去年の5月5日に文京区小日向からいまの麻布の家に引っ越してきた。今日でちょうど一年がたった。
もともと実家が西麻布にあったこともあり、麻布というのは僕にとっては故郷なわけで、引っ越してきたというよりも「戻ってきた」感じが強い。
1年たって、本当に引っ越してきて良かったと思う。
それは、麻布という土地に戻って来ることができて良かった、という意味と、今回引っ越したマンションの部屋が「当たり」だったという意味の両方だ。
部屋にいることがとても快適なので、カフェで仕事をする機会が激減してしまったほどだ。
ウチのマンションは通りから奥に引っ込んでいるため思いのほか静かで、窓を開け放っていても騒音が気になることはまったくない。
むしろ「こんな静かでいいのか」くらいに静かな部屋だ。
そして南向きに大きなルーフバルコニーがあるのも素敵だ。
奥さんがたくさんの花や観葉植物を植えていて、眺めていると癒される。
南向きだから陽当たりも良いし、ルーフバルコニー自体が通りから見えない場所にあるのでプライバシー的にも素敵。
本当に良い物件を格安で見つけられてラッキーだった。
家の中も快適だが家の周辺の環境も素晴らしい。
僕は通勤がないけれど、麻布十番の駅から徒歩3分ほどと便もいい。
そして徒歩10分圏内にスーパーが6軒もあり、激しく便利だ。
同じ麻布でも、西麻布や六本木などは、スーパーがあまりなかったり商店がなかったりして不便な場所もある。
僕の実家があった西麻布一丁目なんかはかなり厳しくて、今だったら住みたいとは思わない。
でも幸いいま僕が住んでいる一帯は、スーパーも個人商店も元気で活気がある。
美味しいレストランもたくさんあるし、センスの良いカフェも数えきれないほどある。
そして、たくさんの知り合いが町を歩いているのがとてもいい。
先日も徒歩10分くらいのスーパーまで買い物に行って帰ってきただけで、3人の知り合いと会った。
以前のエントリーにも書いたが、「街が家で家がコックピット」みたいな感覚で暮らしている。
仕事的にも麻布に移ってからいくつか大きな変化が出てきた。
一番大きな変化は、奥さんがスタジオを自宅から徒歩1分の場所に移転したことだろう。
そしてこのスタジオで、僕もセミナーを開催したりする機会も出てきた。
徒歩1分だから、奥さんも気軽にスタジオと自宅を往復できるようになった。
それに、やはりスタジオが麻布にあるというのは、ブランド力という意味でも良いようだ。
実際、スタジオが麻布に移ってから、俄然活気が出てきて、ビジネスとして軌道に乗るようになってきている。
僕らの自宅が引っ越ししていなければ、スタジオを麻布に持つこともなかっただろう。
そして、3月に刊行された新刊「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」の原稿は、ほとんどが麻布に引っ越してから書いたものだ。
麻布の街を歩き回り、たくさんの人と触れ合いながら、少しずつ骨格が固まっていった。
そういう意味でも、今回の引っ越しがあの本に与えた影響はとても大きかったと思う。
もちろん、良い方向の影響ばかりだ。
他にも幾つか仕事で大きな変化が現在進行形で起こっている。
近日中に発表できると思うので、楽しみにしていてください。
まとめ
過去何度か引っ越し後の変化についてガッツリ書いたことがあるので、今回はあっさり目で。
本当に良い決断で、良い引っ越しだったと思う。
季節が一周して、再び5月がやってきた。
趣味が引っ越しの奥さんもこの部屋は相当気に入っているようで、当面ここでいい、と言っている。
僕もしばらくはここに落ち着くんだろうという感じだ。
あっという間の一年だったが、2年目もさらに充実した一年にしていきたい。
そう思っている。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。