時間管理

僕は「刺激中毒」だった — 引き篭もりな日々で戻ってきた時間管理のバランス感覚

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アウトプットできる範囲のインプットに抑制しよう

ここ数年、僕は常に「自分はブロガーなんだから、なんでも経験、体験することは良いことだ」と信念のように思って行動してきた。

でも、その結果、僕は常に外的な刺激を過剰に求める、「刺激中毒」状態になっていたのだ。

刺激を求めてどんどん新しいものを買ったり体験したり食べたりするのだが、それが過剰なので咀嚼できない。アウトプットできない。

外食に行きすぎてレビューが書けないうえに、カロリー過多でオーバーウェイト気味になる。

オーバーウェイトになるとランニングで故障しやすくなるし、外食で夜更かしすると寝不足になり、翌日ランニングしたくなくなって、ますますオーバーウェイトになりやすくなる。

出かける時間が多すぎて、本を読む時間が取れない。読んだとしても書評を書く時間が確保できない。

ガジェットを買ったり献品されても、箱から出すこともできず、外箱のまま積み上がり、試すことすらできない。試せてもレビューが書けない。

いろんな意味でインプット過剰で咀嚼ができず、「生活全体がとても雑な状態」になっていたことに気づいた。

インプットを全力で抑制したら、これらの大渋滞が、一斉に解消に向かって整い始めたのだ。

これは超気持ちいい。正しいことをしている感がハンパない。

「ここに問題があったかー」と六本木の真ん中で叫んでいる今日この頃だ。

8月に入ってから、かなり抑制しているとはいえ、それでも外食もしているし、モノも買っている。

まだまだレビューを書けていないモノ・本・お店なども多く、インプットは多い状態だ。

要は、アウトプットできる範囲のインプットに自分を抑制することが、僕にとっていま一番必要なことなのだ。

適切なインプット量なら、十分咀嚼できるし、インプット時に咀嚼できれば、おのずからアウトプットの質も上がっていくだろう。

ここからさらに引き篭もって、整えていこうと思う。

 

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まとめ: 当面インプット抑制で行きます!

というわけで、僕は完全にインプット過剰の刺激中毒状態だったことが腑に落ちた。

これからも当面インプットを強く抑制した状態で生活しようと思う。

もちろんまったく何も買わないことはない。

次期iPhoneは買うし、本当に読みたい本は買うだろう。外食だってゼロにはしないつもりだし、出張のときはイヤでも外食をするのだから、そのときはちゃんとインプットしようと思っている。

だが、「とにかく経験、体験が大事」「なんでも記事に書けるから何でも体験しておこう」というスタンスは卒業。

自分のアウトプットが追い付く範囲でインプットをしていく。

それが僕にとっては、健全な状態なのだ。

ここ数年ずっと感じていたモヤモヤの原因と解決法が分かり、とってもスッキリ。

以前も「引き篭もります」と書いたことはあったんだけど、あのときは「アウトプットを増やす」ことばかり考えていた。

でも問題はアウトプット量ではなく、インプット過剰だったのだ。

なんとなく、3年くらいは引き篭もっていても書けるぐらい、ネタは溜まっているような気がする。

いや、冗談ではなく本当に(汗)。

 

今の僕が読むべき本はこれかな?(積ん読中です)

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