6. 腸内環境を整える
僕らの腸の中に生息しているおびただしい数と種類の細菌は、僕らが食べるものと、腸の環境の整え方によって、その種類が大きく変わることが知られている。
「善玉菌」「日和菌」「悪玉菌」と言われることが多いが、腸内環境が整っていると善玉菌が増え、それに伴い日和見菌が善玉菌的働きをするようになる。
いっぽう悪玉菌が増えると、日和見菌が悪玉菌的に作用してしまい、腸内環境が一気に悪化する。
なので、腸内環境を整えることに、僕はかなり意識を向けている。
外食が続くときも、肉、魚、野菜のバランスを考え、肉ばかりが続かないように気を付けている。
あと、なるべく和食を増やして、味噌や納豆、漬物などの発酵食品を食べるようにしている。
さらに、腸内環境を整えるためのサプリも毎日2種類飲むようにして、腸内環境を整えている。
まずはビフィズス菌と乳酸菌サプリはこれ。
もう一つ、バイオジェストサプリはこれ。
あと、明らかに食べ過ぎた翌日は、朝食をフルーツとプロテインだけにするなど、胃腸に食べ物が入る量をコントロールして、腸内環境の悪化を最小限に食い止める意識をしている。
おかげで、これだけ会食が続いても毎日快便が続き、するっと爽快である。
だからこそ、次の食事もまた美味しくいただけ、細菌が元気に働いてくれるのである。
7. 食品成分表をチェックしてから買う
同じ見た目でも、きちんと作られている食品と、化学処理されて工業的に作られた食品では、含まれている「栄養」と「毒」がまったく違う。
残念ながら、値段を下げて大量生産しているファストフードや総菜類、それに冷凍食品や加工品などは、傾向として添加物が大量に含まれ、身体に悪いものが多い。
添加物が身体に入ると、肝臓はじめ内臓がそれらの化学物質を排出するのにものすごくエネルギーを使う。
そのときに貴重なビタミンとミネラルが大量消費されてしまい、以下同文である。
なので、スーパーなどで加工品などを買うときは、必ず裏面の成分表を見てから買うようにしている。
見た目がまったく同じように見える漬物でも、裏の成分表を見て、その違いにビックリ!ということは良くある。
片方は丁寧に作られ、添加物がまったく入っていない漬物で、値段が高いことがほとんどだ。
かたやもういっぽうは、たくさんのカタカナの添加物が加えられていて、その代わりに値段が安いことが多い。
「モノをきちんと作ると割高になるから、化学物質を入れて安くする」というのが定石なので、そのルールが分かると、毒を身体に入れない習慣が身に付くようになり、結果として太らない身体が手に入る。
8. ストレスを溜めない
僕たちは食欲は栄養が足りないときに起こるものだと思っているが、そうではないケースも多い。
その代表が「ストレス食い」である。
仕事や人間関係などで、辛いことや、やりたくないことを我慢し続けていると、どんどんストレスが溜まる。
その状態から解放してあげることが一番のストレス発散なのだが、それができないとき、僕たち人間は「代替行為」を欲するようになる。
その一つが「ストレス食い」だったり、「衝動買い」だったり、「ラッシュで駅員に切れる」みたいな暴力行為だったりする。
ストレス食いは恐ろしくて、本当は食べたいわけではないのに、食欲が収まらなくなる。
しかも、食べたところでストレスの発生源がなくなるわけではないので、どんどんエスカレートしていく。
しかも、そういうときに食べるものは、一気に血糖値を上げて一時的な快感をもたらす、砂糖たっぷりのスイーツだったり、どっさり脂質と炭水化物が合体したフライ類だったりする。
どーんと血糖値が上がって一時的な快感があるが、そのあとインスリンがフル稼働して低血糖になり、だるくて眠くて精神不安定になり、また鬱々とした状態になる。
それを解消するために、またジャンクやスイーツを求めて、という無限ループに陥る。
このサイクルに落ちないためにも、ストレスを溜めない、イヤなことを我慢しないライフスタイルを僕は心がけている。
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参考記事
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。