自己実現・自己啓発書評

「自分を信じるちから」をはぐくむ10の法則

自己実現・自己啓発書評
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3. 自己イメージは後天的に変えられる

子供の時からずっと高い自己イメージを持っている人は幸せだ。

両親に愛され周囲から可愛がられ、自信満々だった子供はクラスでもリーダーであり人気者だっただろう。

確かに幼少期の体験は高い自己イメージの形成には大切だ。高い自己イメージがあれば自信を持ってさまざまなことに取り組める。

しかし、自己イメージは先天的なものだけで決まるわけではない。

この本の著者青木仁志さんは、両親が3歳のとき離婚し、幼少期から思春期にかけて親の愛を十分に受けられず、自己否定が強い少年だった。

しかしその後多くの経験を積み学びを重ねることで、ブリタニカのトップセールスマンとして活躍し、その後独立して人材育成の会社を設立した。

その青木さんがつくった人生の方程式はいかのとおりだ。

「その人の人生 = 先天的特質 X 環境 X 本人の選択」

先天的特質には、両親によって育まれる自己愛や自己イメージも含まれる。

先天的特質には、本人ではどうにもできない部分も多いことは事実だ。

しかし、残りの2つ、環境と本人の選択は後からでもいくらでも変えることができる。

自信を持てない多くの人は、とっくの昔に過去のこととなった先天的特質の部分だけを見て、嘆き続けている場合も多い。

自己イメージは後天的に変えられるのだ。今日からでも変えられるのだ。

そのことを知って、そして信じて欲しい。

4. 小さな成功体験が大きな自信をつくる

僕自身、青木さんとまったく同じことを考えている。

人生を変えるためには自信が必要だ。そして自信を身につけるには、「小さな成功体験」がとても大切だと。

青木さんの言葉を引用しよう。

「自信は、自分の思考が実現すればするほど大きくなります。

「こうしよう」と決めて、それを自分の力で現実化した。

それまでできなかったことが、学習や訓練によってできるようになった。

こうした成功体験、突破体験をしたとき、小さな自信が生まれ、これを繰り返すことによって、少しずつ大きな自信になっていきます」

「人間は習慣の塊」である。

これは僕の信念だ。

だからこそ、生活習慣をちょっとずつ良い習慣で満たしていけば、絶対に自分の力となり、自信となる。

毎朝早起きをする、毎月決めた冊数読書をする、ダイエットのため毎日ランニングをする。

そういった小さな目標を一つ決め、愚直に実行するのだ。

目標を達成したら、自分で自分を大いに褒める。ご褒美を用意してもいい。

そして目標のレベルを上げ、新たな取り組みも始める。

これを繰り返すことで、確実にあなたは自分のことを好きになり、自己イメージが上がり、それが大きな自信へと変化していくだろう。

自信を持つと、変化に対する「勇気」を持てる。勇気があればどんな高いチャレンジにも挑戦できるようになる。

挑戦しない人には一生変化は訪れない。

だからこそ、「小さな成功体験」がとても大切なのだ。

5. 暗示の力を利用して思い込みを変える

僕たちは自分で自分のことを分かっていると思っているが、それは大きな誤りだ。

僕たちの意識のうち、95%〜97%までが、潜在意識なのだ。

僕たちが僕たち自身だと思っているのは、実は3〜5%にすぎない。

だから、いくら「頭で考えて」も、それだけでは上手くいかないのだ。

たった3%の自分だけが進みたいと思っても、97%の見えない自分が「進みたくない。ここにいたい」と思っていては、前になんか進めないのだ。

だからこそ、僕たちは潜在意識に対して働きかけつづける必要がある。

それには「暗示」(アファメーション)」がとても有効だ。

アファメーションとは、「肯定的な言葉がけ」だ。

「自分はできる」「自分はトップセールスマンだ」「自分は人生の成功者だ」

このような言葉をハッキリと言葉に出して言う、そして書く。

言語化すると言葉は耳や目から脳に入り、定着する。

繰り返し断言していると、潜在意識に言葉がしみ込み、そのように行動し始める。

「どうせ僕なんて」とばかり呟いている人間は、「どうせ僕なんて」という言葉で全身が支配されるようになる。

なりたい自分を暗示することで、潜在意識に働き掛けるのだ。

 

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