原則論、成功する人の法則、人間関係を良好にするための鉄則などの、「本質論」に重点が置かれている。
この本質論の講義が、本当に素晴らしいのだ。
ボロボロと目からウロコが落ち続けていくような感覚に襲われる。
毎回必死でメモを取り続け、そのメモを見返すだけで、再びウロコが落ちる。
そんな講座なのだ。
もちろん、企業内研修の作り方自体も学べるのだが、企業内研修をやるだけなら、講座に「エニアグラム」や「NLP」などが入る必要はない。
「企業内研修」はあくまでも「最強の組織を作るための手段」にすぎないと僕は感じた。
CCLプログラムとは、「最強のリーダーを育てるための、本質の学び講座」というのが、全講座を受講し終えた、僕がいま感じていることだ。
LPLとCCLを両方受講することで得られる爆発的な相乗効果
冒頭に書いたとおり、僕は岡部明美さんのLPL養成講座を修了している。
LPL養成講座については、こちらのエントリーを参照してください。
岡部明美 7期 LPL養成講座 総括 — 学んだこと 得たもの そして僕に訪れた劇的な変化 | No Second Life
そして、LPL養成講座を受講した多くのリーダーたちは、CCLも併せて受講している。
LPLとCCLは提携しているわけでもないし、まったく講座としては別のもので、それぞれ独立した存在だ。
でも、LPLとCCLは、かなり相性が良い、補完関係にあるという印象を受ける。
LPLはもともとはセラピスト養成講座だったこともあり、人間の過去に焦点を当てて自分の内面を見ていく講座だ。
LPLで過去の自分と向き合い、自分を癒し昇華され、自己否定を解放した状態でビジョンを描く。
その状態でCCLを受講することで、「自己否定がない状態で人間の本質と成功法則を学ぶことができる」のだ。
この相乗効果は非常に大きいと個人的には感じている。
LPLを受けたならCCLも受けたほうがいいし、CCLを受けたなら、LPLを受けるといい。
それぞれの講座が、もういっぽうの講座で学んだ内容を補完し合い、効果を大きく高めてくれる。
僕はそう感じている。
CCLプログラムを受けて僕はどう変わったか
定期的に訪れる深刻な「燃え尽き」を何とかしたい
42期東京CCLプログラムの第1講がスタートした2014年12月、僕はかなり深刻な燃え尽き状態にあった。
11月末に6冊目の本が出て、人間の中身が空っぽになってしまったような、もう何もできないような心持ちだった。
そして、僕に訪れる燃え尽きは、このときが初めてではなく、定期的にやってくる、やっかいなものだった。
「なぜ定期的に燃え尽きてしまうのか」
「なぜ頑張っているのに燃え尽きが来るのか」
僕はこの問いを解決するべく、CCLプログラムに参加したのだ。
本質を学ぶことで思考が変わり、やがて「観念」が書き変わる
42期CCLの第1講が開催されたのが、2014年12月4日と5日の2日間。
そしてその二週間後に、僕にとって革命的な、大きな転換が突然やってきた。
その転換については、以下のブログ記事2つに書いているので、こちらをご覧ください。
大いなる気づき:崖を登るときには上を向こう 下を向いて登ることはできない | No Second Life
そして、その後も、今年1月から2月にかけて、3回〜4回の、大きな、人生を変えるような気づきを立て続けに得た。
この大きな変化は、僕が2007年に最初に「人生を大きく変えたい」と願った日からスタートした僕の自己実現の、大きな転換点となった。
僕は自分の仕事を変え、ライフスタイルを変え、住む場所を変え、付き合う人を変えてきた。
しかし、僕の中の「観念」は、旧来の、「自分は思うようには生きられない」から書き変わっていなかった。
それが、12月から2月にかけての、4〜5回の大転換の連続によって、完全に書き変わった。
僕は自分の観念を「ない」から「ある」に転換させることに成功したのだ。
これは、LPLとCCLによる学びによって得られた、ある種の「悟り」の境地なのだと感じている。
あけみちゃんと湯ノ口さんからの学びがなければ、僕は絶対にこの境地に辿り着くことはできなかったと断言できる。
それぐらいお二人の講座は深く、豊かで、そして人間の本質に切り込むものなのだ。
大転換後も、今週修了した第5講まで、本当に深い学びの連続だった。
僕はサラリーマンをやりながら、吉越浩一郎さん、勝間和代さん、本田直之さんらから「やり方」を学び、独立を掴み取った。
そして、さらに多くのことを学び続け、あけみちゃん、湯ノ口さん、それに心屋仁之助さんらから「あり方」を学び、本当の意味の「自由」と「豊かさ」を自分の中に見出すことができた。
「やり方」と「あり方」を両方学び、自分の中で統合していくこと。
そのことの大切さを知った5ヵ月間だった。
まとめ:本質の学びは続く
今月でCCLプログラムの学びは修了したが、学びの旅は続いていく。
来月、2015年5月からは、僕は9期LPL養成講座を再受講することになっている。
さらに、10月からは、CCLの上位プログラムである「CCLエクセレント」を、さらに来年2月からは、CCLの最上位講座「CCL MT(マスタリートレーニング)」を受講する。
僕は、自慢にもならないが、「会社を辞めて独立したい」と願うまで、「自己投資」にまったくお金を使ってこなかった。
自分が学ぶための講座に、何十万円ものお金をつぎ込むなんて信じられなかったし、そういう人は「宗教か宇宙人」だと思っていた。
でも、自己投資して自ら学ぶことを知り、僕は大きく変わった。
本質の学びは、さすがにネット上に無料で転がっているものではない、というのが実感だ。
自分の本質を高めたいなら、高い場所にいる人から学ばせてもらう。
それが結局一番早いし効果的なのだと思う。
今回受講したCCLプログラムには、22歳の女性が参加していて、同じグループになった。
自分を高めるために、自腹を切って26万円払って研修に参加する22歳がいることに、僕は衝撃を受けた。
僕も彼女に負けずに、ますます自己研鑽していこうと誓ったのであった。
そして、これからの書籍、ブログ、セミナー、講座などに、僕たち夫婦が得た学びをどんどん反映していこうと思う。
学んだことを皆さんにシェアする。
それが僕のコンテンツの基本構造だ。
これからも学び続け、進化し続ける。
そのためのCCLプログラム、本当に素晴らしかった。
講師の湯ノ口さん、松村さん、今井さん。コーディネーターの辻本さんはじめ、コミュニケーションエナジーの皆さま、リソースリーダーの皆さん、そしてともに学んだ受講生の皆さん、本当にありがとうございました!
これからも共に輝き、全員が「最強のリーダー」になり、「最強の組織」を作り上げていきましょう!!
CCLプログラムのチェックはこちらから!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。