10. 「1日を27時間にする」と覚悟を決める
どんなにテクニックやスキルを学んでも、それを実行するのは自分自身である。
「残業しないスキル」を読んで学んでも、同僚の目が気になって席に座っていたら、何も変わらない。
最終的には、「定時までに仕事を終える」「仕事を終えたらすぐに席を立って帰る」という覚悟が必要だ。
それは、仕事の時間だけに限らない。
早寝早起きをすると決めたら、飲み会の誘いもときには断る必要が出る。
だらだら二次会には行かないという覚悟も必要だろう。
自分は何のために1日を27時間にするのか?
その目的をしっかり持って、他人の目を気にせず、結果という武器で堂々と「他の人とは違う」人になろう。
とことん突き抜けて、ずば抜けた成果を出せば、もう誰もあなたに文句を言わないだろう。
まとめ
人生の充実度は、極言すると、「どれだけ自分のコントロール下で物事が動いているか」ではないだろうか。
猛烈に忙しくても、それがすべて自分の成果となり、多くの人の役に立ち、称賛されるなら、疲れも感じずに頑張れる。
でも、仕事の目的も良く分からず、上流工程からの無茶振りに翻弄され、ただ消耗していく立場では、同じ忙しさでも、ほとんど充実感はないだろう。
結局最終的には、時間管理とは、仕事の、そして人生の、「主導権を自分に取り戻す」ことなのだろう。
本書では、1日を27時間に拡大することで、人生の主導権を自分に取り戻す方法がぎっしり詰まっている。
いまの仕事の仕方に不満がある人も、今以上に仕事の完成度を上げていきたい人も、多いに参考になる良書だった。
年末年始の休暇中に熟読して、来年2016年をロケットスタートしてみてはどうだろうか?
早寝早起き、鳥の目管理、人生デザイン。
始めるのには、絶好のタイミングでは?
やるかやらないか。それはあなた次第。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。