ブックレビュー2010年の34冊目の読了は本田直之さん著、「レバレッジ・リーディング」。
一日に少なくとも1冊、多い日は4冊の本を読み、年間400冊を読破するという著者が説く、ビジネス書多読による自己投資術。
納得である。多読の目的もその方法論もすごく分かりやすくリーズナブルだ。すごく良い。
読書は最高の自分への投資と言い切る著者の意見に僕は120パーセント同意する。
僕は本田氏のように年間400冊もまだ読めていないが、今年の目標は年間200冊である。
本には先達が苦労して確立したノウハウや知識・知恵が凝縮されて詰まっている。
これをわずか1,000円〜2,000円で手に入れられるのだから安いものだ。
また、同氏が強調する、「本を読む時間がないのではなく、本を読まないから時間がない」という意見にも全面的に賛成である。
本を読んで知識をつければつけるほど、時間の使い方も上手になり本から得られる価値も理解するためますます本を読むようになる。
そんな著書が自身のノウハウを惜しげもなく開示してくれたのが本書レバレッジ・リーディングである。
念のため書いておくが、この本は速読の本ではない。
実用書の中からいかに自分に必要な箇所を見つけ出し、要領良く読むか、そして読んで得た知識をいかに自分のものにするかに特化して説明されている。
いかにたくさんの本を読んでも、そこで得た知識を片端から忘れてしまっては何にもならない。
効率良く大量に得た知識をいかに整理して吸収するかのテクニックは、なるほどと納得する部分が多く、とても勉強になったし、是非真似してみたいと思わせるものだった。
2010年の3月までの3ヶ月で34冊の読了と、年間200冊を読破するためにはだいぶビハインドしてしまっていたのだが、本書のテクニックを活用することで、ここから追い上げられるのではないかと期待している。
楽しみだ!
「レバレッジ・リーディング」のチェックはこちらから!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。