1回目の訪問レポート! 2017年5月
金沢の中心部、尾山神社の門前に昨年、2016年6月にオープンしたばかりの新進気鋭の寿司屋さん、「飛(トビ)」に行ってきたのでご紹介。
2017年5月金沢への旅2日目のランチ。
2017年5月 金沢旅行記 一つ前の記事はこちら
金沢2日目は、昼も夜もお寿司というハッピーデー。
まずはランチに「飛」へと向かう。
泊まっていたJR金沢駅前のホテルからだと、徒歩20分ほど。
香林坊の手前、尾山神社の門前にお店はあった。
さっそく紹介しよう。
飛(トビ)〜 金沢前の流れを汲む正統派・新進気鋭の寿司店が素晴らしかった!! [2017年5月 金沢旅行記 その7]
▲ やってきました、金沢「飛」。
入口が門前の路地に面しておらず横側なので、しばらく分からずぐるぐるしてしまった。
▲ 暖簾と引き戸の凛とした面構え。
見ただけで良いお店だと分かる。
▲ この日のランチは僕が一番乗りだったが、8席のカウンターは満席の盛況。
▲ ビールで乾杯。
▲ 箸置きがクジラだ。
隣近所の方のを見ると、一人ずつ違う魚介類の形をしていて可愛らしい。
▲ 夜と同じお任せコースからスタート。
まずはもずく酢で。
お酢がツンとしておらず爽やかで気持ちが良い。
▲ 続いては能登のアラ。
ブリッとした食感と軽い歯ごたえが良い。
▲ 万寿貝。
これも東京ではなかなか出てこないネタ。
ふっくらしていて滋味があって素敵。
▲ 鯵。
このあたりで大将との話が弾み、僕がどこかで大将を見たことがあると感じ、つまみをいただいていて、どこかで食べたな、と感じた理由が判明する。
大将の飛地さんは、25年間、野々市市の「太平寿し」で修業してきて、去年の6月にこの「飛」をオープンさせた。
そして、太平寿しの最後の数年は、太平寿しから出向という形で、金沢駅前の日航ホテル内の「弁慶」の寿司部門の長として働いてきたとのこと。
なるほど!どうりで。
僕は太平寿しも、弁慶も行っており、特に弁慶に行ったときには、飛地さんに握ってもらっていたのだ。
太平寿しと弁慶の記事は、それぞれ以下からどうぞ。
▲ うなぎの手巻き寿司。
金沢といえば、手巻き寿司はうなぎ。
濃厚な風味が抜群に美味い。
▲ 甘エビとガス海老。
甘エビにはたっぷり「このわた」がかかっている。
ガス海老も東京ではまず見ないネタ。
▲ 続いてアカイカの炙り。
先ほどのコノワタに、このアカイカの炙りをつけて食べる。
うまーい。
▲ 続いては能登のマグロ2貫。
まずは40kgと小柄なマグロの中トロ。
甘くて爽やかなマグロ。
▲ 続いては100kgのマグロ。
こちらは揚がってから日が短く、ちょっと熟成が足りないが、食べ比べとしてどうぞ、といただく。
40kgのマグロに比べると身がちょっと固く、シャキシャキしている。
こんな違いは初めて感じられた。
面白い。
▲ 左がバイ貝、右があかにし貝。
これらもなかなか東京では見ない。
バイ貝は、東京だともっと小さくて、巻き貝のままつまみに出てくることはあっても、ツブ貝のように切り出して出てくることはまずない。
▲ 冷酒の切子グラスが美しくて。
▲ そして登場、太平寿しでもおなじみの、ノドグロの蒸し寿司。
アツアツで脂がほど良くシャリに馴染んで最高。
▲ そしてこれも美味かった!
コハダをみじん切りにして、たくあんや大根、ネギや大葉、胡麻などと和えたもの。
もともとは太平寿しの賄いメニューだったそう。
こういうの、美味いよねー。
▲ マトダイ。またの名をマトウダイ。
これは初めて食べたネタ。
▲ そして赤身の漬け。
浅い皿に、目の前で数十秒浸けて完成。
包丁の入り方が凄い。
ねっとりした美味さ。
▲ おみそ汁でホッとする。
▲ 焼きたてのだし巻き玉子。
ほのかな甘みが素晴らしい。
▲ そして最後ま巻物。
これも太平流で、キュウリなのだが、アレンジでお新香が入っていて華やかだ。
▲ お茶をいただいてフィニッシュ。
まとめ
江戸前ではなく、「金沢前」、太平寿しの本流の流れを汲む正統派、「飛」。
にこやかな大将の人柄も素敵で、女将も物腰柔らかく心配り豊かで、とても居心地の良い空間だった。
次回はぜひ夜に訪れたい。
素敵なお店でした!!
旅の次の記事はこちら
飛 お店情報
更新履歴
2018年7月25日 コンテンツを公開しました。
2019年3月22日 過去2回の訪問記と合体させ、2019年3月訪問レポートを追加し、リニューアルしました。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。