昨日のブログで発熱のため2日間ブログをお休みしたことと、その時の経緯を書きました。
今日はその流れから、僕が早く熱を下げて回復できるよう実践したことを書きます。
確かに40.2度まで熱が上がった翌日夜には平熱に戻っていたので、僕には効果があったと思っています。
体質は人それぞれなので、僕以外の人に効果があるかは分かりませんが、参考までに記事にしておきます。
発熱の際に実践していたこと
1. 体温(熱)を上げること
一般的に熱が出ることを悪いことと捉えている人が多いかもしれませんが、僕は熱は出た方が良いと捉えています。
熱が出ているということは、人間の身体が外から入ってきたウィルスと闘い、追い出すために免疫力を上げている状態です。
ウィルスは体温が上がると死滅するので、熱は上げた方が良いのです。
なので真冬用の分厚いフリースのパジャマを着込み、羽毛布団と毛布を2枚がけにしてベッドに入りました。
長風呂も体温(熱)を上げるのに効果的なので、普段よりもかなり長い時間入浴しました。
お風呂に関して注意すべきは、「湯冷め」しないよう、お風呂から上がったらすぐにベッドに入ること。
あと、動ける範囲で動くのも、熱を上げるのには効果があると思います。
僕は発熱した初日、39度台後半の熱がある状態で、往復1km以上あるコンビニまで買い物に行きました。
ただ、これは日常的に運動していて基礎体力がある人しか出来ないかもしれません。
僕自身も初日の一番熱が高かった時間帯に出かけたときは、かなりフラフラでした。
「荒療治」に分類され万人におすすめではないかもしれませんが、僕は今回実践して効果を感じました。
ここまで読んでいただいたら想像できるかもしれませんが、解熱剤の部類は一切飲みません。
解熱剤を飲んで、せっかく身体がウィルスと闘うために体中のエネルギーをフル稼働させて体温を上げているのに、解熱剤で下げようとするのは逆効果です。
「どうしても仕事に行かなくてはならないので一時的に下げたい」というような場合には必要かもしれませんが、風邪程度のことであれば熱を薬で下げることはしません。
2. 無理に食べない
風邪をひいた人に「栄養のあるものを食べてね」という言葉をかけるイメージがあります(ドラマの中だけですか?)。
僕はこの行為も発熱中には逆効果だと思っています。
熱が出ているとき、身体は大きなエネルギーをウィルスと闘うために使っています。
その状態で栄養のある食べ物をどっさり食べてしまったら、食べたものを消化するのにエネルギーを割かなければなりません。
それに、そもそも熱が出ているときは身体が衰弱しているので、少なくとも僕は食欲はほとんど湧かないです。
「食欲が湧かないなら無理に食べない」で良いと思っています。
食欲があるなら食べても構わないと思っていますが、消化に負担のかからないものを少量にするのが良いと思います。
僕の場合、今日までに4.5kg体重が減りました。
2日目にはファスティングの時に出るタール状の宿便がガンガン排出され、まさに発熱ファスティングとなりました。
3. 水とビタミンCを大量に摂る
発熱してベッドに移動するとき、僕はベッドサイドテーブルに1ℓのウォーターピッチャーとビタミンC 1,000mgのタブレットが入った容器を持ち込みました。
発熱している時、特に高熱のときは身体が熱せられており水分が失われがちで、脱水状態になりやすいのです。
また、水分を補給することで体内からウィルスや炎症によって発生した老廃物などを素早く排出できる助けになります。
なのでベッドサイドテーブルに水のピッチャーとグラスを備え、意識して飲むようにしていました。
また、熱が出ているときは、身体のあちこちで炎症が起こっています。
ビタミンCには抗炎症効果があります。
人間は体内でビタミンCを作ることができません(実は多くの動物は体内で作れます)。
健康なときでもビタミンCは積極的に食べ物やサプリから摂取する必要がありますが、発熱中は身体に炎症が起こっている状態なので、ビタミンCを応援のため大量摂取します。
ビタミンCは一気に大量に飲んでも身体の中に留まっていられる時間が短いため、小分けにして飲み、血液中の濃度を高く保つのがポイントです。
今回は1時間おきに1,000mgを1錠飲み続けようと思ったのですが、眠ってしまっている時間も多かったので、結果として2〜3時間に1錠くらいのペースで飲んでいました。
ビタミンCは飲み過ぎても害にならないので(尿と一緒に出てしまうので)、飲めるだけ飲みました。
4. 眠れるだけ眠る
身体がウィルスと闘っているとき、我々はウィルスを追い出すために免疫力を上げる必要があります。
免疫力を上げるのに重要なのが睡眠です。
体調が悪いとき、我々は「いくらでも眠れる」ようになりますが、それは身体が必要としているからです。
発熱が分かった瞬間に僕はその日の活動をぜんぶ止めて眠ることにしました。
その際大切なのが、一番始めに書いたとおり、眠っている間の体温を上げることです。
そのため真冬用の分厚いフリースのパジャマを着込み、掛け布団も真冬の羽毛布団に毛布も2枚掛け、モコモコの状態になって眠りました。
昼も遮光カーテンを閉めて部屋を暗くし、夜と同じ状態にして眠りました。
眠って目が覚めたらトイレに行き、戻ってきたら水とビタミンCを飲み、眠くなるまではベッドの中で世界史や世界情勢に関するユーチューブ動画を眺め、また眠れそうになったら眠る、というサイクルを繰り返していました。
高熱すぎると本も読む気力がないし、僕は視覚優位でオーディオブックが苦手なので、世界史に関するユーチューブをぼんやり眺めて過ごすのが良かったです。
まとめ
以上が僕が今回発熱のときに実践していたことです。
40.2度という発熱はちょっと過去に記憶したことがなかったので、初日は「これは長く掛かるかも」「インフルかコロナかも」と若干焦りました。
2日目の朝も38.6度とまだかなり高かったですが、2日目の午後からストンと落ち始め、夕方には37度に、そして夜には平熱より低い36.4度まで下がりました。
正直ここまで早く落ち着くとは思わなかったので、ありがたいことです。
今日もまだ若干鼻水・鼻詰まりと喉の違和感が残っているのと食欲がまだあまりなく歩くとフワフワする感じなので、もうしばらく養生したいと思います。
冒頭に書いたとおり、体質は人それぞれで万人に有効な方法かは分かりませんが、少なくとも僕には非常に効果的かつ速攻だったので、参考にしてみてください(実践されるときは自己責任でお願いしますね)。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。