MacBook Airに電源供給できる唯一の外部バッテリー、HyperJuice MBP-100を購入した!
先日紹介したとおり、ついに念願のMacBook Airを購入した。
先日書いたエントリーでも指摘したが、MacBook Airは最高の使い心地なのだが、バッテリーの駆動時間に関しては若干弱いところがある。
Appleのサイトでは11inch MBAのバッテリーは5時間持つと書かれているが、実際使っていると、4時間前後というところ。
これだと正直ノマドワーキングするにはちょっと不安。MBAはユニボディーでバッテリーが取り外せないので、予備バッテリーを持って歩くこともできない。
そんな僕らの救世主がこちら。HyperMac MBP-100だ。MacBookシリーズに電源を供給できる唯一の外部バッテリーだ。
HyperJuice MBP-100 で MacBook、iPad、iPhone and iPod をパワフル充電。 |
HyperJuiceには4種類ある。大きさと値段に応じて4段階。僕が購入したMBP-100は下から2番目の容量だけど、それでも十分すぎるほど強力!
Model | MBP-060 | MBP-100 | MBP-150 | MBP-222 |
容量 | 60Wh | 100Wh | 150Wh | 222Wh |
出力電力 | 14.5~18.5V | |||
出力電流 | Rating:3A MaX:4.5A @20℃ | |||
出力電流 | 2A | 4.7A | ||
充電電流 | 12.6V | |||
protection | Over-charge/Over-discharge Excess current /Short circuit |
|||
LED | 4 LED indication | |||
サイズ | 150×96×21 | 190×125×21 | 226×125×21 | 256×150×34 |
重量 | 360g | 730g | 1090g | 2130g |
こちら、日本での販売元、act2のサイトにある比較表。MBP-100は重さ730g。iPadとだいたい同じ重さ。
MacBookAir | ||||
---|---|---|---|---|
NEW 11″ | 13.6 hrs (1.7x) | 19.3 hrs (2.9x) | 26.4 hrs (4.3x) | 36.7 hrs (6.3x) |
NEW 13″ | 15.4 hrs (1.2x) | 21.0 hrs (2.0x) | 28.0 hrs (3.0x) | 38.1 hrs (4.4x) |
2008 | 11.8 hrs (1.6x) | 16.7 hrs (2.7x) | 22.7 hrs (4.1x) | 31.5 hrs (6.0x) |
2009 | 12.5 hrs (1.5x) | 17.5 hrs (2.5x) | 23.8 hrs (3.8x) | 32.8 hrs (5.6x) |
MacBook | ||||
2006-07 | 12.6 hrs (1.1x) | 16.9 hrs (1.8x) | 22.4 hrs (2.7x) | 30.2 hrs (4.0x) |
Aluminium 2008 | 11.7 hrs (1.3x) | 16.1 hrs (2.2x) | 21.7 hrs (3.3x) | 29.7 hrs (4.9x) |
2008-mid 09 | 9.41 hrs (1.1x) | 12.7 hrs (1.8x) | 16.8 hrs (2.7x) | 22.7 hrs (4.0x) |
Late 2009 | 14.0 hrs (1.0x) | 18.7 hrs (1.7x) | 24.5 hrs (2.5x) | 32.9 hrs (3.7x) |
2010 | 19.5 hrs (0.9x) | 25.8 hrs (1.6x) | 33.6 hrs (2.4x) | 45.0 hrs (3.5x) |
MB Pro 13″ | ||||
2009 | 14.0 hrs (1.0x) | 18.7 hrs (1.7x) | 24.5 hrs (2.5x) | 32.9 hrs (3.7x) |
2010 | 19.5 hrs (0.9x) | 25.8 hrs (1.6x) | 33.6 hrs (2.4x) | 45.0 hrs (3.5x) |
MB Pro 15″ | ||||
Early 2006 | 9.00 hrs (1.0x) | 12.0 hrs (1.7x) | 15.8 hrs (2.5x) | 21.2 hrs (3.7x) |
Late 2006 | 10.0 hrs (1.0x) | 13.3 hrs (1.7x) | 17.5 hrs (2.5x) | 23.5 hrs (3.7x) |
2007 | 12.0 hrs (1.0x) | 16.0 hrs (1.7x) | 21.0 hrs (2.5x) | 28.2 hrs (3.7x) |
Early 2008 | 10.0 hrs (1.0x) | 13.3 hrs (1.7x) | 17.5 hrs (2.5x) | 23.5 hrs (3.7x) |
Late 2008 | 11.0 hrs (1.2x) | 15.0 hrs (2.0x) | 20.0 hrs (3.0x) | 27.2 hrs (4.4x) |
2009 | 12.8 hrs (0.8x) | 16.6 hrs (1.4x) | 21.4 hrs (2.1x) | 28.3 hrs (3.0x) |
2010 | 16.0 hrs (0.8x) | 20.6 hrs (1.3x) | 26.4 hrs (1.9x) | 34.8 hrs (2.9x) |
MB Pro 17″ | ||||
2006 | 10.4 hrs (0.9x) | 13.6 hrs (1.5x) | 17.6 hrs (2.2x) | 23.5 hrs (3.3x) |
2007 | 10.8 hrs (0.9x) | 14.2 hrs (1.5x) | 18.4 hrs (2.2x) | 24.5 hrs (3.3x) |
2008 | 9.41 hrs (0.9x) | 12.4 hrs (1.5x) | 16.0 hrs (2.2x) | 21.3 hrs (3.3x) |
2009 | 13.1 hrs (0.6x) | 16.4 hrs (1.1x) | 20.6 hrs (1.6x) | 26.7 hrs (2.3x) |
2010 | 14.7 hrs (0.6x) | 18.5 hrs (1.1x) | 23.2 hrs (1.6x) | 30.0 hrs (2.3x) |
iOS | ||||
iPad | 34.0 hrs (2.4x) | 50.0 hrs (4.0x) | 70.0 hrs (6.0x) | 99.0 hrs (8.9x) |
iPhone | 11.6x | 19.3x | 29.0x | 42.9x |
iPhone 3G | 14.1x | 23.5x | 35.3x | 52.2x |
iPhone 3GS | 13.3x | 22.2x | 33.3x | 49.2x |
iPhone 4 | 11.4x | 19.1x | 28.6x | 42.3x |
そして上の表もact2さんのサイトから。僕が買ったMBP-100でMacBook Airに19.3時間給電し続けることができる。
MBAの内蔵バッテリーと合計すると、約24時間近く持つ計算になる。素晴らしい。
それ以外にもiPadを50時間分、iPhone 4に至っては時間ではなく回数で、19.1回分フル充電できてしまうのだ。
では、まずは到着から開封、そして接続のファースト・インプレッションを。
HyperJuice、関西旅行前に注文。注文はact2のオンラインストアからも可能だが、楽天のact2ショップからも購入できる。
僕は楽天ポイントが貯まっていたので、楽天経由で購入。段ボールにact2のシールが貼られている。
こちらが外箱。全然知らずに購入してしまったのだが、僕が注文した日にHyperJuiceの日本での販売が始まったとのこと。
それ以前に発売された、というニュースを見た気がしていたのだが、どうやら「開始される予定」を見間違えていたらしい(^_^;)。
この箱の上の黒いケーブルが現段階ではHyperJuiceの生命線。
実はこの製品、以前からHyperMacという名称で販売されていた。
だが、MacBookのMagSafeアダプタの特許を侵害しているとAppleに訴えられたため、販売を中止したといういわく付き。
その後MagSafeの技術を使わない形での発売といことで、このアダプターを使うことになった。
そのため、HyperJuiceからMacBookシリーズには、給電はできるが充電はできない。
つまり、MBA本体のバッテリーがからっぽの状態でHyperJuiceに繋ぐと、繋いでいる間はHyperJuiceのバッテリーで駆動するが、MacBook Airのバッテリーには充電されないので、HyperJuiceを外すと使えなくなってしまう。
これは不便!
HyperJuiceを使用するためには、現段階ではこちらのApple製MagSafe Airline Adapterを別途購入する必要がある。
こちらはHyperJuiceには含まれていないので要注意。別途AppleストアやAppleのオンラインストア等で用意しよう。
箱を開けるとこういう状態。二層構造になっていて、上の段にAXアダプターなどが入っている。
ファンが付いているのはカーチャージャー用のアダプター。僕は車を持っていないが、使う人には便利な機能だろう。
そしてこちらが本体。MacBook Airと良く合うメタリックなデザイン。
重量は730gなのだが、筐体が小さくぎっしり詰まった気がして重く感じる。
インジケーターとアウトプット、インプット。
左がHyperJuiceを充電する場合のAC電源用ソケット。その右がインジケーター確認ボタンとランプ。
その右がUSBの口で、一番右がMacBookへの電源供給用のアウトプットソケット。
Mac Book Air 11inchと並べてみた。
MacBook AirとHyperJuiceを接続したところ。HyperJuiceのケーブルとApple MagSafe Airline Adapterを繋いで給電する。
残量確認ボタンを押すと、こんな感じで残りのバッテリーレベルが表示される。
接続はこんな感じ。正直面倒だしこの二つのアダプターが大きくて場所を取る。全然スマートじゃない。
Appleは特許侵害で訴えたそうだが、ユーザーが便利になるためには、せめてAppleからHyperJuice用のMagSafeアダプターを発売してもらえると嬉しいのだが(まず有り得ないが)。
HyperJuiceを充電中は、ACアダプターのLEDが赤く点灯。
満タンになるとグリーンになる。
そしてMacBook Airに給電しつつ、さらにUSBポートからiPhoneやiPadなどへの充電を行うことができる。
こちらは給電ではなく充電。上の写真はiPhone 4を充電しているところ。
iPadもご覧の通り充電OK。
とここで思い付いた。USBハブを使ってHyperJuiceのUSBポートにiPhoneやiPad、それにPocket WiFIを繋げば、同時に3デバイスの充電とMacBook Airへの給電ができるのではないか?と。
だが結果はNG。USBハブを経由すると電圧が足りなくなるのか、iPhone、iPadには充電されなくなった。Pocket WiFiは充電できた。
そこでふと思い付いたのが上の写真の状態。
MacBook Airに2つあるUSBポートにiPhoneとiPadをそれぞれ繋いで充電。そしてHyperJuiceでMBAに給電しつつ、さらにPocket WiFiをHyperJuiceのUSBポートから充電。
こちらは全部同時に動作した。すげー。
こんな感じ。
というわけで、僕らのモバイルライフを強力にサポートしてくれる、HyperJuice MBP-100。買って良かったと心から思えるすごいヤツだ。
なお、MacBookに給電しかできない問題は近日中に解決できるようだ。
こちらについてはまた動きがあったら報告しようと思う。乞うご期待!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。