エッセイ日常

横浜で落語〜中華街で昼飲みの宴

エッセイ
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昨日は仕事を午前中でやっつけて、お昼から横浜は伊勢佐木町へ。

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お友達の「女豹ライター」島田佳奈さんと一緒に、落語に出かけたのである。

昨日の高座、トリは佳奈さんの婚約者でもある、三笑亭世楽師匠である。

世楽師匠は今年5月に真打に昇進されたばかりなのだが、せっかく誘っていただいた6月のお披露目興業に僕は夏風邪の体調不良で参加できなかったのだ。

今回佳奈さんが再び誘ってくれて、やっと世楽師匠の高座をナマで体験させてもらうことができた。

僕は落語は好きだが、寄席に行ったのは今まで10回くらい。

一番最近落語に行ったのは、去年の暮れに渋谷で柳家喬太郎さんの高座を見させてもらって以来だと思う。

古典落語も好きだけれど、全然詳しくない。

 

 

 

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△ 開演中は撮影禁止につき、開演前だけ(笑)。

 

 

昨日は世楽師匠の前に二ツ目の柳亭明楽さんが出演された。

明楽さんはまだ二ツ目に昇進されたばかりとのこと。

こういう書き方をするとすごく生意気そうだけど、素人が直観で感じたことをそのまま書いてしまうと、明楽さんさんと世楽師匠では、当然ながら全然レベルが違う、ということ。

明楽さんのお噺も楽しかったが、早口過ぎてちょっと聞き取りにくいのと、あと、間合いとメリハリという部分で、これからに期待、という感じがした。

 

 

世楽師匠は枕の部分はすごく早口なのだが、しっかり聞き取れる。滑舌が凄く良いのだなあ。

そして演目「青菜」が始まると、ああ、なるほど、これがプロの仕事か。と納得。

お噺の中に、複数の登場人物が出てくるのだが、そのメリハリが凄く効いていて、登場人物の顔が浮かび上がってくるようだ。

声色はもちろん、顔つきや身のこなしも役によって全然違う。このメリハリが凄い。

そしてもう一つ感激したのが、間合いである。

明楽さんはズラズラと一本調子で喋り続けている感じだったのだが、世楽師匠は途中何度かピタッと止まる箇所がある。

植木屋さんが酒を飲むところ、青菜がないと女将さんが出てきたところなど、要所要所でたっぷり時間を使う。すると僕たち観客は、グッと前のめりに高座に惹き付けられるのだ。

僕はこの「青菜」という演目は初めてだったのだが、落語ファンにとっては定番の演目のようだ。

でも、古典落語というのは、定番の演目をさまざまな噺家が自分なりに工夫して、自分のモノにして話すのが面白いのだそうで、なるほどその通りだと思った。

1時間があっという間に過ぎ、豊かな気持ちになった。

 

 

 

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△ 平日午後の中華街。平日の日中に中華街に来たのは初めてかも。のんびりしていていいねえ。

 

 

 

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高座が終わった後は、世楽師匠と佳奈さんと3人で中華街で昼飲み。

こちらはなかなかディープな話題。まさか師匠とガジェット系の話題で盛り上がるとは思わなかった(笑)。

3人の集合写真、撮り忘れちゃったね。

 

 

こうして師匠ともお知り合いになれたので、もうちょっと深く落語を知りたくなってきた。

今度また師匠の高座に行ってみよう。

落語楽しいね(^-^)。

師匠、佳奈さん、ありがとうございました!!

 

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