名古屋の尾頭橋、山王駅から近いところにある、「鮨割烹 英」という寿司屋さんに行ってきたのでご紹介。
2016年5月 名古屋・伊勢旅行記 1日目。
旅の一つ前の記事はこちら
2016年5月名古屋・伊勢旅行記 目次
旅先で良いお寿司屋さんを開拓するというのが最近の僕の楽しみ。
セミナー前夜は人と会いたくないので、一人静かにお寿司屋さんのカウンターで過ごす。
これがとても好きな時間。
今回は友人の紹介で、この「鮨割烹 英」というお店に初挑戦。
一般的に「名古屋にはあまり美味しいお寿司屋さんがない」といわれことが多いのだが、この「英」は超ハイレベル、大満足のクオリティだった。
さっそく紹介しよう
鮨割烹 英(ひで) 〜 名古屋 尾頭橋 の 6席限定 超ハイレベルなお寿司屋さん!!何もかもが圧倒的に美味かった!! [2016年5月 名古屋・伊勢旅行記 12]
▲ やってきました、鮨割烹 英(ひで)。
周囲には全然飲食店はなく、住宅地の街道沿いに、ぽつんと1軒だけこのお店がある。
ちなみに今回は土地勘がなく、周囲の事情も分からなかったので、名古屋駅前からタクシーでお店まで行った。
タクシーで名古屋駅から6〜7分ぐらい。
▲ 白い暖簾が素晴らしく凛としている。
▲ 重厚感のある看板だが、「鮨割烹」の文字はどこかコミカルでもある。
▲ 可愛らしい招き猫が二匹、おいでおいでと僕を招いていた。
▲ カウンターに着席。
僕を含めてカウンターは5席のみ。
食べログを見ると通常はカウンター6席で営業しているようだ。
僕が1名で予約を入れたので、椅子を一つ外してゆったりさせてくれたのだろう。
細やかな気配りに敬服する。
▲ カウンター5席の真ん中に僕が座る形で、右側に先客がある状態でスタート。
色っぽい声の女将さんと、物静かなご主人のお二人で切り盛りされている。
ビールをお願いしたら、女将さんがグラスに注いだ状態で出してくれ、後から小気味よく瓶が置かれた。
うむむむ、ここはレベルが高そうだぞ。
グラスもとても良いもので、唇に当たる感触がとても心地良い。
▲ お料理は完全お任せコース。
おつまみからスタート。
最初は丸茄子の揚げ浸し。
これが衝撃的に美味かった。
冷製なのだが、豊かな甘味と深みがあり、とろりとまろやか。
うわー、これはヤバい!!
▲ 続いては青森産のじゅんさいの冷製茶わん蒸し。
つるりとした食感が涼やかで、まさに初夏の味だ。
▲ 続いては冷酒を。
静岡の磯自慢の純米吟醸。
グラスが凄いと思ったら、これはオールドバカラなのだそう。
▲ こちらは三河湾で獲れたヒウチ鯛という深海魚の祐庵焼き。
脂が乗っていて、ちょっとノドグロにも近い、強い食感。美味い!
▲ そしてこれが本当に美味かった!
蒸しアワビの肝ソース添え。
いやあ、ここ数年で食べて蒸しアワビの中で一番美味しかった。
むかし上野毛にあった頃の「あら輝」で食べた蒸しアワビが過去最高だったが、今回はそれを超えたかも。
豊かな風味とプリプリの食感、そして肝ソースの芳醇な味わい。
もう完璧。凄い。
▲ ソースが残ると、そこにシャリを投下してくれる。
ソースと混ぜていただくと、これがまた最高!!
▲ そして衝撃の一品!!
こちらはヤリイカなのだが、口に入れた食感が、まったくイカではないのだ。
ふわふわの、今までに食べたことがない、綿菓子みたいな食べ物!!!
これはなんだ!?なんでこうなるんだ!?
めちゃくちゃ美味いんだけど、どうしてこうなるのかが分からない。
物静かなご主人に聞いたところ、ヤリイカを5〜6枚に、めちゃくちゃ薄くおろして、それを細く切り、盛り付けているのだそう。
伝説の金沢の寿司屋「小松弥助」の大将がやっていたのですら「三枚下ろし」だ。
あれを5〜6枚とはすごすぎる!!
▲ サヨリの昆布締めも素晴らしい。
ねっとりした強さがあり、しかも奥行きが半端ない。
いやあ、本当に何もかも美味しいぞ。
比較的握りに移行するタイミングが早めだなと思ったのだが、これだけ凄い握りが連発されたら、もう堪らない。
▲ 立派な車海老。
これまた素晴らしく美味い。三河湾の地物とのこと。
▲ 車海老の頭の部分を別に握ってくれた。
▲ 中トロ。
美しい!そして美味い!!
このフォルムの美しさは、六本木の「さいとう」の中トロに極めて近い。
▲ 続いて大トロ。爽快な脂でまったくしつこくない。
▲ コハダ。ぷっくりと丸く太って素敵。
そして酢締めは優しく穏やか。
▲ トリガイがすごく甘くてビックリ。
▲ アジが丸々と太って絶妙の味わい。
▲ 北海道は羅臼のエゾバフンウニ。
超濃厚。これも美味いなぁ。
▲ 赤貝。
▲ ミル貝。
▲ 「ザク」という名の日本酒と聞いて、思わずモビルスーツを想い出した。
▲ こちらがザク。「作 プロトタイプ」という、三重県のお酒だそう。
▲ ここでアナゴが二貫。
まずは塩であっさりと。
ふわふわタイプのアナゴがまた美味い。
▲ 続いてはツメで。
甘すぎないさっぱりしたツメでこれまた素晴らしい。
▲ 角度を変えてもう1枚。
▲ ネギトロの手巻き。
海苔がパリパリでこれも非常に美味い。
▲ シンプルなお味噌汁。
▲ かんぴょう巻き。
比較的あっさりしたかんぴょうだ。
▲ カステラのような木目の細かい玉子焼き。
最後まで隙がない。
▲ 追加でネギトロの細巻きを作ってもらい、フィニッシュ。
いやあ、本当に美味しい。
素晴らしい世界観と味でビックリした。
まとめ
今回名古屋のお寿司屋さんを決めるにあたり、食べログで自分で探したお店と、友人が教えてくれたお店のどちらにするか迷った。
最後は直観で、食べログの写真が好みそうだった「英」にしたのだが、大正解だった。
東京でもなかなかここまでの水準のお寿司屋さんはない。
ご主人と女将さんのコンビネーションも素晴らしく、5名限定と少人数なので、極めて丁寧な対応だ。
お会計は27,200円と、もちろん安くはないが、この水準なら納得ではないだろうか(ちなみに冷酒を結構飲んでいる)。
鮨割烹英、こちらはリピート確定。
ぜひまた訪れたい名店。
知り合えて本当に良かった。
超オススメです!!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。