福岡県久留米市にある「鮨 よし田」というお寿司屋さんに行ってきたのでご紹介。
僕は旅に出たら、できるだけ旅先でお寿司を食べるようにしている(極端な内陸地の場合は別)。
その活動が徐々にお友達にも知られるようになり、お友達が地元の良いお店に連れていってくれるようになってきた。
食べログなどのネット情報はあるが、地方はまだまだ口コミの力の方が強い。
なので、お友達推薦のお店は、まず間違いがないのでとっても嬉しい。
今回の久留米市の鮨 よし田も、お友達が連れていってくれたお店だ。
素晴らしかったのでさっそくご紹介しよう。
2017年5寿司目、新規開拓1店目。
鮨 よし田 〜 福岡県久留米市でキラリ輝く正統派江戸前寿司!! 地物を活かしたコースが素晴らしかった!! [福岡グルメ]
▲ やってきました、鮨 よし田。
西鉄久留米駅近く。
そして店名表示何もなし。看板もなし。
これは一見は絶対入れない感じだな。
▲ カウンターに3名で座り、まずはビールで乾杯。
お料理はお任せコースのみ。
温厚そうな、でも目が鋭いご主人が丁寧に仕事をされるのを見ながらの食事となる。
まずはサワラの炙りから。
▲ まずは地元福岡は糸島の冷酒「可也(かや)」。
ほのかな甘みが華やか。
▲ これは福岡ならではという感じ。
ふぐの白子を混ぜ込んだごはん。
▲ イタリアンのチーズリゾットみたいな風味が凄い。
これはめっちゃ美味い。
▲ 続いては、ヤヒロ(スズキの子供)と地ゼリ(セリ)の酢味噌和え。
これも素晴らしく美味かった!
セリの強めのアクが上品な酢味噌とヤヒロに包まれてバランスが素晴らしい!!
▲ 続いては蒸しアワビ。
東京ではこの時期に蒸しアワビはあまり見ないので新鮮。
▲ 肝の風味も東京で食べるアワビとかなり違って、青のりみたいな風味。
ご主人によると、この時期のアワビはたくさん海草を食べるので、食べた海草の風味が肝に入っているのだと。
▲ 某大統領のおかげですっかり有名になった東洋美人。
▲ カツオのたたき。
九州では、この時期まだ、戻りガツオの最後の方が残っているとのことで、このカツオも初ガツオではなく、戻りガツオ。
玉ねぎの入った醤油だれが良い旨みを出している。
▲ ここで一旦しじみ汁でブレイク。
▲ こちらは長野のお酒、「積善」(せきぜん)の純米吟醸。
ラベルに書かれているが、「つるばらの花酵母」が入っているとのこと。
確かに花のような風味が薫りの中にある。
▲ さあ、ここから握りへ。
まずはヒラメの昆布締めから。
ご主人はゆったりとしたリズムで、丁寧に寿司を握っていく。
東京の、例えば村瀬のご主人とは対照的な、ゆったりしたリズムが、久留米の地のお店の雰囲気と相まって、とても気持ちがいい。
もちろん村瀬や寿司勇のご主人のポンポンしたリズムも、東京で触れていると気持ちがいいのだが。
▲ スミイカ。東京で食べるスミイカとは歯ごたえが違う。
かなりコリコリが表面に出て、ぱきぱきした感じ。
▲ 寒ブリ。
このブリも繊細で旨かった。
▲ 冷酒は3人で1合ずつ飲んでいるので、結構どんどん新しいものが出てくる。
岐阜県多治見の「三千盛」。
▲ とっても見た目が美しい赤貝。
こんな美しい赤貝はひさしぶり。
お味も繊細で、ちょっと東京の赤貝とは種類が違うのかな?と思うほど。
▲ 車エビは旨みたっぷり。
▲ ここで赤だし。
▲ 鯵も脂が乗っていて旨い。
▲ そしてこの日一番のインパクトはこちら。
壱岐のマグロ。
▲ 壱岐のマグロは初めて食べたが、脂がすごく爽やかで軽い。
青森などのマグロはドーンとヘビーな美味しさだが、このマグロはとっても軽くて爽やかだった。
すごく印象に残るマグロだった。
▲ コハダ。
深めの〆でしっとりと。
▲ そしてここでカスゴダイ。
春の魚は柚子の香りをまとって華やかに。
▲ そして最後は穴子ではなく鰻で〆。
柳川も近いしね〜。
▲ ご主人を交えて記念写真!
皆さまありがとうございました!!
まとめ
人生初の久留米上陸だったが、大満足の時間だった。
地物を多めに揃えたラインナップも素晴らしかったし、お酒とのハーモニーも素敵だった。
落ち着いたお店の雰囲気と、大将の穏やかな感じもピッタリ合って、まさに久留米ナンバーワン。
ぜひまた機会を作って訪れたい良店。
久留米 鮨 よし田、オススメです!!
鮨 よし田 お店情報
寿司をもっと知りたい人が読む本
九州寿司屋情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかが?
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。