語学・資格・学び書評

「読む」だけで終わりにしない読書術

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本要約チャンネル著、「「読む」だけで終わりにしない読書術 〜 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法」という本を読んだのでご紹介しよう。

「本要約チャンネル」というのは、YouTubeのチャンネルの名前だ。

本要約チャンネルは「タケミ」と「リョウ」という二人で運営されており、登録者数は2022年2月現在で86.3万人と大人気だ。

お二人は今はともに海外在住だそうだが、毎日本を読みその要約をYouTubeにアップしている。

そんなお二人が読書術に関する本を出した。

早速紹介しよう。

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本を読んで終わりにするのはもったいない

世の中には3種類の人間が存在する。

日常的に本を読まない人。

日常的に本を読むが、読んで終わりにしている人。

そして、日常的に本を読み、本の中から実践できることを行動に移す人。

この3種類だ。

残念ながら、現代の日本では日常的に本を読まない人が圧倒的に多い。

しかし、一方で日常的に本を読んではいるが、読むだけで自分の行動を変えない人も非常に多い。

本を読むこと自体、知識が深まり良いことではある。

しかし、本が持つ力を本当に活かせている人は、1冊の本から何か1つでも実践できることを見つけ、自分の人生をより良くする人だ。

本書では、タイトル「「読む」だけで終わりにしない読書術」のとおり、読んで終わりにせず、行動を起こすことを推奨している。

何のために読むのか

本を読むときには、本人が自覚しているかどうかは別として、必ず目的がある。

ダイエットに関する本を手に取るなら「痩せたい」というニーズがある。

時間管理術に関する本を読むなら「効率よく時間を使えるようになりたい」と感じているはずだ。

様々なニーズを満たすための本が出版されているが、当てずっぽうに買って読むのは効率が悪い。

本を購入する前に、本の要約サイトやアマゾンなどの目次を見るなど、内容を把握しよう。

事前にその方が自分の求める内容かどうかを確認してから購入するだけで、効率はずっと良くなる。

本書では、最高の1冊を見つける「目的型読書」を提案している。

買ったらいつ読むのか

日常的に本を買う習慣がある人は、買ったまま読まない「積ん読」が溜まってしまう傾向があるだろう。

僕自身も積ん読が多いので、人のことは言えないが、積ん読はもったいない。

なぜ積ん読が発生するかと言うと、買ってすぐに読まないからだ。

本は、買った瞬間が一番本を読みたいという熱が高い。

熱が冷めないうちに読み、さらに書かれた内容を実践することが大切だ。

本書ではすぐに読む手法を「ドーパミン読書」と名付けて推奨している。

インプットしたらアウトプットする

本を読むと言う行為は、それ自体はインプットの作業である。

本を読んで、読んだままにしてしまうと、われわれはその内容をすぐに忘れてしまう。

せっかく読んだ本の内容を忘れてしまうのはもったいない。

そこで、読んだ本を脳に定着させるのに最適なのが、「アウトプット」である。

インプットした内容をアウトプットすることにより、脳に定着するのだ。

著者のお二人は読んだ本をYouTubeでアウトプットしている。

本書では自分のためにメモすることを推奨しているが、僕はブロガーとして、ブログに感想を書くことを推奨したい。

自分のためのメモは、自分だけが分かれば良いと思いがち。

それがブログに書くとなると、不特定多数の第三者が読みに来ることが前提になる。

知らない人にも分かりやすく、丁寧に伝えようと無意識に努力するようになる。

曖昧な箇所があれば読み返してしっかり理解しようと努力するだろう。

そして、自分のブログを検索すれば古い記事も一瞬で読み返すことができる。

本書ではアウトプットとする読書術を「能動型読書」と読んでいる。

読んだら実践し、記録する

本書が推奨している究極の読書術、それが「レコーディング読書」だ。

この記事の冒頭でも書いたが、本を読むのには目的があるはず。

本を読み、参考になったり、共感したことを行動に移すことが何より大切だ。

痩せたいと思いダイエットの本を読んだなら、その中で実践できることを即行動に移すのだ。

その時大切な事は、行動の内容とその結果を「記録する」ことだ。

ダイエットで10kg痩せたいと行動を起こすなら、スタート時の体重を記録しておかないと、成果が確認できない。

スタート時だけでなく、日々の体重の変化を記録しておくことで、進捗が確認でき、進んでいる時間を得ることができる。

「本を読む」→「アウトプットする」→「行動を起こす」→「記録する」。

この流れを起こすことで、人生はどんどん変化していくのだ。

まとめ

僕自身、本を読むときには必ず目的をハッキリさせてから読む。

そして、読んだ本から最低一つは実践に移す行動を見つけるようにしている。

具体的行動に繋がらない本は、本の選択を誤ったということだ。

選択を誤って本を読むのは、時間とお金を浪費することになる。

正しい本を選び、熱量高く読み、アウトプットし、そして実践、記録する。

まさに僕がやっていること、目指していることを本にしてくれて嬉しい。

僕自身、さらにたくさんの本を読んでいきたいし、多くの人がもっと本を好きになってくれたら嬉しい。

素敵な本でした。

オススメです!!

「「読む」だけで終わりにしない読書術」のチェックはこちらからどうぞ!!

「読む」だけで終わりにしない読書術

「「読む」だけで終わりにしない読書術」は僕のYouTubeチャンネルでも紹介しているので併せてご覧ください!!

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