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サザンオールスターズの「ピースとハイライト」がCDでしか買えずちょっと残念だった件

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先日サザンオールスターズの新曲が発売された。

サザンオールスターズは僕が小学生の頃にデビューした。

デビュー曲「勝手にシンドバッド」がテレビ番組「ザ・ベストテン」で初放映された時からの長いお付き合い。

僕は猛烈なサザン・ファンということはないが、やはり新曲がでれば「聴きたいな」と思うし、今回は5年ぶりで、しかも桑田佳祐さんの病気もあった後なので、気になっていた。

 

 

で、新曲が発売された日に、iTunesストアで新曲「ピースとハイライト」を探したが見つからない。

曲名で検索すると、オルゴールのインスト曲や、着メロみたいなものがヒットするだけ。

うーむ、そうなのか。iTunesでは買えないのか。

 

 

音楽業界はまだ色々ややこしくて、レコード会社によってはiTunesストアで買えないモノがあるということは、さすがの僕も知っていた。

でも実際こうして欲しい新曲、しかも国民的バンドの5年ぶりの新曲が買えないと分かると、ずいぶんがっかりするものだね。

 

 

iTunesストアで買えなくても、他のストアでダウンロード購入できるのではないかと、Googleで検索してあちこち見て回ったが、何も見つからない。

FacebookやTwitterで質問してみたが、お友達からも「買えないんじゃないかな」とのこと。

ということは、CDを買わないといかんということか。何と。

 

 

仕方なくAmazonをチェックしたら、出てきた。「ピースとハイライト 通常盤」1,400円。

 

by カエレバ

 

 

えーーー。シングルが1,400円もするの?高いよー。

4曲入りとのことなのだが、正直僕はそこまで熱烈なファンではないので、まずは「ピースとハイライト」が一曲聴ければいいのだよ。

AIFFファイルじゃなくてAACで多少音質の劣化があってもいいのだよ。

一曲を単品で売ってくれないかなー。

 

 

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ブツブツ言いつつも聴きたいので、仕方なくAmazonで購入。

正直音楽については、もうCDはほとんど欲しいと思わなくなった。

iTunesに取り込んだ後は板としてのCDは必要ない。

iPhoneかMacで聴くだけだし、我が家にはデカいスピーカーもないので、音質に神経質になることもない。

 

 

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買ったばかりのCDを中古に流すのも気が引けるし、せっかく断捨離を進めてモノを減らしている家に、本来物理的には必要なかったCDの板が滞留しているというのも、どうも気分の良いモノではない。

CDで購入したいという熱烈なファンの方を否定するつもりはもちろんない。音質にこだわりたいという方がCDが良いと考えるのも分かる。

ただ、選択肢として、ダウンロード販売が用意されないというのは、ライトユーザーである僕としては残念だ。

ダウンロード販売なら、iTSでクリックすれば10秒後には聴くことができた。

しかし、今回はiTSを探し、Googleであちこち検索し、Amazonで商品を購入し、届いた段ボールを開け、iMacにSuperドライブを接続し、CDを取り込み、アートワークを設定してやっと終了となった。

せっかくインフラが整い気軽に音楽が楽しめるようになっているのだから、選択肢としてダウンロード販売も用意して欲しかった。

売る側としては、ダウンロード販売を用意すると皆がダウンロードで購入し、CDが売れなくなることを憂慮しているんだろうけど、それってそもそも、もうCDという「板」には需要がないことを表しているのではないかなあ。

ダウンロード販売がなかったために購入を見合わせた人数と、僕みたいに不満を感じつつCD購入に踏み切った人数と、どっちが多かっただろうか?

何となく、1,400円のCDまで買わなくてもいいか、と購入を見送った人数の方がずっと多かったんじゃないかと想像するんだけど、違うかな?

音楽って、結局たくさんの人が聴いて、街に曲がたくさん流れていくことでヒットしていくモノなんじゃないかと思うんだけどねえ。

何となく勿体ないような気がするな。

 

 

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で、「ピースとハイライト」をAmazonで検索していたら、絶版になっていて入手困難だった名曲「東京シャッフル」が復刻版でマキシシングル化されていたので、こちらまで思わず購入。

by カエレバ

 

これもダウンロード販売して欲しかったんだけどなあ〜。せっかくロングテールの時代なんだから。

新曲も東京シャッフルも聴けて良かったけどさあ。

ブツブツ。

でも、サザンにはこれからも頑張って欲しい!正直「ピースとハイライト」はイマイチだったけど、活動を続けて、また凄い曲を作って欲しいな。

 

by カエレバ

 

 

by カエレバ

 

 



 

 

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