第一回から参加している勝間和代さんの私塾「勝間塾」。
先週末に一泊二日の合宿形式で「夏期講習」が開催され、僕も参加させていただいた。
勝間塾夏期講習に行ってきた!
合宿セミナーはモチベーションが高く気合いの入っている人がたくさん参加するだろうと楽しみにしていた。
会場は神奈川県の葉山と横須賀の境にある湘南国際村。キレイな施設で安心した。
受講者は約100名。そのうち女性が70%というのも、勝間塾ならではの比率ではないだろうか。
年齢層は多分メインは30代前半くらいか。僕はどちらかというと平均年齢を上げてしまっている側だった(^_^;)。
そんな勝間塾夏期講習だが、合計講義時間は何と10時間!
そしてそのすべてを勝間さんが一人でこなすというパワー。
共同経営パートナーの上念さんがほんのちょっとお話ししてくださった部分はあったけれど、それ以外は全部一人。
その熱意とパワーに感激しました。
講義は大きく分けて3部構成。
第1部 なりたい自分を定義しよう
第2部 周囲との関係の最適化
第3部 不確実な状況での意思決定
この構成自体がとても充実していたのだが、とにかく素晴らしかったのが講義とワークの内容とそのバランス。
これだけの長時間、我々がじっと聞き、勝間さんがずっと喋る形式では、多分厳しいと思う。
だが、ふんだんに盛り込まれた個人ワークとグループワークがとても良く練られていて、講義で聴いた内容をすぐに自分自身で試せるようになっていた点が凄かった。
第1部前半「理想に近づくPDCAサイクル」
第1部前半のワークでは、こんなことをやった。
自分が「こうなりたい」と思うポートフォリオを作ってみよう
- 自分の好きな有名人を列挙する
- それぞれの有名人の真似したい部分をピックアップする
- ピックアップした要素を混ぜる
- 5人のグループに分かれ、お互いに発表して論評する
という感じ。
ちなみに僕が「なりたい人」に選んだのは、以下の5名の方々
- 吉越浩一郎さん
- 本田直之さん
- 泉正人さん
- 大橋悦夫さん
- 午堂登紀雄さん
ちなみにこの後のワークでは、この「なりたい人」に、どうやって会いにいくか、ストーリーを考えるというワークだった。
でも、実は僕はこの5人の方とは、全員と個人的にお会いしていた、ちょっと嬉しかったのだ(^-^)。
第1部後半「自分の殻を破る」
第1部後半は、どうやって、なりたい自分に近づけない「殻」を破るかを考える。
ここでは上念さんのトークが炸裂。
参加者全員で、名刺で割り箸を割るという(笑)ワークもあったり。
でも皆さん知ってます?本当に名刺で割り箸って割れるんですよ。
「割れない」と思い込んでいる人は割れないんだけれど、正しい形を知って、出来ると信じてやると、簡単に割れる。
その後で,自分がかつて諦めてしまった夢を3つ書き出し、諦めてしまった理由も書く。
そしてそれをグループで発表する。さらにグループ代表を決めておき、全員に対して発表。さらには自分の「殻」を破るためのPDCAサイクルを構築していく。
自分の過去の夢は恥ずかしいのでここには晒さないが、夢の阻害要因のパターンが見えたことは大きい。
第2部 周囲との関係の最適化
夕食を挟んで第2部は19時から22時
ここではまず、「運がいい人と悪い人の違い」を科学的に分析して、いかに「運がいい人になる」かを考察する。
運のいい人の構成要素は以下のとおり
- 人付き合いが良い、チャンスを最大限に広げる(社交性)
- 自分にはいいことが起きると期待している(ポジティブシンキング)
- 虫の知らせに鋭い(直観力)
- 不幸を幸福に変える力(逆転の発想)
僕自身は相当の楽天家でポジティブな頭の持ち主なのだが、特に勉強になったのが「不幸を幸福に変える力」の部分。
僕は自分の力が及ばない出来事で自分に不幸が降りかかると、まず腹を立ててしまう傾向が強い。
「なんでこうなるんだ!」とまず腹を立てて、気持ちが落ち着いてから対応を始めるのだが、腹を立てていると周囲にも迷惑だし、時間も無駄だ。
この「逆転の発想」を肝に銘じて、不幸を幸福に変える手法を身につけた。
楽しい飲み会タイムは真夜中過ぎまで!
そして午後10時に第2部が終わると、勝間さんたちが差し入れてくれたワインと焼酎を持って大部屋に集まり宴会開始!
僕は全員初対面にも関わらず、持ち前のコミュニケーション能力を発揮して名刺を交換しまくる。あっという間に50人くらいの方とお話しさせてもらった。
メゾネット形式のキレイな部屋でワーワー騒いでいるとあっという間に1時15分。
夜更かししすぎると翌日ヤバいので、まだまだ盛り上がる皆さんより先に部屋に戻って眠った。
第3部 不確実な状況での意思決定
そして翌日午前9時からは第3部。
「不確実な状況での意思決定」というお題で、ここはかなりテクニカルで難易度が高い部分。
ロジカルシンキング、MECE、SMARTなど、既に講座で学んだことの復習や、今月の定例会のお題である「プレゼンテーション」についての講義とワーク。
この第3部のワークは本当に素晴らしかった。
自分自身が現在抱える課題を分析してその解決法を探るのだが、段階を踏んでブラッシュアップしていくのだ。
最初は自分が考えるままに書き、グループで発表。
次に、最初に自分が書いたものを、課題設定をSMARTを意識しながら、そして情報収集をMECEを意識して行いつつ、再度書いてみる。
すると、最初の課題よりも内容がぐっと良くなるのだ。
さらにここに、聞く人を意識したプレゼンテーションを考慮してさらに再考する。
ここまでやれば、自分の課題はくっきりと際立ってくる。本当に素晴らしい。
フォトリーディング入門セッション!!
そして最後にお楽しみ、何と「フォトリーディング」の入門セッションをやっていただいたのだ。
たくさんの本を読みたい人にとって、「フォトリーディング」は非常に魅力的な特殊技術だ。
勝間さんはフォトリーディングのインストラクター資格を持っている。つまり僕らに教えても良い先生の資格保持者なのだ。
以前からフォトリーディングにはすごく興味があったのだが、いかんせんセミナーが10万円以上と高額で、なかなか決心が付かなかったのだが、勝間さんが導入部を体験させてくれた。
実際15分くらいの説明を受けて、手順通りに本を読むと…。
おお!今までの3倍くらいのスピードで読める!!
これは感動で、思わず最後の質疑応答で、本気で勉強すればもっと速くなりますか?と勝間さんに質問してしまった。
答えはもちろんYesとのこと。
勝間さんが講師を担当するフォトリーディング・セミナーも準備中とのことで、これは是非参加して技術を習得してしまおうと思った。
有志のオフ会にも参加!
10時間の講習が終わった後は、有志によるオフ会が同じ会場で開催された。
僕は事前には申し込んでいなかったのだが、飛び込み参加OKだったので、参加させていただいた。
オフ会では、前日の第1部で皆で体験した、名刺で割り箸割りをトーナメントにして闘ったり(笑)しつつ、大いに盛り上がった。
お料理もワインも美味しくて、本当に素敵な会だった。
昨日までまったくお会いしたこともなかった皆さんとは思えないほど仲良くお話しさせていただき、あっという間に時間が経ってしまった。
そして帰りはなんと、千葉方面に車で帰られるという受講生のお一人に、茗荷谷駅前まで送っていただいてしまった。本当にありがとうございました!
というわけで、非常に充実した2日間。ギッシリ勉強して頭も身体もフラフラという感じだったが、とにかく楽しかった。
月例会も、秋に予定されているというフォトリーディングセミナーも、とても楽しみだ!
勝間さん、上念さん、オフ会幹事チームの皆さん、受講生の皆さん、本当にありがとうございました!!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。