香川県観音寺市豊浜町箕浦にある、「上戸(じょうと)」というセルフうどん屋さんのご紹介。
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「長田 in 香の香」でうどんツアーをスタートさせた我々は、続いては香川県の西の端、箕浦へと向かった。
瀬戸内海沿いの海沿いを走る国道をひたすら西へと向かい、やってきたのが一龍さんイチ押しのお店、「上戸 西端手打ち」だ。
さっそく紹介しよう。
上戸(じょうと)西端手打ち — 箕浦は香川の西の端!海しか見えないセルフうどん店の美味さに悶絶す!! [2015年10月 香川旅行記 その20]
▲ やってきました、「上戸」。「うえと」ではなく「じょうと」と読む。
▲ 「燧(ひうち)のいりこは日本一」と書かれている。
東京に住んでいると、「いりこ」にあまり馴染がないが、香川のうどんは基本「いりこだし」である。
この一帯はいりこの名産地なのだそうだ。
▲ 11時ちょっと前に到着したが、たくさんの方が並んでいた。
そもそも、住宅もなにもない場所なので、皆さんこのうどんを食べるために、わざわざやってきているのだ。
▲ 駐車場からの景色。見事なお天気で、瀬戸内海は波もなく今日も美しい。
▲ お客さんの回転が早いので、のんびり瀬戸内海を眺めていれば、あっという間に入店の順番になる。
▲ ここ「上戸」はセルフうどん店である。
東京にはめったにセルフうどん店なんてないし、「セルフ」の意味も分からない。
今回はホストの一龍さんにやり方を事前に教えてもらったが、それでもオロオロしてしまう。
上の写真のように、お客さんが自分でうどんを湯通しして、だしを注いでいくのだ。
▲ うどんを注文すると、このようにどんぶりに入った状態のうどんが出てくる。
これ、恐らく下茹でされているのだと思うんだけど、これをお湯が張られた水槽で湯通しするのだ。
▲ こんな感じで湯通し中。
「茹でる」というほど長い時間はやらず、10〜15秒程度お湯にくぐらせる感じ。
▲ 続いては大きなタンクの蛇口をひねって、だしを丼に注ぐ。
いりこだしの素晴らしい香りが立ち上る。
▲ そのまま右端のお会計のところに移動して、欲しい人は天ぷらなどのトッピングを載せてお会計を済ます。
かけうどんの小1玉に、しめじの天ぷらを追加して320円。信じられない安さだ。
▲ こちらが完成品。
ちなみに、写真左側の、ちょっと色が濃い天ぷらは、隠し技の「いりこの天ぷら」。
こちらはカウンターテーブルの下にそっと置いてあり、無料。
ただ、これを無料で食べる人は、マナーとして100円の天ぷらをトッピングするのだと、一龍さんが教えてくれた。
このいりこの天ぷらが抜群に美味いのだ!
▲ 黄金色のいりこだしがめちゃくちゃ豊かな風味で凄い。
そしてうどんのこしも抜群で、モチモチ感も素晴らしい。
いりこの天ぷらの旨みも出て、全体のハーモニーが凄い!
いやあ、ここは美味い!抜群に美味い!
臨時休業に注意!
こんなに安くて美味しい「上戸」だが、大将が体調を崩しがちで、臨時休業が多い。
お店のTwitterに臨時休業が告知されるので、こちらをチェック!
今日も臨時休業らしい(汗)。
上戸うどんです。夕方から体調が良くないので、日曜日から営業予定してますのでよろしくお願いします。
— 西端手打 上戸 (@joto_udon) 2015, 12月 11
まとめ
あと数分走れば隣の愛媛県に入る、まさに香川の西の端で営業を続ける「上戸」。 このうどんを食べるためだけに多くの人々がやって来るのも納得のハイ・クオリティ。 そして値段がビックリするほど安い。 回転率が高いからやっていけるのだろうが、破格の値付けに驚くばかり。 大将の体調が安定し続け、末長く繁盛して欲しい名店!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。