東麻布にある予約が取れないお寿司屋さん、「東麻布 天本」に行ってきたのでご紹介。
寿司中毒といっても過言ではないくらいお寿司が大好きな僕だが、心の中で自分が勝手に選ぶナンバーワンのお寿司屋さんを決めている。
もちろん日本中のお寿司屋さんすべてを巡ることはできないし、行ったことがない名店も山ほどなるので、本当に僕の個人的な好みのランキングだ。
先日まで僕にとっての日本一のお寿司屋さんは、北海道は札幌の「鮨一幸」だった。
それが、今回東麻布 天本に二度目の訪問をして、日本一が天本に入れ替わった。
前回も美味いと思ったが、今回はさらにパワーアップしていた。
前回の記事はこちら。
2018年1月16日の訪問。
さっそく紹介しよう。
東麻布 天本 〜 立花的 日本一の寿司店が移動!ネタとシャリと煮切りのインパクトに悶絶しっぱなし!! [東京寿司道]
▲ やってきました、東麻布 天本。
最寄り駅は都営大江戸線の赤羽橋駅、もしくは日比谷線の神谷町駅も利用できる。
いずれにしても、決して便利とはいえない場所に、ひっそりとお店はある。
▲ 入店前からワクワクしっぱなし。
この日は僕は急性腰痛のなかセミナーに登壇し、ヘロヘロの状態で何とか辿り着いた。
▲ 8席のカウンターはもちろん満席。
お任せコースは、福岡は糸島のもずく酢からスタート。
▲ 三重県桑名の白魚。
これが塩も醤油もいらない自然な甘みに満ちていて抜群に美味い!!
もうこの辺りからノックアウト気味。
▲ 越中のバイ貝。
大ぶりのバイ貝にたっぷり味が滲みていて絶妙だ。
▲ 一杯目はビールで、その後はグラスのスパークリングを。
▲ 東京湾金沢八景のヒラメ。
しっとりとして身がぎゅっと締まっていて素晴らしい。
▲ 佐賀県いろは島の岩牡蠣 一年もの。
すごく小ぶりな岩牡蛎だが、濃厚で旨味が凝縮されている。
ここまで小ぶりの岩牡蛎は初めて。
▲ 冷酒もお任せでどんどんいく。
▲ 子持ちヤリイカの煮付け。
しっとりとした甘みと旨味がぎゅーっと詰まっている。
こんなに美味しいヤリイカは初めて食べた。
▲ ここで握りが登場。
淡路島 3日寝かせた真鯛の昆布締め。
煮切りとシャリとネタのインパクトがバチっと決まってて凄い!!
ひと言でいうと、口の中に旨味と風味と質感がどどどっと押し寄せてくる感じ。
このインパクトは凄い!!
▲ サワラの漬け。
とろっとした風味がしっとりしつつも粒が立つシャリと抜群の相性。
▲ 茶わん蒸しで一息。
しじみの出汁の茶碗蒸し。上に掛かっているのはこのこ(ナマコ卵巣)。
▲ ノドグロの炙り。
これまた脂が華やかで、その脂が旨味たっぷりのシャリと混ざると、爆発的なインパクトを産み出す!!
美味い!!!
▲ 和歌山県 箕島のサバ。
シャリと煮切りのインパクトが凄いと思って、大将にそのことを話すと、実は煮切りはすごく抑えていて、ネタの旨味を引き出すようにしているとのこと。
それまたビックリ!!
口の中でのインパクトは、どのネタでもMAX状態。
なのに実は煮切りは抑え目にしているとは!!
▲ 羅臼の生白子。
もう悶絶。ただただ悶絶。
美味すぎる。
▲ 東京湾のスミイカ。
これまたしっとりして歯ごたえ抜群。
そして酢と煮切りとシャリのハーモニーが一際きわだつ。
▲ 自信に満ちた、でも物静かな大将。
▲ 北海道は余市のあん肝。
これまた悶絶。ひたすら悶絶。
美味すぎる。
▲ コハダも最高の完成度。
とにかくハーモニー、世界観が素晴らしい。
口の中に入れたときのインパクトが類を見ない。
▲ 大間の本マグロ、150kgものの中トロ。
これもすごいインパクト。
マグロの旨味、煮切りの深み、シャリと酢のバランス、温度管理、すべてが絶妙。
▲ 同じ中トロでも、こちらはサイズが小さいマグロで。
▲ 赤身の漬けも深い滋味が素晴らしい。
▲ 大トロでさらに悶絶。
▲ そしてビックリしたのがこちら、糸島のムラサキウニ。
すごく小粒のウニなのだが、めちゃくちゃ味が濃いのだ。
ここまで濃い味のウニは初めて食べた。
▲ 北寄貝は裏返して。
素晴らしい甘みにビックリ。
▲ そして天本名物、づけ台からはみ出す車エビ!
これも旨味がめちゃくちゃ濃厚!!
▲ 金目鯛の昆布締めも素晴らしい。
▲ いよいよクライマックス!
寒ブリ!!
腹身の一番濃いところ。
いやー参った!!素晴らしい。
▲ 穴子はしっとりパリッと。
▲ チーズケーキのようなしっとりした風味の玉子焼きで〆。
悶絶しっぱなしの3時間。素晴らしかった。
まとめ
9ヶ月ぶり二度目の訪問となったが、何もかもが最高で、腰の激痛を忘れて酔いしれた。
ネタも素晴らしいのだが、お米、お酢、そして煮切りが加わったときのハーモニー、インパクトが凄すぎる。
口の中でお寿司が弾けるようなインパクトは、他のお店では感じられない。
ひと言でいうと、全部のネタが、すごく味が濃く、歯ごたえも強く感じるのだ。
風味が際立っていて、味が強い。
それだけ良い素材を仕入れ、それらの素材を最大限レバレッジをかける仕事をしている、ということなのだろう。
お会計は二人で77,000円強と、麻布・六本木界隈のお寿司屋さんでは高めだが、これだけのお寿司を出してもらえれば大満足、納得の価格だ。
立花が選ぶ超私的ナンバーワンお寿司屋さん、2018年1月に、天本さんに冠が移動しました。
非常に予約が取りづらいお店なので、次にいつ行けるか不明だが、ぜひまた味わいに行きたい。
東麻布 天本、超オススメです!!
東麻布天本 お店情報
六本木をもっと知りたい人が読む本
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。