金沢の中心部、武蔵が辻と香林坊の中間、尾山神社のすぐ近くにあるお寿司屋さん「飛」(とび)に行ってきたのでご紹介。
この「飛」は、ご主人の飛地さんが2016年に創業した新しいお寿司屋さんだ。
大将は25年間石川県を代表する名店「太平寿し」で修行をした後こちらにお店を出しただけあって、お料理の味、コース構成のセンスは抜群だ。
さらにこのお店はお昼から夜と同じつまみから握りまで一通りのコースを提供してくれる。
多くの金沢のお寿司屋さんはそもそもランチをやっていないうえ、やっていてもランチは握りだけ、というお店が多い。
そんななかこの飛では昼からフルコースを提供してくれる。
さらにさらに、ほとんどの金沢のお寿司屋さんが市場がお休みの水曜日を定休日としていて、水曜日には開いているお寿司屋さんがほとんどない。
ところがこの飛は木曜日定休と、1日ずらしてくれているので、水曜日のランチにフルコースという、ほとんど金沢唯一の楽しみ方ができる素晴らしいお店。
そんなわけでハイペースで訪問することになるわけだが、今回実は1ヶ月前に僕は予約を入れていた。2019年10月14日だ。
この日台風19号が前日通過したため北陸新幹線が長野県内で水没してしまい、不通となった。
仕方がなく僕は京都回りで鎌倉に帰ることになり、朝のサンダーバードで京都に向かうことになり、飛の予約を泣く泣くキャンセルしたのだ。
今回大将にお詫びを兼ねて再訪となった。
さっそく紹介しよう。
飛 基本情報
飛 お店の外観
▲ やってきました、「飛」。
暖簾が新しくなり、抹茶色に。
飛 店内の様子
▲ カウンター9席のみの店内。
シンプルで気持ちが良いが、大将の温かい人柄が出ていて優しい雰囲気。
飛 お店情報
店名 | 飛 (とび) |
---|---|
住所 | 石川県金沢市尾山町12-5 |
電話番号 | 076-255-2768 |
定休日 | 木曜日・第2水曜日 |
営業時間 | 12:00~14:00
18:00~22:00 |
予約の可否・必須かどうか | 予約可 |
クレジットカード | カード可 |
席数 | 9席 |
駐車場 | なし |
開店日 | 2016年6月29日 |
ウェブサイト | 食べログ |
飛 地図とアクセス
武蔵が辻バス停から徒歩約6分
最新!飛 5回目の訪問レポート! 2019年11月
利用日と利用シーン
2019年11月18日(月)のランチタイムに1名で訪問。
1ヶ月前に予約を入れていた。
当日の様子
▲ まずはビールで乾杯。
マスターズドリーム。
▲ そうそう、この日は明階・藤本宏人さんのメルマガのオススメ料理がお寿司のガリだった。
なので写真を撮ってFacebookにもアップ。
▲ さあワクワクのお料理がスタート。
まずはお刺身、マハタからスタート。手前はレモン塩、奥はワサビ醤油で。
こりっとした食感と風味が素敵。
金沢ではマハタのことを「なめら」と呼ぶ。
▲ 続いては右からマトウダイ、赤西貝、そしてサバ。
マトウダイは金沢ではクルマダイとも呼ぶ。
▲ 冷酒を。手取川のyou yoshidakura。ふわっと華やか。
▲ そして出ました!解禁となった香箱蟹!!
▲ 外子と内子のお寿司と一緒に、可愛らしく登場。
▲ 繊細で優しい味わい。
しかしこれ仕込むの一体何時間掛かるんだろうか?
▲ 京都は舞鶴のアジ。
引き締まった歯ごたえ。
▲ そして中盤でウナギの手巻き寿司。
アツアツで登場。
甘いツメはつけないスタイルで、自然なウナギの旨さと香ばしさを味わうのだ。
▲ 能登半島の先端、珠洲のお酒、宋玄 純粋無垢。
吉田蔵よりもスッキリし、力強い。
▲ 新湊のブリ!
嬉しいねー。
手前が背中。奥が腹身。
▲ こちらが背中の身。
こちらの方がスッキリ。
▲ ハラミ、いわゆるスナズリは脂がたっぷりだけど見事にえぐみはなくて華やか。
▲ 甘エビに「このわた」が掛かっている。
甘エビの滋味がこのわたでターボが掛かる。
▲ 宮城の塩釜の本マグロ。
小型のマグロなので爽やかな風味。
▲ そして出ました!ノドグロの蒸し寿司。
今回もアッツアツ!!
美味い!!
▲ イクラの盛り付けも美しく、そして滋味たっぷり。
▲ バイ貝。北陸に来るとバイ貝が主役である。
ちなみに北海道に行くと北寄貝が主役になるね。
▲ ワカメのお味噌汁でホッと一息。
▲ かんぴょうの手巻き。
▲ そして焼きたてのたまご焼き。アツアツでふるっふる。
上品な甘味が素敵。
スタッフの対応
いつも良くしていただきありがとうございます。
お会計
17,160円(税込)
この日のまとめ
半年以上ぶりの訪問となった「飛」。
今回も素晴らしいコース構成を堪能して大満足の時間だった。
ランチでフルコースを出してくれるため、初回からひたすらずっとランチでの訪問が続いている。
そろそろ一度夜のコースも味わいたいと思っている。
次回お邪魔するときは夜かな。
金沢 飛、良いお店です。
オススメ!!
過去4回の訪問レポートは、この下のオススメ店リンクのさらに下に時系列に並んでいます。併せてどうぞ!!
金沢寿司情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?
ttcbn.net/gourmet/ishikawa_gourmet/94616
飛 4回目の訪問レポート!2019年3月
金沢の中心部、尾山神社のすぐ近くにある人気寿司店「飛」(とび)に行ってきたのでご紹介。
この「飛」はご主人の飛地さんが2016年に独立・開業した新しいお店。
大将は25年野々市の名店「太平寿し」で修行されたあと独立してこのお店を開いた。
なのでお寿司の味も抜群に良いうえに、貴重なランチ営業で、しかもランチから夜と同じ水準のフルコースを出してくれる貴重なお店。
さらには多くのお寿司屋さんが市場と連動させ水曜日定休になる中、ここは水曜営業と来ている。
美味しいうえに、これだけ使い勝手が良いと、ついついハイペースでお邪魔することになる。
というわけで、今回は月曜日のランチにお邪魔してきた。
さっそく紹介しよう。
飛(とび)〜 金沢前の流れを汲む正統派・新進気鋭の寿司店のお任せランチコースが素晴らしかった!! [金沢グルメ]
利用日と利用シーン
2019年3月18日(月)の昼から1名で利用。
3日前に電話予約をしておいた。
当日の様子
▲ この日はランチで1名。
カウンターの端の席が落ち着く。
まずはビールで乾杯。
▲ まずは輪島のあん肝からスタート。
しっとりしてじんわり美味い。
▲ 続いては富山のクエ。
歯ごたえしっかり、プリッとした身が良い。
▲ ホタルイカ、アカニシガイ、そしてクルマダイの握り。
この配列が太平寿しを想起させる。
▲ 続いては冷酒を。
羽咋の「遊穂」(ゆうほ)のうすにごり。
▲ こちらがラベル。
▲ ずわい蟹の蒸し寿司。
味噌ソースが上に乗り華やかに。
▲ 気仙沼のメジマグロの叩き。
▲ ポン酢と野菜とともに。
▲ ここで鰻の手巻きが登場。
これが出ると金沢に来た、という気持ちになるね。
▲ アジ。
脂が乗ってしっとりと。
▲ 別の冷酒を。すごい器だ。
▲ 奥がボタンエビの握り。
手前は甘エビとコノワタ。
▲ そして名物のノドグロの蒸し寿司。
アツアツのフワフワ。
ノドグロの華やかな脂がシャリに染み込み抜群のバランスになる。
▲ コハダはちょっと強めの〆。
▲ ここでアツアツの焼きたての厚焼きたまごが登場。
フワフワのあっつあつ。
▲ アオリイカは軽く炙って。
▲ 炙り漬けネギトロが屹立する。
叩かないネギトロは迫力がある。
▲ サヨリ。つるっと爽やかに。
▲ おみそ汁。
▲ 最後はキュウリと胡麻の手巻きで〆。
いやあ大満足。
▲ お茶の湯飲みがかわいらしい。
スタッフの対応
今回もとても丁寧にご対応いただき感謝。
お会計
16,100円(税込)
この日のまとめ
今回も大満足の訪問となった。
ランチでここまで満足度が高いコースを提供してくれるお店はなかなかないので本当に嬉しい。
これからも末長く繁昌していただきたい。
飛、良いお店です!!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。