伊勢鮨 2回目の訪問レポート 2016年9月
小樽の寿司店「伊勢鮨」に行ってきたのでご紹介しよう。
伊勢鮨に初めて来たのは2006年だったと思う。
当時サラリーマンだった僕が、夏休みの旅行として札幌と小樽を旅したとき、ランチで立ち寄ったのだ。
そのときはビビってしまいテーブル席でちらし寿司を食べただけだったが、異常に美味しくてビックリしたことを憶えていた。
そして2014年にブロガーとして独立して初めての訪問。
そのときにあまりに美味さに衝撃を受け、それ以来僕の中では「日本一の寿司」の店として君臨してきた。
今回は初めての夜訪問。
伊勢鮨に夜行くためだけに小樽に泊まった、と言っても過言ではない。
気合いを入れて訪問したのに、こうして記事をかかずに死蔵していては本当にもったいない。
やっと紹介できて嬉しい。
伊勢鮨 〜 小樽が誇る超ハイレベル寿司店に初の夜訪問!魅惑のフルコースが凄かった!! [小樽グルメ]
利用日と利用シーン
2016年9月26日。
夜に1名で訪問。
当日の様子
伊勢鮨 1回目の訪問レポート 2014年6月
今回の旅では4日間で5軒の寿司屋さんを巡った。
旅の一つ前の記事はこちら
最終日のランチは札幌から飛び出して小樽へ向かった。
小樽までは札幌から快速電車で約30分。
小樽に来るのも7年ぶりである。
駅前からまっすぐ海が見える!
7年前にはこんな景色じゃなかったような気がするなあ、と思っていたら、道路拡張と歩道橋の撤去があり、海がキレイに見えるようになったとのこと。
電車を降りてすぐにこの景色が飛び込んでくると、テンション上がるよねえ。
小樽の目的地、伊勢鮨は駅から徒歩5分ほど。
小樽にはお寿司屋さんが両側にびっしり並ぶ寿司屋ストリートがあるのだが、この伊勢鮨は観光客向けの寿司屋ストリートからは離れた路地裏にポツンとある。
さっそく紹介しよう。
小樽 伊勢鮨 — 圧倒的存在感!何もかもが旨い!今回の旅No.1寿司屋はここだった!! [2014年6月 札幌・小樽旅行記 その15]
やってきました!小樽の伊勢鮨。
目立たない路地裏にひっそりと佇むお店だが、実に風格ある凛とした店構え。
実は伊勢鮨には7年前にも来ているのだが、入口のイメージが違った。
「こんなカッコ良かったっけなあ」と思っていたら、あとからお店の方にリニューアルしたと教えてもらった。
なるほど。
カウンターに座ってまずビール。このサッポロクラシックが、とにかくめちゃくちゃ旨いのだ。
この日は到着が13時30分と遅めだったが、カウンターは満席の大賑わい。
珍しい、立体的な箸袋。そのまま箸置きになる。
お通しで出てきたのが海苔の佃煮とクラゲなのだが、左の海苔の佃煮がめっちゃくちゃ旨い!
こんな地味なモノをどうやったらこんなに旨く供せるのかというぐらい旨い。
少し甘味がありコクもあって、本当にビックリするほど旨い。
これは期待大だなあ。
実は7年前に訪れたときは、ちらし寿司にしてしまい、美味しかったけれど、正直十分堪能しきれなかったのだ。
牡蛎の薫製と北海シマエビ。
いやあ、これも猛烈に旨い。牡蛎はプリプリ感を残しつつもしっとりと仕上がっている。
北海シマエビは固すぎず柔らかすぎず、見事な茹で上がり。
これは早く日本酒を飲まねば、ということで冷酒をお願い。
北海道の新十津川の酒蔵だそう。日本最北端の酒蔵だそうだ。
キリリとした口当たり。いやあ、旨い。
続いては今回の旅ではすっかりお馴染になったソイ。
淡泊だけどしっかりとした歯ごたえ。旨い。
続いてはツブ貝。歯ごたえと滋味に溢れる。このシーズンは貝が旬とのこと。
こちらも今回お馴染のほっき貝。ふわりと仕上がり実に旨い。
続いては、大間のマグロ!
僕は中トロも好きだが赤身も大好きだ。
小型のマグロの赤身とのことで、しっとりと深い滋味が素晴らしい。
目の前の小樽の海で獲れた地元のシャコとのこと。
このシャコの仕事も凄くて、今までに食べたことがないくらい旨かった。
淡く甘味がありシャコ独特の旨みを実に良く引き出していた。
あまりに旨いので、職人さんとの会話も弾む。
こちらはスルメイカ。コリッとした食感が爽やかな、夏のイカだ。
あんまり美味しいのでお酒も進む。先ほどと同じ蔵の別の冷酒を。
ここで握りに移行。本当はもっともっとつまみたかったのだが、後のスケジュールとお店の看板の時間の都合で。
最初に登場したのが鱒。これもふわりとした食感で実に結構。
シャリはかなり固めで僕好み。酢の具合もやや強めぐらいで、本当に旨い。
素晴らしく肉厚のアジ。これも素晴らしい。
こちらはボタン海老。ボタン海老も散々食べたが、こちらのお店のものが一番旨かった。
しっぽを外してくれているのも細かいが嬉しい仕事。
ちょっとピンボケ気味ですみません。こちらはホタテ。
旨みがぎゅーーっと詰まっている。
そして登場、ウニのペア。
左がムラサキウニ、右がエゾバフンウニ。
ムラサキウニの方があっさりしているので、先にいただく。
エゾバフンウニは力強くねっとりとしている。
いやあ、旨い!と思わず声が出る。
あと、この伊勢鮨は海苔がすごく旨い。
何かの卵なのだが、名前を忘れてしまった。これも地物だそうだ。
ここで一応ひととおり。
もうちょっといただいたいなということで、まずは鯖をいただく。
抜群の〆具合。強すぎず弱すぎず。脂の乗り具合も素晴らしい。
続いては白魚。
白魚は軍艦にして供するお店が多いが、見てください、この見事な握りっぷりを。
ほとんど芸術作品のようだ。
そして穴子。こちらの穴子はフワフワというよりはカリカリに近い食感。
そして最後は毎度お馴染、赤身の鉄火巻きで〆。
この鉄火巻きがビックリするぐらい美味しかった。
やはり海苔が素晴らしく旨いのと、シャリが素敵なのだ。
いやあ、圧倒的に旨い。
岩のりのお味噌汁をいただきつつ、職人さんと感想をあれこれ話す。至福の時。
まとめ
小樽、伊勢鮨。圧倒的に旨かった。
今回の旅で巡ったお寿司屋さんはどこも素晴らしかったが、間違いなくNo.1はここ、小樽の伊勢鮨。
素材、仕事ともに圧倒的。
今まで食べたお寿司の中でも金沢の乙女寿司、東京新橋のしみづと並ぶNo.1ではないだろうか。
それぐらい美味しかった。
お会計は12,000円ほど。コストパフォーマンスも良好だ。
次回はたっぷり時間と予算を確保して、夜にじっくり訪問したい。
本当に素晴らしいお寿司だった。
オススメです!!
旅の続きの記事はこちら!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。