僕は昨年夏から日常生活においては、原則グルテンフリー(小麦粉由来の食品を食べない)、シュガーフリー(砂糖を使った食べ物を食べない)、低炭水化物な食事をしている。
外食の日は崩すこともあるが、原則として、穀類、特にパンやごはん、うどん、パスタ、ピザなどの炭水化物と、でんぷん質の芋、かぼちゃなどは食べない。
その代わり肉・魚、豆類などのたんぱく質と、緑黄色野菜などを中心としたビタミン・ミネラル中心の食事をしている。
あと、亜麻仁油とMCTオイルにより、グルカゴンとケトン体を活性化しており、それによって昨年12kgの減量に成功した。
体調も極めて良く、筋肉量を維持したまま脂肪を中心に体重を落とすことができた。
普段そんな食生活をしている僕だが、年末年始は食生活の節制を緩め、日本の文化に沿い、家族にも合わせた食生活をしてみた。
大晦日から3が日の合計4日間食生活を崩した結果、大きな変化が起こってきた。
さっそく紹介しよう。
普段グルテンフリー・シュガーフリー・低炭水化物食な僕が お正月4日間に小麦・糖質・炭水化物を食べ続けた結果 [ボディメイク]
糖質三昧だった4日間
大晦日には年越しそばで、そばと天ぷら(衣、芋)、お正月はおせち料理の煮染め、伊達巻、栗きんとん、黒豆、お雑煮の餅など。
さらには新年会でちらし寿司、さらにデザートのケーキ。
お酒も普段はあまり飲まないビール、そして日本酒。
まさに糖質三昧な日々を送った。
送った、といっても、たった4日なのだが。
身体が怠くて重い
ボディメイクを開始してこの食生活にしてからずっと身体が軽く毎日快調だったのに、たった4日糖質をがっつり摂っただけで、身体が重くて怠い状態が続く。
動くのが億劫で、なにをするのにも怠い。
こんな怠さを感じたのはとてもひさしぶり。
ここまで端的に出るかなぁという感じ。
特に午後に耐えられない眠気が出る
いまもそうなのだが、たっぷり眠っているのにとにかく眠い。
今日は朝も昼も糖質は摂っていないのだが、今日の午後も耐えられない眠気が出て、全然集中できない。
普段は昼までにブログ4本書くのは楽勝だったのに、昼までに1本書くのがせいいっぱいで、それも面倒くさかった。
ベッドにダイブして昼寝したいのを我慢するのが大変。
異常に強い空腹感
がっつり食べているのに、すぐにおなかが減る。
それもおなかがぐーぐー鳴って、ちょっと耐えられない感じの空腹感が出る。
普段糖質を摂っていないときの方が食べる量は全然少ないが、普段は空腹感はほとんど出ないのに、ここ数日はいつもおなかが空いていた。
おなかが空くからまた食べたくなるのだが、そこに出てくるのが、またおせち料理やお雑煮で、また糖質摂取、という悪循環。
無気力でやる気が出ない
眠くて怠いから、当然やる気が出ない。
普段は几帳面がウリの僕が、「あーもう面倒くさい」を連発。
糖質のせいでこうなっていることを知っているから、渋々こなしているが、いま現在も、この記事を書くこと自体が面倒くさくて怠い。
耐えられず元の食生活に戻した
12月最終週は旅があったり、奥さんが作ったドライカレーを食べたりと、もともとちょっと糖質多めだった。
そこに大晦日から三が日のダメ押しで、身体が糖質で溢れ、結果激しくダメージを受けた。
糖質を摂っている、といっても、お雑煮のお餅は一個だけだし、パンだって一切れだけだった。
それだけの量でも、普段研ぎ澄ませてぎんぎんにチューンナップしている身体には激しいダメージだったようだ。
おせち料理もお雑煮も美味しいし、お正月気分を味わうことも楽しいので、来年も大晦日と三が日は今年のように過ごすと思う。
でも、ちょっとこの食生活を続けるのは耐えられない。
普段が快適なだけに、ダメージが大きかった。
逆に、普段やっている自分の食生活が、いかに身体にやさしく快適で、自分を高めてくれているかも深く腑に落ちた。
無理な糖質制限や過激なダイエットをするつもりはないが、去年以上に今年も身体に合う食生活をしていきたいと思った。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。