福岡県柳川市にある「元祖本吉屋」といううなぎ屋さんに行ってきたのでご紹介しよう。
柳川は水郷で町内に堀が巡らされている。
そのため名物はうなぎで、市内にいくつものうなぎのお店がある。
僕は祖父が柳川出身でお墓があるため、だいたい年に一回くらいのペースで柳川に行き、毎回うなぎを食べている。
市内のうなぎ店の中でもこの元祖本吉屋は大変な老舗で、2018年時点で創業330年以上とのこと。
過去2回、2014年と2015年に訪問しているのだが、しばらく間があき、今回3回目の訪問となった。
さっそく紹介しよう。
元祖本吉屋 〜 福岡 柳川市の老舗うなぎ店は庭園が美しく 鰻もすばらしい!! [福岡グルメ]
行き方・アクセス
西鉄柳川駅から徒歩12分ほど。
お天気が良い日は絶好の散策ルート。
この日は生憎本降りの雨だったので、駅からタクシー利用。
利用日と利用シーン
2018年4月24日(火)のランチで利用。
午前10時30分から営業しているので早めの時間を狙うと空いていて良い。
観光地なので休日・観光シーズンなどは行列になることも多い。
この日は11時ごろに入店したので、一番良い窓際の席に入れた。
お店の外観
▲ 雨に濡れる元祖本吉屋の建物。
一部が茅葺き屋根になっていて、とにかく歴史を感じる。
▲ 新緑が美しい。
▲ 雨に濡れる石畳も素晴らしいね。
▲ 暖簾にかかるもみじの葉も青々としていて美しい。
▲ あいにくの雨模様だったが、これはこれで美しくて人が少なくて、お得だった気がする。
店内の様子
▲ 店内はいくつかの部屋に分かれていて、合計140席あるとのこと。
僕はいつも混雑する前の早い時間に来るので、この座敷に通されることが多い。
▲ 座敷の席の外は、美しい庭園。
▲ 新緑の時期は雨も良いね。
タバコ
嬉しい完全禁煙。
メニュー
▲ 定食が4種類あり、それ以外に単品がいろいろ。
▲ 持ち帰りメニューもある。
注文したもの
迷ったのだが、この日は「南風(はえ)定食」6,700円を注文。
白焼きが食べたかったので、白焼きと蒲焼きを両方単品と迷ったのだが、酢の物や肝吸いも付くそうなので、ならばせいろ蒸しも食べられる定食にしようということで。
▲ まずはビール。
各種置いていたが、やはりこの風情にはキリンラガーでしょう。
▲ 落ち着いてオシャレな箸袋。
▲ 酢の物。
これが素晴らしく美味かった。
記憶がなかったのだが、最初に来たときも、この酢の物に感激していたようだ。
▲ パリパリで歯ごたえもあり、炭火の香ばしさもあって、蒸さずに焼くうなぎの旨味もいっぱい!
▲ 続いては白焼きおろし。
白焼きを大根おろしとレモン、わさびでいただく。
酢の物と風味などが似通うが、気に入っているので美味しくいただいた。
▲ そしてせいろ蒸しが登場。
元祖本吉屋、というか、柳川の「せいろ蒸し」は、直焼きしたうなぎを、焼いたあとに米と一緒にせいろで蒸すスタイル。
関東のうなぎは「蒸し」→「焼き」だが、柳川は「焼き」→「蒸し」になる。
▲ 今回食べてみて、せいろ蒸しが以前よりも大幅に美味しくなっていると感じた。
以前は甘いタレがどっさり掛かってテカテカになっていたが、今回はタレの量も控え目で、しかも甘さもずいぶん抑えられ、都会的になった。
焼いたあとに蒸すスタイルは変わらないが、蒸し方も浅くなったのか、歯ごたえが残り、かなりいける!!
▲ せいろ蒸しのごはんは、白ごはんではなく、完全にタレで味がついた状態なのも特徴。
今回は二口くらいいただいて満足。
▲ デザートとしてフルーツ。
スタッフの対応
この日は雨で空いていたこともあり、とてもゆったりと気持ちよく過ごさせていただいた。
ありがとうございました。
お会計
ビール1本と日本酒1杯を含めてお会計は8,100円。
クレジットカードは使えず現金のみなので注意。
まとめ
3年ぶり3回目の訪問となった元祖本吉屋だが、3年前の前回よりも大幅に味が良くなり、都会的になったように感じた。
かなり強烈に甘く、どばっと掛かっていたタレが量も控え目、味も抑え目でぐっと大人っぽい風味に。
そして白焼きの直焼きうなぎの美味さは本当に素晴らしい。
ぜひ次回は「白焼きわさび」を中心にメニュー構成してみよう。
福岡・柳川 元祖本吉屋 オススメです!!
元祖本吉屋 お店情報
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。