西麻布の交差点近くの「西麻布 三河屋」というとんかつとフライの定食屋さんが2024年3月に閉店してしまった。
2023年12月18日から臨時休業が続いていたとのことだが、そのまま営業再開することなく閉店してしまい、本当に残念だ。
2024年3月23日(土)にお店に向かったところ、閉店を知らせる貼り紙がされていたのでご紹介しよう。
- 西麻布 三河屋 閉店の貼り紙(2024年3月23日)
- 2024年2月時点の休業中の貼り紙(2024年2月3日)
- 西麻布 三河屋 訪問レポート 〜 創業1930年・週4日 昼3時間だけ営業の元お肉屋さん!!「ミックス定食」がやはり素晴らしい!!
- 西麻布 三河屋 基本情報
- 最新!西麻布 三河屋 5回目の訪問レポート 2022年10月
- 麻布・六本木とんかつ店情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?
- 西麻布 三河屋 4回目の訪問レポート 2020年7月
- 西麻布 三河屋 3回目の訪問レポート 2015年9月
- 西麻布 三河屋 創業1930年の元お肉屋さん!!週4日・2時間だけ営業の美味しい美味しい「ミックス定食」がやはり素晴らしい!! [麻布グルメ]
- まとめ
- 西麻布 三河屋 お店情報
西麻布 三河屋 閉店の貼り紙(2024年3月23日)
▲ 遠目には営業していた時と変化がないように見えるが、近づくとお店の脇の幟が紐で括られているのが分かる。
▲ お店に貼り出された閉店をお知らせする貼り紙。
追記としてお父さん、お母さん、そして娘さんたちは元気にされていると書かれていて、その点は安心した。
▲ メニューが貼り出されていた場所にも同じ内容の貼り紙。
▲ 最後の記念に看板の写真を。
▲ 本当に閉店は残念だが、皆様のご健康をお祈りしたい。
2024年2月時点の休業中の貼り紙(2024年2月3日)
▲ 2024年2月3日に、たまたま前を通りかかって休業中と知り驚いた。
▲ いかにも大急ぎで書いた、という雰囲気が伝わり心配した。
▲ 僕がこの写真を撮ったのは2024年2月3日だが、ネットで検索したところ、2023年12月18日からずっと休業していたとのこと。
結局そのまま営業再開することなく閉店してしまった。
以上、三河屋さんの閉店をお伝えしました。
この下には今までの訪問レポートを残しておきます。
本当に良いお店でした。お店の皆様、本当にありがとうございました。
西麻布 三河屋 訪問レポート 〜 創業1930年・週4日 昼3時間だけ営業の元お肉屋さん!!「ミックス定食」がやはり素晴らしい!!
西麻布の交差点の近くにある「西麻布 三河屋」というとんかつとフライのお店に行ってきたのでご紹介しよう。
西麻布 三河屋がある西麻布一丁目は僕が幼少期から育った故郷である。
そしてこの三河屋は、バブル期までは飲食店ではなく町の肉屋さんだった。
子供のころにお使いでお肉やコロッケ、メンチなどお惣菜を買いに来た記憶がある。
その後バブル期のひどい地上げのせいで、西麻布一帯の住民が一気に減り、お肉屋さんはピンチに。
その時にご主人が業態替えを決意して、お総菜として売っていたとんかつやメンチをメインにした定食屋に衣替え。
この業態替えが大当たりして三河屋は人気店になった。
平日4日間、11:30〜14:30の3時間のみの営業という難易度の高いお店。
サラリーマン時代は三河屋休暇を取って食べにいっていた。
最新の訪問は2022年10月。
2年ぶりの訪問となった。
さっそく紹介しよう。
西麻布 三河屋 基本情報
西麻布 三河屋 お店の外観
▲ やってきました、西麻布 三河屋。
営業時間は14:30までとなっているが、たいてい13:30くらいにはライスが売り切れて営業終了となっている。
一日わずか2時間の営業という難関だ。
▲ 11:30からの営業ということになっているが、実際は11時半にはもう満席になって食事が提供されている。
西麻布 三河屋 お店情報
店名 | 西麻布 三河屋 |
---|---|
住所 | 東京都港区西麻布1-13-15 |
電話番号 | 03-3408-1304 |
定休日 | 水・土・日・祝日 |
営業時間 | 11:30~14:30(ご飯なくなり次第終了) |
予約の可否・必須かどうか | 予約不可 |
クレジットカード | カード不可 |
席数 | 17席 |
駐車場 | なし |
開店日 | 1930年 |
ウェブサイト | 食べログ |
西麻布 三河屋 地図とアクセス
東京メトロ千代田線・乃木坂駅5番出口から徒歩約10分。
東京メトロ日比谷線・六本木駅、広尾駅からそれぞれ徒歩12分
最新!西麻布 三河屋 5回目の訪問レポート 2022年10月
利用日と利用シーン
2022年10月20日(木)のランチタイムに1名で利用。
当日の様子
▲ 2年ぶりの訪問となった西麻布 三河屋に到着。
11:25に着いたら店内は満席で行列ができていた。
▲ 11:30開店のはずが、11:25にはもう食事を終えつつある人もいた。
実際は11:00くらいからオープンしているのかも。
▲ カウンターはまだ間引きして3名しか座らないようにしている。
テーブル席の相席は再開したと貼り紙があった。
娘さんお二人体制に、途中からお父さんが元気な姿を見せてくれた。
お元気そうで何より。
▲ テーブルセット。
変わらずにふりかけが置かれている。
▲ この日も定番、チキンかつとメンチのミックス。
おまけはコロッケという組み合わせに。
ごはんは半分でお願いした。
▲ 以前よりメンチ(右)が大きくなっている気がする。
▲ 変わらずチキンかつはふわっと揚がっていて絶品。
▲ メンチカツは木目の細かいひき肉でみっしり感とジューシーさが素敵。
▲ おまけのコロッケはジャガイモの塊感が残って良い。
炊き立てのごはんも味噌汁も今回も最高だった。
スタッフの対応
皆さんに良くしていただき感謝です。
お会計
1,200円(税込)。
この日のまとめ
今年の春に仲間と行く計画をしていたのだが、当日僕が急性胃腸炎で倒れてしまい行けなかった。
ようやく行くことができて大満足。
変わらぬ家庭的雰囲気と美味しさだった。
末長く繁昌してほしい。
過去4回の訪問レポートは次のページ以降にありますので併せてご覧ください!!
麻布・六本木とんかつ店情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?
西麻布 三河屋 4回目の訪問レポート 2020年7月
利用日と利用シーン
2020年7月9日(木)のランチタイムに1名で利用。
当日の様子
▲ メニューと夏季休業のお知らせ。
例年長めの夏休みを取ることは知られているが、今年は1ヶ月ちょっとの長いお休みになるようだ。
▲ カウンターの真ん中の席に案内してもらった。
両隣と肘がぶつかる距離なのだが、一席おきにしているため快適だけど、お店はそれだと売上半減なわけで大変だと思う。
お父さん、お母さんの姿はなく、引き継がれた娘さんお二人がキッチンに立っていた。
ちなみにコロナ自粛が終わった直後に営業しているか確認しようと電話したことがあった。
その時はまだ休業中だったのだが、留守電に元気なお父さんの声が流れていて、ホッとしたのを憶えている。
▲ テーブルセット。ふりかけがポイント。
▲ さてランチが到着。
この日はチキンカツとメンチのミックスに、単品で海老フライを1本足してもらった。
そしてごはんは半分に。
▲ すごい迫力だけど、衣が軽くてサクサクなので、ペロッと食べられてしまうのだ。
▲ まずはチキンカツからいただきます。
胸肉がふわふわですごく軽い。
そして美味い。
▲ オマケを付けてくれるのが三河屋流。
この日のオマケはコロッケ。
▲ ジャガイモとひき肉のホクホクコロッケが美味いんだ。
▲ メンチも変わらずみっしり詰まった感じが素朴で素晴らしい。
▲ 海老フライは小ぶり。マヨネーズが付く。
スタッフの対応
皆さんに良くしていただき感謝です。
お会計
ミックスに海老フライをつけて1,300円(税込)。
この日のまとめ
なんと前回の訪問から5年もたってしまっていた。
この間僕はボディメイクにストイックに取り組んでいて、揚げ物を遠ざけていたせいもあった。
でも最近メリハリがうまく付けられるようになり、揚げ物も解禁している。
これからはまたちょくちょくお邪魔できたらと思う。
末長く繁昌して欲しい素敵なお店だ。
過去3回の西麻布 三河屋 訪問レポートはこの下のオススメ店リンクのさらに下にあります。
あわせてどうぞ!!
西麻布 三河屋 3回目の訪問レポート 2015年9月
西麻布の三河屋というとんかつ、フライの名店をご紹介。
三河屋さんは西麻布の交差点からすぐのところにある、平日4日間(月、火、木、金)のランチのみ営業(祝日休業)、しかも「ごはんがなくなり次第終了」という、会社員にとってはなかなか行きにくいお店だ。
三河屋は昭和5年、1930年創業の元お肉屋さんだ。
僕が育った西麻布一丁目にあり、僕も子供のころにこのお店にお使いでお肉やメンチ、コロッケなどを買いに来ていた。
ところがバブル期のひどい地上げのせいで、西麻布一丁目一帯の一般家庭世帯が激減し、お肉屋さんのお客さんがいなくなってしまった。
そこでご主人が生き残り策として、お肉屋さんを畳んで定食屋に業態替えをした。
それが大当たり。
地元はもちろん、遠方からもこのお店のとんかつやミックスフライを食べにお客さんが押し寄せる名店となった。
さっそく紹介しよう。
西麻布 三河屋 創業1930年の元お肉屋さん!!週4日・2時間だけ営業の美味しい美味しい「ミックス定食」がやはり素晴らしい!! [麻布グルメ]
▲ やってきました、西麻布三河屋さん。
この一帯は僕にとっては本当に地元で、すぐ並びにある「イトウ文房具店」とこの三河屋さんが、子供のころから残っている双璧のお店だ。
向かいにあった「西麻布児童館」も数年前になくなってしまい、寂しい限り。
▲ 今回は11時25分に到着。
まだ行列はなかったが、すでに店内は満員で、11時30分開店のはずが、すでに食事を終えようとしているお客さんもいた。
ちなみに今回の訪問は2013年4月以来、2年半ぶり。
このときに三河屋さんに来て、そのあとで文京区小日向から元麻布への引っ越しを決意したのだった。
そのときのエントリーはこちら。
▲ 今回はテーブル席に通された。相席である。
注文は「ミックス定食」の「チキンかつとメンチバージョン」。
通常は「ミックス定食」は「メンチとコロッケ」の組み合わせなのだが、リクエストによって「チキンかつとメンチカツ」に変更できる。
お値段はどちらも変わらず900円。
ちなみに僕はごはんを半分にしてもらっていて、上の分量。
普通に頼むとどんぶりに山盛りで出てくる。そしておかわり自由である。
ごはんを「半分」とかで頼むと、おかみさんに「本当にいいの?大丈夫?」と本気で心配されるのが、なんだかとても温かいのだ。
おかみさんは脚を悪くしていて、最近はなかなかお店には出てこない。
お店の切り盛りは、娘三姉妹に引き継がれており、オヤジさんも元気にお店に顔を出している。
▲ やってきました、チキンかつとメンチのミックス定食。見よ!この圧倒的なボリューム感!
こんなに食べられるのか?と毎回思うんだけど、すごく軽くてサクサクなので、あっという間に完食できてしまうのだ。
ちなみに三河屋さんでは必ず「おまけ」が付く。
今回は、写真右側の丸いのが、おまけのコロッケ。
コロッケとメンチカツのミックスを頼むと、チキンかつやハムかつがおまけで付くことが多い。
ときどきおまけの内容まで指定してオーダーするお客さんがいるが、それは余りにも野暮というものだろう。
▲ チキンかつは胸肉なのだが、これがフワッフワなのだ。本当に美味しい。
脂身が好きな人には物足りないかもしれないが、僕はこのフワフワのチキンかつが大好きだ。
▲ そしてメンチカツがまた美味いんだ。
すごくジューシーで、でも素朴で、派手な感じがしない。
じんわりと美味しくて、本当に嬉しいメンチカツ。
写真を撮り忘れたが、コロッケもホクホクでいつも美味しい。
まとめ
平日4日のみ、そして11:30から13:30の2時間限定という、なかなか難易度の高いお店。
料理は派手ではないが、一品一品本当に美味しい。
そしてオヤジさん、おかみさん、娘三人衆の家庭的な雰囲気。
いつまでも末長く繁盛して欲しい名店である。
2年半ぶりの訪問で、おやじさんのシワが随分増えていたのと、おかみさんの姿を見られなかったことに、時の流れを感じた。
もっとちょくちょく行かなければ。せっかく近くに住んでいるんだから。
麻布霞町の名店三河屋、超オススメです!
西麻布 三河屋 お店情報
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【次のページ】西麻布 三河屋 2回目 & 1回目の訪問レポート!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。