3. ランニングは「ゆっくり」が良い
子供時代の体育の授業の癖で、僕らはつい走るときに「速く走らなきゃ」と意識してしまう。
ところが、福岡大学スポーツ科学部教授の田中宏暁さんは著書「ランニングで落ちる!あなたの体脂肪」の中で、「走るスピードと減量効果に相関関係はない」と断言している。
むしろ逆で、脂肪燃焼効果をもっとも高くしてくれるのは、鼻歌交じりで走れるくらいの、ゆったりしたペースなのだ。
また、スピードを上げて走ると、膝や足首などを故障しやすくなる。
学生時代に運動をしていた人に多いが、当時の記憶で「速く走れる」と思い無理なペースで走り、膝を痛めてリタイア。
もちろんレースを目指したりする人はスピードを上げるトレーニングが必要になる。
でもそれは中級者以上の話し。楽しく走って健康的に痩せたい人は、とにかくゆっくり走る。これが鉄則。
田中教授は「靴の長さより歩幅を広くせず、早歩きの人に追い抜かれるくらいで構わない」と書いている。
安心してゆっくり走ろう。
4. 「20分」より長くを意識する
ランニングをまったくしたことがない人は、まずは5分でも10分でも走る習慣をつけることが大事だ。
でも、ある程度走れる人は、より効果的なトレーニングを目指したい。
そこで一つの目安となるのが、継続して走る時間。
一つの目安は20分という時間。距離は関係ない。
ランニングを開始すると、僕らの体は走るためのエネルギーを供給し始める。
その時に最初に使われるのは血中にあるブドウ糖、そしてグリコーゲン。
そして糖やグリコーゲンを使い切ると、脂肪がエネルギーとして使われ始めると言われている。
そのタイミングが、ランニング開始から約20分経過した時点なのだ。
僕自身、減量が軌道に乗るより前の時期に、「毎朝20分走る」という日課を課していた時期があった。
20分走るというのは、そこそこの運動量だと自覚していたのだが、ほとんど体重は変化しなかった。
今思えば、20分のランニングというのは、一番もったいない時間で運動を終えてしまっていたことになる。
20分まで走れているのなら、あと10分、せめて30分走ればより効果的だった。
ある程度の距離が走れるようになったなら、是非このタイミングは意識して欲しい。
僕自身、この法則を知って距離を延ばしてから、体重の減り方が大きく変わった。

著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。