イタリアを代表するパスタブランド「バリラ(Barilla)」のテフロンダイスのスパゲッティ1.4mm(no.3)を初購入したのでご紹介。
ここ数年自宅のパスタは「マッシャレッリ」というブランドのものを使っていた。
マッシャレッリが「ブロンズダイス」であることは以前から知っていたが、「ブロンズダイス」と対になる「テフロンダイス」という製法のパスタが実は日本では主流であることを最近知った。
「ブロンズダイス」「テフロンダイス」というのは、パスタを作るときに麺を押し出す金型の素材のこと。
ブロンズダイスは銅でできた金型で作られたパスタで、特徴としては表面がザラザラしており、乾燥させるのに長い時間が掛かるため、大量生産に向かず、従って高級品になる。
いっぽうテフロンダイスはテフロンの金型で作られたパスタ。
表面がツルツルしており乾燥が短時間で済むため大量生産できるため価格が安くなる。また麺にでこぼこがないため茹で時間が短く、アルデンテが長く続くという特徴もある。
イタリアのバリラのほか、日本のパスタブランドはほとんど全てが「テフロンダイス」とのこと。
我が家のパスタの在庫を調べたところ、ほとんどが「ブロンズダイス」であることが分かった。
そこでテフロンダイスのパスタを購入し、どんな風味に仕上がるか確かめたくなり、バリラの最もポピュラーな1.4mmのスパゲッティを購入、ペペロンチーノを作ってみた。
さっそく紹介しよう。
バリラ(Barilla)スパゲッティ 1.4mm(no.3)
▲ こちらがイタリアのテフロンダイスの代表的ブランド「バリラ」のスパゲッティ1.4mm(no.3)。
僕が愛用しているブロンズダイスのブランド「マッシャレッリ」はスパゲッティは2.2mmなので、全然太さが違う。
ゆで時間が5分というのも、相当短く感じる。
▲ こちらがバリラのテフロンダイス、1.4mmスパゲッティ。
表面がツルツルしているのが分かるだろうか
下の写真と見比べると良く分かると思う。
▲ こちらがマッシャレッリのブロンズダイス、1.8mmの「スパゲッティーニ」。
見事に表面がザラザラしているのが分かると思う。
ちなみにこのスパゲッティーニは茹で時間8〜9分となっており、長い時間がかかるのもブロンズダイスの特徴。
バリラのテフロンダイス・スパゲッティで釜揚しらすとソーセージのペペロンチーノを作ってみた
▲ さっそくバリラのテフロンダイスのスパゲッティ1.4mmで釜揚しらすとソーセージのペペロンチーノを作ってみた。
茹で時間は標準の5分より1分短くして、フライパンに移してからオイルと混ぜて乳化させて仕上げた。
▲ テフロンダイスで表面がツルツルなので、「絡む」というよりはオイルと一緒に「喉ごし」で食べる感じ。
そして麺がプチプチして歯切れがいいのも特徴。
確かにアルデンテを強く感じるかも。
あと、表面がザラザラしないせいで、ゆで汁に小麦が出る割合が少なく、その分小麦風味は弱め。
サイゼリヤで食べるパスタの麺の食感はこんなだな、と思ったり。
完全に好みの問題で、テフロンもブロンズもその時の気分で使い分けると良いのだろう。
いずれにしても、テフロンダイスの麺はソースに絡むという感じではないので、オイル味などさっぱり系のものに合うだろう。
まとめ
テフロンダイスの麺で作るペペロンチーノも美味しかったが、やはりマッシャレッリの絡みまくる麺に慣れているので、淡泊に感じた。
この淡泊さが良いのだと思うので、やはりその時の気分によって使い分けるのが良さそうだ。
麺の製法で同じスパゲッティでも、こんなに味や食感が変わるのか、と驚くほどだ。
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バリラ(Barilla) スパゲッティ1.4mm(no.3)
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。