自己実現・自己啓発書評

フォーカル・ポイント by ブライアン・トレーシー 書評 〜 どうしても人生を突破したい人だけに送る10の法則

自己実現・自己啓発書評
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法則4 思考を変革せよ

エイブラハム・リンカーンはこう言った。

「誰かが成功をおさめたということは、他の人にも同じことができるという証明である」

そう、成功は真似できるのだ。うまく結果を出した人と同じことをしていけば、正しく成果がでる。

結局人間は、自分がなろうと思った人間にしかならない。

自分が生きようと思った人生しか生きないのだ。

だからこそ楽観的になろう。

すべての原因は僕らの思考にあるのだ。だったら悲観的に考えること自体がナンセンスということになる。

じゃあ、どうやったら楽観的になれるのか。

この本では「7つの楽観的思考法」を詳しく書いているので是非読んでみて欲しい。

  • 未来について考える
  • ゴールについて考える
  • 優れた存在になることを目指す
  • 結果に集中する
  • 問題解決に集中する
  • 生涯学び続ける
  • 今すぐ行動する

今から5年後に完璧な暮らしをしているとしたら、それはどんな暮らしか考えてみよう。

ぼんやりと考えるだけじゃなくて、紙やEvernoteに書き出していこう。

自分の目標、ゴールを決めて、期限を設定しよう。

そしてやるべきことをリストにしよう。

自分にとって一番大事な仕事とは何か、結果が一番求められることは何かを考えよう。

いつも前を向きやるべきことを考えていれば、勝手に楽観的になっている。

チャレンジをし続けよう!

法則5 戦略的に人生を設計せよ

人生がうまくいっていないと感じたら、一旦立ち止まり、人生の戦略について考えよう。

その時に役立つのが、「戦略的人生設計のための7つの質問」だ。この本にはそれぞれの項目に詳しい説明がある。

質問1. あなたの仕事は、どんな仕事だろうか?

質問2. 今の状況が変わらなければ、将来あなたはどんな仕事をしているだろうか?

質問3. あなたの顧客は誰だろうか?

質問4. あなたが人よりうまくできる仕事は何だろうか?

質問5. 成果の80%をもたらす上位20%の行動はなんだろうか?

質問6. 何がゴール達成の制約となっているのだろうか?

質問7. すぐに実行できる具体的行動とは何だろうか?

そして、自分の「フォーカルポイント」つまり集中すべきポイントが判らないなら、この7つのステップで自分に問いかけてみよう。

STEP1  価値観を明らかにする

STEP2 ビジョンを明らかにする

STEP3 ゴールを決める

STEP4 必要な知識やスキルを明らかにする

STEP5 身につけるべき習慣を明らかにする

STEP6 毎日の日課を決める

STEP7 具体的行動を決める

僕らの人生を決めているのは僕ら自身だ。

だからこそ、うまくいっていない時には、自分に向けて質問を投げ掛けよう。

習慣になってしまっていく「やめるべきこと」を見つけるのも.、僕ら自分自身でしかできないことなんだ。

法則6 主体的にキャリアを築け

変化が激しい時代だからこそ、自分を見失わず、自分からキャリアを構築していかないといけない。

しかも、キャリアといっても、一つの会社の中での出世をイメージしてはダメだ。

「自分自身を独立したフリー・エージェントだと見なすことに、仕事で成功する鍵が隠されている」

著者はそう言っている。

キャリア構築に関しては、以下のポイントがある。

  • 仕事とキャリアの価値観を決めよ
  • 仕事とキャリアのビジョンを明確にせよ
  • 仕事とキャリアのゴールを定めよ
  • 仕事と知識とスキルを高めよ
  • 有益な行動を習慣化せよ
  • 具体的行動スケジュールを決めよ
  • 仕事とキャリアの行動コミットメントを決めよ

どの会社で働くか、ということは重要でなくなりつつある。

どんな仕事をするのか。どのように自分を磨けるのか。

これらを主体的に考えることで、自分の道が開けてくる。

 

【次のページ】仕事だけがんばってもダメ?ほかに充実させるべきものとは??

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