習慣化

「習慣化の奥義」とは「『自分に負荷を掛ける』ことを習慣化」すること

習慣化
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僕はものごとの習慣化が得意である。

そして、習慣化の極意というのも自分なりに掴んでいるつもりでいる。

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「自分に負荷を掛けることを習慣化する」

それは、「自分に負荷を掛けることを習慣化する」ことだ。

つまり「上達する習慣」を身に付けておくと、毎日生きて生活すること自体が「トレーニング」になるので、どんどん上達していくことになる。

それは言い換えると、「進化する自分を習慣化する」とも言える。

楽々できることを楽々やっているのは辛くないけど、上達もしにくい。

今までできなかったことを出来るようになったり、今よりも進化した結果を手に入れたいなら、負荷を掛けることが大切だ。

負荷を掛けるとき、あまりにも今の実力とかけ離れた目標を設定すると辛くて続かないので、その頃合いにコツがある。

いずれにしても、日々の生活に「ちょっと頑張れば達成できる目標」を設定して、それをクリアするように頑張る。

そしてPDCAサイクルを回す。

Plan(計画する)、Do(やってみる)、Check(結果を確認する)、Action(上手くいっていない箇所を修正する)。

このPDCAサイクルを回して、諦めずにコツコツと継続していくことで、じわじわと実力が上がり、やがてその分野で大きな成果をあげることができるようになる。

一見地味で時間が掛かる手法のように想われがちだが、これは完全に王道なわけで、実は非常に速く成果を出せる方法だと僕は確信している。

ブログの場合

今年2019年の7月末で僕は自分が創業した会社を退職してフリーランスになり、鎌倉の海街に定住した。

その前後僕は非常に消耗していて疲れ切り、ブログの執筆に対するエネルギーが枯渇し、記事を量産することができなくなっていた。

7月のブログ更新数は63と今年最低。

一般の方なら1日2記事ペースは悪くないが、僕は一応職業ブロガーなので、この数はとても少ない。

毎日日記を、そして毎週と毎月レビュー記事を書いてるので、日記とレビューが半分以上というのは、ちょっと寂しい。

その状況から、8月以降僕は自分に負荷を掛けることにした。

まずはブログ100記事とメルマガ毎日更新が楽々できるようになること。

これが目標だったが、すぐには出来なかった。

8月は76記事しか書けなかったが、腐らず「先月より13記事も多く書けた」と自分を鼓舞しつつ、肩や首のコリが生産性低下の原因と思い、ストレッチを入念にやるようにした。

そして9月は84記事とさらに増え、10月についに100記事に到達。メルマガも毎日出せたので目標達成である。

でも、この100記事達成が最終目標ではなく、今度は「より読まれる記事を書けるように」という、ちょっと抽象的な目標を掲げて活動をしている。

僕の人気コンテンツは書評だったり心の深堀りだったり、あとはライフスタイル、ランニングやダイエット、栄養関連といった分野だ。

10月の段階では100記事は書けたけど、これらの人気コンテンツにはまだ手が出せず、グルメ記事が多かった。

そして11月も100記事達成でき、記事の内容も少し良くなったが、ページビューは横ばいで、まだ「がんがん伸びている」という感触はなかった。

骨太の記事を書くためにはさらに執筆の高速化が必要と思い、12月を迎えたが、最近100記事ペースで記事を量産していると仕事が終わる時刻がどんどん早くなってきた。

つまり余力ができてきたのである。

おかげで記事選びにもちょっとずつ余裕が生まれてきているし、ブログの裏側の高速化がアクセスアップには必要なのだが、そこにも気が回るようになってきた。

という感じで、来年はブログ100記事にメルマガ毎日更新を継続しつつ、ブログの内容の進化、ブログの高速化、アクセスアップを目指せる形に整ってきた。

ランニングの場合

過去6回フルマラソンに出場して完走している僕だが、ランニングもここ数年停滞していた。

7月末の「再独立」後、ブログ同様ランニングも再度きちんと取り組もうと負荷を掛ける生活をスタートした。

当面の目標は「月間200km」を走ること。

そして次の目標は「レースに復帰すること」である。

レースはまずはハーフマラソン、そして次がフルマラソンの順番。

ランニングもまずは距離を延ばさないことにはどうにもならないのだが、やはり消耗していて8月は月間68kmしか走れなかった。

そこから9月は80km、10月は116km、11月は137.5kmとじわじわと距離を延ばしてきて、12月は150km走ることにチャレンジ中。

このまま行くと、2月か3月には月間200kmを越えるようになるので、そうしたら今度は少しずつペースを上げる練習も再開していきつつ、もうちょっと距離を延ばしたいと思っている。

そして来年の春か秋にレースに復帰することを目指している。

ブログにもランニングにも共通することは「量が質に転化する」

ランニングにもブログにも共通することがある。

それは、量を目指してがんがん活動していると、どんどパフォーマンスが上がっていくということ。

8月と12月を比べると、ランニングは2倍の距離を走り、ブログも1.5倍の記事数を書いている。

8月と12月でライフスタイルは大きく変わらない。

それだけ長い距離を走り、たくさん文章を書いていたら時間が足りなくなるはずなのに、時間はむしろ余っているのだ。

たくさん走りたくさん書いているのに、仕事が早く終わる。

余力が生まれてきて、楽にできるようになる。

つまり、負荷を掛けた分が「のびしろ」になり、パフォーマンスがどんどん上がっているのだ。

実際僕はサラリーマン時代は会社勤めをしつつ月間200kmを走ってブログを90記事書いていた。

それもまさに負荷を書け続けて「フロー状態」に入ることで、劇的にパフォーマンスが上がり、進化が加速した状態だったことが分かる。

苦しんでいた「読書」に同じ法則が当てはまると思っていなかった

というわけで、ランニングとブログについて、負荷をかけて上達させるというPDCAサイクルがこれまでのところ良く機能していることを実感している。

ところが、ここ数年僕にできていないことがあった。

それが「読書」である。

僕は2009年から2012年頃まで、「年間200冊を読む」という目標をたて、実際200冊を「乱読」していた時期があった。

ただ、このときは「200冊を読み、200本の書評を書く」ことをいきなり目標にしてしまった。

当時の僕は、そのときの読書スピードから負荷を掛けて速くしていくのではなく、そもそも「熟読したら年200冊はとても読めない」という前提に立っていた。

なので、当時習得した「フォトリーディング」を駆使してパパパッとすっ飛ばして読んでいるような感じで、実は満足度が低かった。

結局その読み方で大量に本を読むのはイヤになり止めてしまい、のんびり読むようになったのだが、そこでモチベーションがなくなり、じわじわと読書量が減り続けてしまった。

そして今年の再独立後も読書量は減り続け、11月はついに月間0冊という状態になった。

月間0冊はさすがに記憶になく、危機感をいだいた僕はいろいろと仮説を立てつつ情報収集をしていった。

その時にお友達で30年以上1日1冊読書をしている大杉潤さんの読書法に関する記事が目に入った。

速読法などを使うのではなく、とにかく大量に読む。1,000冊を越えれば誰でも速くなる。

それを読んだとき、「あ!これはランニングとブログと同じことだ」と僕は気づいた。

僕は仮説を立てた。

ランニングやブログ執筆と一緒で、毎日続けること、そしてちょっとずつ負荷を掛けていくことで、上達する、つまり読書が得意になるはず、と。

ここしばらく読んでこなかったので、最初は読むスピードは遅いだろう。

でもそれは、「明日もうちょっと速くなるためのトレーニング」と思えばイライラしないし、がっかりもしない。

そのようにして読書を再開したところ、読書がとても楽しくなってきた。

そして11月が0冊だったのが、12月はすでに3冊読了していて、いま4冊目を読んでいる。

まだ今日が21日だから、5冊くらいはいけるのではないかと思っている。

12月がもし5冊で終わったなら、それを基準値にして、少し負荷を掛ける予定。

1月は6冊にするか、それとも7冊にするか。

それは月末に感触を掴みつつ決めるが、ストレッチした目標を決めて、それに向けて活動をする。

そうすると、恐らく春くらいになると、月間10冊という一つの区切りがやってくるだろう。

そうなると、僕は自分のブログに月間10本の書評を書けるチャンスを得ることになる。

これは僕がブログの改善でやりたいことの一つなので、いまとてもワクワクしている。

まとめ

ブログとランニングで共通していた習慣化の奥義は、読書にも応用できた。

いままでまったく思い付かず、速読法を使わないと速くならないと思い込んでいたが、50歳にしてこの手法に辿り着いたことが嬉しい。

あとは実践してみて本当に速くなっていくのかを検証しつつ、試行錯誤していこうと思う。

今の夢は、速読を使わず年間200冊を読み、毎月200kmランニングして、ブログ100記事、そしてメルマガとYouTube動画も毎日アップしつつ、講座・セミナー・個人セッションなどもできる状態を作る。

さらに筋トレも今は自宅で自重トレしかできていないので、週2回くらいはパーソナルトレーニングを受けて身体を作りたい。

そして、書籍も年間に2冊ペースくらいで出版をできる状態を作ること。

実は本だって年間4冊出したことがあるし、ランニングは270km走ったこともある。

なので、そんなに大変なことではないとは思っているが、もっともっとパフォーマンスを上げないと実現できない目標であることも分かっている。

消耗し切って再独立した僕だけど、5ヶ月かかって大分整ってきた実感がある。

引き続きコツコツと負荷を掛けつつ整えていこうと思う。

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