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容量無制限(だった)オンライン・ストレージ SafeSyncその後

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昨年12月に契約したトレンドマイクロ社のオンライン・ストレージサービス、SafeSync。

2TBの容量を持つ自宅のiMacと、500GBのMacBook Blackの2台の間で、SafeSyncを経由して写真と音楽のデータを同期したい、というのが当初の導入理由だった。

導入を開始してからしばらくの間、うまくいったこと、困ったこと、苦労したことなどをエントリーに書いてはシェアしてきた。

色々トラブルを経験しつつも、僕が実験台となって、皆さんとより便利な使いこなし術をシェアできるかと思ったから。

そして最後に書いたエントリーはこちら。

 

 

ついに完了! “SafeSync” 経由で2台のMacの250GBのデータを完全同期! 1ヶ月以上かかったぞ

 

 

写真と音楽の同期が完全にできたぞ!というおめでたいエントリーだ。この時点では1か月以上の苦労が何とか報われそうだというメドが立ち、多いに喜んでいた。

 

 

だが、現在僕はSafeSyncをまったく使っていない。

 

上の記事をアップしたあと、致命的なトラブルがあり、その問題への対応がどうなるのかと様子見をしている間に、トレンドマイクロ社から、わずかリリース3ヶ月でのサービス停止の通知が届いたからだ。

 

 

簡単に整理しよう。

 

まず、前回のエントリーアップ後に発覚した問題とは以下の通り。

 

2台のMacのデータを「同期」するということは、こういうことだ。

iMacからも、MacBookからも、別々のデータを更新し、それぞれの最新データがSafeSyncにアップされ最新データがマージされ、更新されていない側のMacに最新データがダウンロードされる。

これはDropboxだろうがSugarSyncだろうが同じこと。

 

 

MacBookで書類を更新すると自動で更新ファイルがオンラインにアップされ、iMac側にダウンロードされる。そして結果としてMacBook、オンライン、iMacの3箇所のデータが同じもので統一される。

そして同期はリアルタイムで行われる。

つまり、iMacの電源が切れている時にMacBookで変更を加えたファイルは、次回iMacを起動してオンラインサービスに接続されれば自動でiMacにダウンロードされる。

そしてiMacでファイルを更新し、その時点でMacBookがオンラインサービスに接続されていれば、iMacからのアップロードが終わり次第、ファイルはすぐにMacBookにダウンロードされる。

これ、当たり前のことだと思っていた。

 

 

ところがSafeSyncではこれが当たり前ではなかった。

 

250GBの同期が完了したと喜んだ翌日にMacBookを起動すると、SafeSyncの同期が始まり、なんと100GBのデータのダウンロードが開始された。

最初何が起こっているのか分からなかったが、ダウンロードされてくるファイル名を確認すると、もともと持っている音楽ファイルなどが再度ダウンロードされていた。

 

どうやら、1ヶ月の間に初回にiMacから全ファイルのアップロードを終えた後ちょくちょくiMacから追加でアップロードしていたファイルがまとめてダウンロードされるようだ。

250GBのデータをダウンロードするのにかかった時間を考えると、ここでまた100GBのデータをダウンロードするのに数週間かかり、さらにその間にiMacで更新されたファイルがその後また数10GB単位でMacBookにダウンロードされることになるのか。

 

そう思うと僕はもうSafeSyncでデータを同期するのがイヤになった。

 

そうこうしている間に以下のメールがやってきた。

 

 

そう、まさかのサービス開始からわずか3ヶ月でのサービス停止である。これには本当にガッカリした。

サービス開始当初はドタバタしても、徐々にサービスは向上していくものだと思ったのだが、わずか3ヶ月での打ち切りとは。

 

ユーザーに対しては契約の残存期間に応じた返金制度があるとのことだったが、当時多忙だったのと脱力してしまったのとで、すっかり放置してしまった。

いまこのエントリーを書こうと思い当時のメールを引っ張り出してきたので、このエントリーを書き終えたら返金手続きをしようと思う。

 

というわけですっかり残念な結果に終わってしまった僕とSafeSyncの旅。顛末を書いておかなければと思いつつずっと果たせなかったのて、これでやっと完結。

お疲れさまでした!

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