9. しっかり眠る
しっかり眠ることで、成長ホルモンがドバッと分泌されるのだが、その中に「レプチン」という食欲を抑制させるホルモンが含まれる。
寝不足が続くとレプチンの分泌が十分でなくなり、イライラして食べたくなる、という寝不足食いモードに入ることがある。
僕自身も寝不足の日は食欲の抑制が難しいと感じることがあり、しっかり眠ると、そこそこのボリュームで満足できるようになる。
寝不足は百害あって一利なしだが、ホルモンバランスを整え食欲を抑制するという意味でも、しっかり眠ることが大切だと僕は思ってる。
10. 筋トレとランニングで身体を動かす
体重を落とすために必要なことの9割は食事だと僕は思っているが、運動もとても大切な役割を持っている。
特に「健康的に体重を維持して若々しさをキープする」ために運動は欠かせない。
僕は筋トレとランニングを日々の生活に採り入れている。
筋トレを行うことで、男性である僕の場合、男性ホルモン、成長ホルモンが大量に分泌され、身体がリフレッシュされ、若々しい状態になる。
また、筋肉量が増えるので基礎代謝がアップして、消費カロリーが増えるので、同じ体重だとしても、太りにくく痩せやすい身体になる。
また、有酸素運動であるランニングは心肺能力の向上や、毛細血管の活性化に大きな効果があると感じている。
ランニングによって身体中の毛細血管への血の巡りが良くなり、身体中が活性化することで、消費エネルギーが増大していくため、太りにくく痩せやすい身体が作られる。
もちろん、長い距離を走れば、運動自体による消費カロリーで痩せるという部分もあるとは思う。
でも、運動による効果は、どちらかというと、次の二つだと思う。
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- 基礎代謝を上げ、座って呼吸しているだけでもたくさんのエネルギーが消費される体質を作ること
- 身体中の毛細血管がきちんと動き、エネルギーの代謝がどんどん行われることで、消費エネルギーが増大する効果
有酸素運動だけ継続すると、脂肪と一緒に筋肉も分解されてしまい、基礎代謝が落ちてしまい、太りやすい体質になる。
なので、運動をするときは、筋トレと有酸素運動を組み合わせるのがポイントだと僕は思っている。
まとめ
10項目をあげたが、ポイントは4つ。
「身体を栄養で満たすこと」
「身体に毒を入れないこと」
「身体の環境を良くすること」
「運動と睡眠をしっかりとること」
である。
僕たちはついつい「脳」で考えて食べるモノを選んでしまう。
そうすると、スイーツやパンケーキやカツカレーが欲しくなる。
でも、本当に聴くべき声は、身体の「細胞」の声である。
細胞は、「納豆」や「レバー」「ブロッコリー」「牡蛎」などを欲している場合が多い。
細胞の声を聞いて食べるものを選び、それでも足りないならサプリで補給することで、身体の細胞が満足する。
身体の細胞が栄養に満たされている感覚は素晴らしい。
おかしな空腹感や欠乏感がなく、幸福で豊かな気持ちだ。
低血糖によるだるさも眠さもないし、そのあとに襲ってくる不自然な空腹感もない。
エネルギーがきちんと循環していることを体感し、細胞が欲するものを欲しいだけ食べる。
それを繰り返していれば、たとえ外食だろうか会食だろうが、体重コントロールは簡単になる。
参考になれば幸いです。
参考図書
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。