乙女寿司 2回目の訪問レポート 2016年2月
金沢のお寿司の名店、「乙女寿司」に行ってきた!。
2016年冬 北陸旅行記 金沢編。
旅の一つ前の記事はこちら!
2016年 冬 北陸旅行記 目次はこちら!
2016年1月30日〜2月3日にかけて、富山と金沢を旅したときの記事です。観光スポット情報、ホテル情報、レストラン・カフェ情報、ランニング情報、セミナー開催情報などが盛りだくさんです!
記事を書いた時系列順に、新しいものが一番上になります。旅の順番を追うなら、一番下から読んでいくのがベスト!
4泊5日の北陸の旅も、いよいよ最後の夜となった。
この日はとっておきのお店を予約。
僕が金沢で行ったお寿司屋さんの中では断トツナンバーワンの名店、乙女寿司だ。
今まで4回ほど行っているが、真冬の時期に来られたのは12年ぶり。
乙女寿司の寒ブリを夢見る日々であった。
さっそく紹介しよう。
乙女寿司 〜 金沢ナンバーワンの寿司屋さんで超絶フルコースに悶絶!!何もかもがメチャクチャ美味い!! [2016年 冬 北陸旅行記 その26]
▲ やってきました、金沢は香林坊、乙女寿司。
以前はお店の周りはクラブが多く、同伴出勤のホステスさんがお客に多かった。
でも最近は客筋も変わり、観光客が多くなったように思う。
▲ 去年8月に金沢に来たときには来られなかったので、約2年ぶりの訪問となる。
▲ まずはビールで乾杯。
ここの大将は物静かなイケメン、鶴見さん。
そして二番手さんに女性職人さんがいるのも珍しい。
今回女性の職人さんともお話しする機会があったのだが、入店されて12年とのこと。
僕が最初に乙女寿司に来たときにはもういたので、ちょうど入ったばかりぐらいだったのだろう。
▲ 大将の完全お任せでお願いした。
まずは地物のヒラメから。
見てみて!この超繊細な包丁さばき。
これが猛烈に美味いのだ。
昨年11月末で閉店した金沢の名店中の名店、小松弥助の森田さんの包丁さばきもすごかったが、鶴見さんの包丁もすごい!
小松弥助訪問記はこちらからどうぞ。
▲ 続いてはヤリイカ。
上に乗っているのが耳で、下にゲソが隠れている。
こりこりの食感が素晴らしく、上にまぶしたごまの風味が際立つ。
▲ そしてそして!夢にまで見た乙女寿司の寒ブリが登場!!
うおおおー!!!
12年ぶりですよ、奥さん!!
▲ この冬は富山の寒ブリが記録的な不漁で、金沢でも全然流通していないとのこと。
このブリも佐渡のものだとか。
でもめっちゃ美味かった!!
ブリは脂が強いので、この脂をどう活かすかが肝になるよね。
▲ 続いては、こちらも地物のボタン海老。
これが甘い!美味い!とろける!!
こんな美味いボタン海老は久し振りだ。
▲ 北陸に来ると良く出てくるネタ、バイ貝。
こりこりした食感がいい。
そして黒い付け台の上で光り輝いて美しい。
▲ 地酒も地物をということで、能登誉を。
▲ ズワイガニとカニ味噌。
そういえば、今回北陸に来ていて、カニを食べるのは初めてだぞ。
▲ 小ぶりだったがしっかり身がつまった美味しいズワイガニだった。
▲ そしてフグの白子が登場!
ここでフグが出るとは思わなかった。
鱈の白子と違い、ネットリとした濃厚な風味が特徴。
これも美味いな〜。
▲ こちらはナマコとクチコとコノワタ。
まさに酒のアテという感じ。
▲ ここで焼物が2品。
まずはサバ。
めちゃくちゃ脂が乗っていて凄い!
真ん丸に太っている。
▲ 続いては北陸名産、ノドグロが登場。
炭火で炙ってあるので香ばしい!!
サバもノドグロも脂が強い魚だが、仕事が素晴らしいので全然しつこくない。
▲ ここから握りに移行。
まずは甘エビ。
東京で食べる甘エビとは完全に別物である。
一番味に違いが出るんじゃないだろうか。
東京の居酒屋で出てくる甘エビはまったく嬉しくないが、金沢で出てくる甘エビは超ご馳走だ。
本当に甘い海老なんだよね、金沢で食べると。
▲ 真鯛の昆布〆。これも風味が素晴らしい。
▲ ここで中トロが登場。
煮切りがしっとりと滋味を強調してくれる。
▲ 見事なコハダ。
この包丁も素晴らしい。
▲ 丸々と太ったアジも美味い。
▲ そしてここで握りで再度寒ブリが登場。
もう嬉しすぎて写真かピンボケだ(笑)。
▲ アカイカ。
つまみで出たヤリイカとは正反対の、ねっとり系の冬のイカだ。
▲ ウニ。色合いからして、エゾバフンウニにかな?
濃厚な風味が分厚い海苔と良く合う。
▲ 穴子はフワフワ系。
ワサビが乗って、これで一通り。
▲ 〆に巻物をということで、赤身の鉄火巻きを追加。
▲ お寿司屋さんのお味噌汁は美味しいよね〜。
▲ この日は日本画家の前田有加里ちゃんとご一緒させていただきました。
楽しかった!ありがとうございました!!
まとめ
真冬の金沢は12年ぶり。
そして真冬の乙女寿司も12年ぶり。
大将渾身のフルコース、最高だった。
何もかも美味しい、素晴らしいお店。
個人的にはここ、乙女寿司と小樽の伊勢鮨が、日本で一番美味しいお寿司屋さんだと思っている。
金沢に来たら必ず訪れたい名店。
心からオススメ!!
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乙女寿司 お店情報
乙女寿司 1回目の訪問レポート 2014年3月
今回の金沢の旅では、どうしても訪ねたいお店が2ヶ所あった。
そのうちの1店が今回紹介する乙女寿司だ。
この乙女寿司は、過去2回ほど来ているのだが、僕の中では日本で一番美味しいお寿司を出してくれる名店だ。
前々回初めてこのお店を訪れたときの感動はいまでも鮮明に憶えている。
僕はそれほど多くのお寿司屋さんを巡っているわけではないが、とにかく美味しかったのだ。
今回もどうしても再訪したいと願っていたので、実現できて本当に嬉しかった。
さっそく紹介しよう。
金沢 香林坊 乙女寿司 — 金沢の名店にて極上寿司を堪能す!!
やってきました乙女寿司!
5年半ぶりに訪れたところ、外観が改装されていた。門構えも新しくなってカッコいい!
入口周辺もすっかり新しくなっていて、暖簾も変わっていた。
大将に聞いたところ、昨年リニューアルしたばかりとのこと。
カウンターに陣取り、さっそくつまみからお願いする。
最初にいただいたのはボタンエビ。
ちなみに「つけ台」も新しくなっていて、黒い漆塗りのつけ台が素晴らしい。
ダウンライトを浴びてネタが輝いて見える。
ボタンエビは甘くてどろりと蕩ける旨み。
スタートから堪らない。
続いて左は春を告げるサヨリ、そして右はバイガイ。
今回の金沢の旅では何度もサヨリをいただいた。旬なんだね。
全体的に春の魚は冬の魚に較べてふんわり、ほんわりした印象。
サヨリも繊細ながら尖った感じはなく、優しい味わい。
バイガイはツブ貝に似ている。噛むと甘味が出て旨い。
ヤリイカはコリコリした風味がこれまた春らしい。
お酒は冷酒で石川の地酒を。能登誉の純米吟醸をいただく。力強い味わい。
痛恨のピンボケ(笑)。ノドグロの炙り。脂身が多いノドグロは炙ったほうが美味しいとのこと。
ホタルイカの沖漬け。まさに春の肴だ。
フグの白子!甘くねっとりと絡みついてくる。やばい!!
一番最初にいただいたボタンエビの頭を焼いてもらいバリバリ食べる。これも甘味が強く旨い。
すみません、またピンボケ。お酒をこちらにチェンジ。
さあ、そろそろ握ってもらおうということで、最初はアジ。歯ごたえが良くそして豊かな滋味。
旨いなあ。
ズワイガニ。もう翌週いっぱいで禁漁となってしまうとのこと。ぎりぎりセーフでしたね、と大将が笑顔で言う。
こちらは「アラ」という近海魚。輪島沖で獲れるのだという。
煮切りの色に染まって桜色。繊細だけれども力強い。
これも地元産の「ガス海老」。鮮度が落ちるのが早いため地元にこないと食べられない海老とのこと。
確かに甘味が強く甘エビよりずっと美味しい。
ここで中トロ。やっぱり旨い!!
シマアジ。寒鰤の季節にまた来たいなあ。ここの寒鰤は鳥肌が立つくらい美味しい。
コハダ。〆はそれほど強くなく爽やか。
こちらはアオリイカ。ネットリと絡みつく美味しさだ。
ウニ。甘く深く滋味に溢れる。あああ〜、幸せだ。
そして穴子。ふわふわタイプ。つめは甘さ控えめ。これも旨かった。
お味噌汁をいただきつつ、フィニッシュを目指す!
最後は細巻きを2種。まずは赤身の鉄火巻。僕はネギトロよりもごろっと赤身が入った鉄火が好きだ。
そして最後はかんぴょう巻きで〆。東京のお寿司屋さんに較べると薄味のかんぴょう。
いやあ堪能した。
まとめ
僕は一時期「寿司道楽」みたいになっていて、毎週のようにお寿司屋さんに通っていた時期があった。
最近は年に数回しかお寿司屋さんに行かないが、やはりここ、乙女寿司のお寿司は最高に旨い。
大将は静かで穏やか、ニコニコしていてとても親切。
居心地も良いので、お店はいつも満員大繁盛である。
次回も絶対来るぞと誓ってお店を後にした。
金沢で寿司といえば、ここがいっぽうの横綱で間違いないだろう。
最高のひとときだった。
激しくオススメです!!
金沢 乙女寿司 お店情報
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。