あけみちゃんこと、岡部明美さんの9期 LPL養成講座、第5講が開催され、2日間受講してきた。
5月からスタートした9期LPL養成講座も早くも全7回のうち5回目と、折り返しをすぎた。
受講前に予想していた以上に深い自己探求の世界に踏み込んでいる感が半端ない。
第5講のテーマは「第4チャクラ」、ハートチャクラである。
ただ事では終わらなさそうな雰囲気ありありだったが、予想どおり凄いことになった。
さっそく紹介しよう。
9期 LPL養成講座 第5講を受講 魂の激震と心の共感がせめぎ合う胸突き八丁!こころよ開け!!
自主トレで開いてしまったパンドラの箱!ラスボス登場で大混乱
LPL養成講座では、講座と講座の間に受講生同士が集まってセッションの練習を積み重ねる「自主トレ」を開催する。
第4講と第5講の間の自主トレで、事件は起こった。
僕は今回のLPLでは、自己探求のテーマを二つ掲げていた。
一つは「お金の無駄づかいをなくしたい」ということ。
そしてもう一つは「会社はイヤ」というビリーフをなんとかしたい、この二つ。
横浜で開催された自主トレで、Yちゃんという若い女性受講生にカウンセラー役になってもらい、僕がクライアントになって自主トレを開催した。
このときは「お金の無駄づかい」について深めていくことにした。
前講までと自主トレで、かなり自己探求が進み、いろいろな過去の断片が繋がり始めていたのだが、この日、決定的なことが分かってしまった。
自分が無駄にお金を遣ってしまうのは、大学時代の失恋がキッカケだったことが分かったのだ。
あまりにも辛いできごとだったため、自分で自分の記憶を封印して、「なかったこと」「解決済み」とラベルを貼って、蓋をしてしまっていたのだ。
この件について詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
とにかく、このパンドラの箱が開いたことは大きかった。
僕の精神構造の全容解明が大きく進んだことは間違いないのだが、この日からしばらくはとにかく辛くて辛くて、非常にしんどかった。
失恋した当時の記憶が、そのままのリアリティーで出てきてしまい、全身を包む状態になる。
自己否定の塊のような状態がやってきて、「お前はダメだ」「お前はダメだ」「お前はダメだ」と呼びかけてくる。
こんなしんどい日々は久し振りで、僕は結構舞ってしまった。
失恋と仕事のトラウマは繋がっていた!過去の全容解明か?
第5講の前にもう一度自主トレの機会があり、そのときは先輩男性のSさんがカウンセラーになってくださった。
この日はテーマを「会社ビリーフ」に変えてセッションをしてもらった。
ところが、前職で業績が大変だったときの苦しさ、辛さについて話をしていると、苦しさの質が、失恋したときの苦しさにすごく似ていることに気づいた。
そのことをSさんに伝え、そこを深堀りしていったところ、なんと、この二つは同じ根を持つ一つの問題だったことが分かった。
大学時代の激しい失恋の傷を引き摺ったまま僕は社会人になり、そして出世して上司になった。
もともと強い人間不信(=自己不信)を持っている状態でマネジメントをしたので、最初から部下を信じていないし、自分も信じていない。
そんな状態で良いマネジメントなんかできるわけがないのだ。
そしてSさんとのセッションで出てきた究極のコアビリーフは、この言葉。
「誰もお前を愛する者などいない」
Sさんにこの声がけをしてもらうと、心の一番深い場所にまで、ビシバシとこの言葉が響く、響く、響く。
そして、このキーワードで探求していったところ、僕の中の自己否定の歴史の全容が解明されたように感じた。
幼児期の引っ越しによる別離による痛み → 小学校時代の親の離婚 → 大学時代の失恋 → 会社でのマネジメントの痛み
間に細かい事件はいくつかあるのだが、これが僕の自己否定の大きな流れで、すべては一つに繋がっていることが分かった。
あとは、胎児の時期のビリーフなどもあるようなのだが、僕は個人的に引っ越し前の幼児期はとても幸せな記憶しかないので、ここは掘らなくてもいいような気がしている。
LPL本講で魂を激しく揺さぶられる
というわけで、自主トレでかなり自分のビリーフの全容が解明された状態で臨んだ第5講。
第5講のテーマは第4チャクラ、ハートチャクラだ。
人類はまだ第3チャクラまでしか開いていないと言われており、その結果世界中で自我と自我がぶつかり、戦争が起きている。
人類が第4チャクラ、愛のチャクラを開くことができるかが、21世紀のチャレンジなのだとあけみちゃんは説く。
講義を聞きながら、そして実習をしながら、自分にとって「自我を超えて愛に生きる」とは、どんなことなのだろう。
僕はそんなことを感じていた。
愛のチャクラの実践に関するさまざまなワークや実習を通じ、受講生の多くは魂を揺さぶられ、号泣する人も出ていた。
第4講までも深かったが、今回の第5講は、心の奥深く、一番深いところにまで響き、魂が揺さぶられる2日間だった。
「おかえしワーク」で父親がまさかの和解拒否!さあここからどうなる?
第5講2日目の夕方、最後のワークとして、「おかえしワーク」があり、僕は立候補して子供役になった。
あけみちゃんから、「アダルト・チルドレン(AC)の人」と呼ばれ、グループで僕が一番のAC野郎だったのだ(笑)。
「おかえしワーク」とは、ACの僕が子供の頃の自分になって、父、母役の受講生に、本来親が担うべき役割を子供が背負い込んでいたものを、親に「おかえし」するワークだ。
僕が指名した受講生が父、母役を担当してくれたのだが、ここで予想しない事件が起きた。
僕が父役に指名した方が、子供の僕との和解を拒否したのだ。これは想定外!
子供役の僕が父に近づこうとすると、父は僕から離れていく。
ひざまずいた僕が父を見上げても、父は完全にそっぽを向いた状態で、完全シャットアウトである。
そして父役のTくんの口から出る言葉は、まさに僕が一番言われたくないであろう、以下の言葉だった。
「面倒くせえなぁ」「興味ないんだ」「こっち来ないでくれ」など(Tくんの名誉のため言っておきますが、この言葉はTくんの個人的な言葉ではなく、「父」としての言葉です)。
実は僕は10年ほど前に、完全に音信不通だった父に会いに行ったことがある。
僕としてはそこから「一緒に酒でも飲みつつ、いろんな話ができたらいいな」というイメージを持って会いに行ったのだが、結果、父はあまり喜んでくれなかった。
母と離婚したあと父は別の女性と再婚し、その人との生活をとても大切にしている様子だった。
食事でもしようと電話をしたときも、「奥さんがイヤがるといけないから電話はしてくるな」「手紙を書くときは偽名を使ってくれ」などと言われ、僕はガッカリしたことを良く憶えている。
僕と父の関係はそのまま止まってしまっている。
もちろんこの「おかえしワーク」を一緒に担当してくれたメンバーは、父親役のTくん含め、誰もそんな事実は知らない。
それでもこうして出てきてしまう。
人間の潜在意識というのは、すごい力を持っている。
というわけで、おかえしワークで、本当はどっさりおかえしするはずだった父への「おかえし」ができないままセッションは終了。
ただ、母にはいろいろおかえしできて良かったように思う。
父との関係性については、ここからまだまだあるな〜、という予感とともに第5講は終了した。
第5講が終わって10日、霧が晴れるように視界がクリアになってきた!
第5講が終わって10日が経った。
講座が終わって数日間は心身ともにとても調子が悪く、とてもこのレポートを書く気になれなかった。
しかし、今週に入ったくらいから、身体は風邪で調子が悪かったが、心がどんどんクリアになっていくのを感じるようになった。
そして今日、久し振りに体温が平熱に戻り、そして心か澄み渡り、自分は「なんでもできる」「どんなことでもできる」という強い自己肯定感が湧き上がってくるのを感じた。
それとともに、こうしてブロガーとして、好き勝手なことをやって、それで夫婦で六本木に住み、多くの方達に応援されて生きている自分が、本当に幸せで恵まれていると実感した。
いままでも頭ではそれは考えることはあったが、今日は心の底に染み渡るような感謝が湧き上がってきた。
乱気流を抜け、視界がクリアになった感覚がある。
そしてロケットにブースターがつき、どこまででも飛んでいけるような幸福感がある。
もちろん自己探求は一生終わらない悟りの道だということは分かっている。
でも、一番厳しい胸突き八丁は、もしかしたら抜けたのかもしれない。
こんなに幸せで満たされた感覚に包まれたのは、4歳まで住んでいた浜田山の父方の実家にいたとき以来かもしれない。
あのときの僕は本当に幸せだった。
そして僕はいま、あのときと同じか、それ以上に幸せを実感している。
まとめ
セラピストである僕の奥さん、彩ちゃんが、おかえしワークの続きを夫婦セッションでやってくれると申し出てくれた。
予定どおりなら、明日の午後にセッションしてもらうつもり。
それによって僕の中でまた何かが大きく変わるだろう。
いまからとても楽しみだ。
そして、9期LPL養成講座も残すところあと6講と7講で終わりとなる。
第6講はいよいよビジョン・ミッションがテーマになる。
講座までに自分の視界をよりクリアにして、挑みたい。
楽しみだ。
岡部明美さんのご本はこちらからチェック!
9期LPL養成講座の記事はこちらからもどうぞ!深いよ〜!!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。