連載でお送りしている「立花はいかにして「好きなことだけして食っている人」になったのか?歴史を語ろう」、今日は第5回です。
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2008年12月、僕はブログをスタートさせました。
そしてそのときに、僕には一つの戦略がありました。
それこそが、僕がいまでもセミナーで必ず言う、あの言葉でした。
そして写真は2009年1月1日、当時暮らしていた大塚駅付近から昇る、2009年の初日の出です。
このときの僕は離婚直後で混乱しており、その混乱をブログを書くことで落ち着かせたいと願っていました。
周回遅れ人生からの大逆転のキーワードは「質より量より更新頻度!」高速更新でごぼう抜きを目指せ!! 〜 立花はいかにして「好きなことだけして食っている人」になったのか?歴史を語ろう 第5回
2008年12月8日に、僕はブログNo Second Lifeをスタートさせました。
当時の僕は、まったく無名の1サラリーマンで、105kgの肥満体、離婚したばかりで将来に夢も希望もなく、借金返済中でお金もまったくありませんでした。
そんな僕がブログに込めた想いは、「ブログを通じて人生を劇的に変える」ということでした。
当時、勝間和代さんや本田直之さんの本が大ブームになっていました。
調べてみると、勝間さんも本田さんも、僕と1歳しか年齢が変わらない、いわば同年代でした。
同世代なのに、彼女たちはあんなにキラキラと輝いて大活躍して、時代の先頭を牽引している。
いっぽうの僕はまったくの無名で、最後尾を走っている。
僕はブログを使って、最後尾から彼らに追いついていきたい。
僕はそう思いました。
そのときに仮説を立てたのが、「質より量より更新頻度」でした。
僕は当時知り合いのブロガーは一人もいなかったのですが、「多くのブロガーは1日1記事更新だろう」と思ったのです。
先輩ブロガーが1日1更新で、僕も1日1更新では、永遠に先輩たちに追いつけない。
早くからやっているブロガーや、勝間さんたちに1日も早く追いつくためには、3倍のスピードで更新しよう。
初心者だからどうせ下手くそなブログしか書けないだろうし、量も書けないだろうから、とにかく更新頻度で勝負しよう。
僕はそう決めました。
そして実践したのが、「1日3回更新」です。
普通の人が1日1回更新なら、僕は3倍のスピードで更新しよう。そうすれば、3倍のスピードで上達するし、3倍のスピードで人気も出るはず。
そう決めて、プロフィールのイラストを、アニメ「機動戦士ガンダム」のシャアにしました(シャアが乗るザクは3倍のスピードで動くので)。
たとえば、以下のページは2008年12月の、一番古い月別アーカイブです。
このページを見てもらうと分かるのですが、ブログをスタートした翌日、2008年12月9日だけで、4記事更新しています。
わずか3行くらいしかない記事もありますし、写真も画像も入っていませんが、それでも更新しています。
そして、次に古いアーカイブを見ても、12月10日以降も3記事、書けない日も2記事は書いています。
月別の記事数を見ると、12月は8日からスタートして65記事、2009年1月は97記事、2月は94記事、3月は97記事と推移していきます。
「初心者なんだから下手なのは当然だ。下手なんだから、たくさん書かないと上手くならない。だから書こう」という感じで考え、とにかく更新頻度を維持することを目指しました。
もちろん忙しくて書けない月も結構あったのですが、目標はあくまで「1日3記事更新」でした。
そして、多くのブログが「単一カテゴリー」に限定して書いていましたが、僕はそれはやりたくなかった。
自分が書きたいことは何でも書く「総合ブログ」が僕が目指したところでした。
更新頻度を高くして、総合ブログを目指す。
これが僕の戦略でした。
続く。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。