火曜日から始めた30日間の「Amazon断ち」。Amazonで買い物をしてはいけないというマイ・ルール。
初日と二日目はまったく問題なく過ごしていた。
というか、このルールを作る前にAmazonに注文していたルームブーツやeneloop、書籍などが届いていて、禁じているという印象があまりなかった。
ところが、3日目となった昨日は結構キツかった。
なるほど、自分の脳はこのような状況でこう反応するのか!と目から鱗でもあった。
なかなか面白い体験だったので、シェアしよう。
「Amazon断ち」3日目にして禁断症状出る!自らの「コンフォートゾーン」を突破せよ!!
昨日の午後は市ヶ谷にてセミナー受講。
前田出さん、木暮太一さん、ダイヤモンド社の寺田庸二さんによる出版セミナーだ。
このセミナーがとっても面白くて勉強になったのだが、ダイヤモンド社の寺田さんの講義の時に、Amazon禁断症状が出た!
寺田さんは講演の中で、次から次へと面白そうで、しかもいまの僕にめちくゃちゃ役に立ちそうな本を紹介してくださったのだ。
しかも熱意たっぷりに、「この本は絶対読んでください!」とおすすめされるので、ついiPhoneのAmazonアプリでチェックしてしまう。
いままでの僕なら講演を聞きながら、その場でバンバンAmazonの1-Clickで購入していただろう。
しかし、いまは30日のAmazon断ち期間中。しかも寺田さんが紹介している本は結構高い。3,000円以上の翻訳専門書が多い。
ここは我慢せねば、と思ったのだが、この我慢がちょっと辛かった。もちろん全部を一度には買えないが、「せめて一冊くらい買いたい」という抵抗が出るのだ。
結局何とか思い止まって、Amazonのカートではなく「ほしい物リスト」に登録することに成功。
ほしい物リストに一気に10冊近い本が登録されることになった。
で、このときに気づいた。
僕の脳の中に、「賢者が薦める本は即決で買う」というフィードバック構造が出来上がっているのだ。
だから、寺田さんが薦めている本を買わないことに、すごく抵抗があったのだ。
「尊敬している人や偉い人が僕に本を奨める」→「即決でその場で注文する」→「その人に近づいたような、賢くなったような錯覚に陥る」→「即決したことでアドレナリン出る」→「テンション高く気持ちがいい」
薦められたら即買って高揚感を得る。これが僕の「コンフォートゾーン」となっていたのだ。
確かに勝間さんや吉越さん、それに上阪さんや鮒谷さんなどと会食すると、必ず「最近のおすすめ本」の話になる。
すると皆さん博識なので、僕が知らなくて超面白そうな本のタイトルがバンバン出てくる。
それをその場でiPhoneでどんどんカートに入れていき、即買い。これが妙に気持ちいいのだ。
しかし、現実にはご献本も多く、買った本を全然読み切れず、積ん読が増えるばかり。それではまったく意味がない。
ここは頑張ってこのフィードバック構造を断ちきってしまおう、と誓ったのであった。
というわけで、無事3日目もAmazon断ち継続に成功。
しかし人間無意識に行動しているときって、本当に「習慣に支配されている」状態なんだと改めて実感。
このことに気づけただけでも、Amazon断ちはとても意義深いことだと思った。
というわけで、今日はいまのところ平和に進行しているが、このままスムーズに行くかな?
あと26日。頑張ります(^-^)。
100%好かれる1%の習慣
松澤 萬紀 ダイヤモンド社 2013-04-12
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習慣力 1日1分7つのステップ
今村 暁 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-12-10
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。