ランニングなどのエンデュランス系の運動をする人には馴染みのあるキーワード「最大酸素摂取量」。
最大酸素摂取量は運動中に身体が酸素を取り込める量を表す指標で、数字が大きいほど酸素量が多くなる。
最大酸素摂取量が大きいと、より速く長く走ることができる。
そして最大酸素摂取量を増やすためには、たくさん有酸素運動のトレーニングを行うのが最も効果的。
同じ有酸素運動でもウォーキングは運動強度が低いのであまり効果はなく、やはり長くランニングすることで最大酸素摂取量は向上していく。
最大酸素摂取量が大幅に落ち込んでいた
Apple Watchを装着して運動していると、自動で毎日の最大酸素摂取量を測定して記録してくれる。
何もせず勝手に記録されるので、しばらく測定されていることに気づいてすらいなかった。
去年2022年は春に左足、夏に右足を故障してしまい思うように走れない期間が続いた。
しかも怪我が癒えてからも一旦崩れてしまった運動習慣を取り戻すのに難儀していた。
その期間にApple Watchの最大酸素摂取量のグラフに気づき、僕はショックを受けることになった。
走れていない間に僕の最大酸素摂取量はどんどん低下し、同世代の平均以下になってしまっていたのだ。
走れなくてもウォーキングはかなりしていたので、体力は維持できていると思い込んでいたが、数字は事実を能弁に語っていた。
その時のショックをこちらの記事に書いた。
最大酸素摂取量は2022年8月に30.5 VO2maxまで低下してしまっていた。
再び走り始め最大酸素摂取量が回復基調に
その後再び走り始め少しずつだが最大酸素摂取量は回復し始めていた。
2023年1月は29kmしか走れなかったがその後毎月走行距離を伸ばすことができ、5月は月間80kmまで走れるようになった。
そして今週に入り、最大酸素摂取量が一時33まで上がり、同世代の「平均より上」ゾーンに入ることができた。
残念ながら翌日は再び32.9となり「平均より下」に戻ってしまったが、出走距離が伸びるに連れ最大酸素摂取量が増えていることが体感でき、モチベーションに繋がっている。
上のグラフは過去1年間の推移だが、2022年8月に最低の30.5を記録してから上がったり下がったりしていた。
2月から連続出走を再開して出走距離が伸びるに連れて数値も継続的に改善するようになり、ようやく「平均より上」まで到達できた。
あくまでもアップル独自の指標ではあるが、50代の最大酸素摂取量は33〜41までが「平均より上」で、41を超えると「高い」に分類される。
過去のグラフを見ると、2020年末から2021年前半にかけては41以上で「高い」のゾーンに入っていた時期があった。
引き続きコツコツと出走距離を伸ばしていき、まずは常に「平均より上」に位置できるようにすることを目標にしたい。
そしてその後は「高い」ゾーンに入れるよう頑張ろうと思う。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。