時間管理・計画書評

あなたの1日は27時間になる by 木村聡子 10の鉄則

時間管理・計画書評
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4.  睡眠の質の向上を追求しベストの体調を構築する

自分の時間を作っていくためには、それ以外の仕事をバリバリとこなしていく必要がある。

ハイパフォーマーの人たちに共通しているは、「体が資本」ということをしっかり認識していることだ。

つまり毎日の体調がベストになるようしっかり調整しているわけだが、そのときに一番大切なのが、「睡眠」だ。

時間に追われる多くの人は、「忙しいから」という理由で睡眠時間を削って寝不足状態が続く。

しかし寝不足では質の良い仕事はできない。

夜遅くまで居残る残業体質から、早寝早起きをして、仕事を迎撃する体質に変えるためには、睡眠の質の向上が必須条件だ。

僕も以前は午前2時ごろまでダラダラ起きている夜更かし人間だったが、今では22時には眠る早寝早起き人間になった。

本書には、睡眠の質を高めるポイントが分かりやすくまとめられている。

特に大切なのは、睡眠前の夕食、入浴のタイミングと、あとは寝具(布団、枕、毛布など)、そして寝室の環境である。

詳しくは本書をじっくり読み込んで欲しいのだが、睡眠の質の向上は、日中の質の向上に直結する。

つまり、眠った者こそが勝者なのだ。

5.  自分の願望を超リアルにしていく

「時間がない」と感じている人に質問。

では、時間ができたら何をしたいですか?

ここで、「思う存分寝たい」とか「ひたすらボーッとしたい」という言葉も出てくるだろうが、それはごく一時的なもの。

皆さん一人一人、本当だったらやりたいこと、を心に眠らせているからこそ、「時間がない」という状態が歯がゆいのではないだろうか。

その眠っている願望を、目覚めさせることが、自分時間の確保にはとても有効だし大切だ。

僕の場合、ブログがまさに僕の願望を目覚めさせてくれた。

それまではダラダラ残業していた僕が、ブログをスタートさせ、その面白さにぞっこんハマってしまった。

仕事をしていても、とにかくブログが書きたくて仕方がない。

残業なんかしていたら、ブログを書く時間がなくなってしまう。

そう思ってどんどん残業を削減していくことができるようになった。

そしてやがて、僕は自分の力で仕事をする、会社や辞めてプロブロガーとして独立するという夢を、超リアルに、具体的に描くことができるようになった。

そしてその夢は、このとおり実現した。

自分の願望は、超リアルに、超具体的に描こう。

それによって、夢は現実へと向かって走り始めるのだ。

6.  仕事は締め切り日順でやり、前倒ししていく

時間に追われている状態から脱却するには、仕事の優先順位づけが大切だ。

やってきた順に仕事をやっていては、効率が悪い。

仕事は締め切り日順にこなしていくことが大切だ。

まずは今日が締め切りの仕事に集中し、それ以外は手をつけない。

そして今日締め切りの仕事が終わったら、明日のものに着手しよう。

直前になって納期に追われながら仕事をしていては、余裕もないし見返す時間も取れない。

もちろん緊急で突発的に入ってくる仕事もあるだろうが、徐々に仕事を前倒しで処理するよう整えていこう。

 

【次のページ】仕事の視座を上げる「鳥の目管理法」ってなんだ??

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