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祇園 白川 なみ里 訪問レポート 〜 旧琢磨はリニューアルしてさらにパワーアップ!冬の懐石コースが悶絶級に美味い!! [京都グルメ]

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祇園 白川 なみ里(旧京都 琢磨 ぎおん白川店)3回目の訪問レポート! 2015年11月

琢磨 ぎおん白川店をご紹介。

2015年晩秋旅行記、京都2日目の夜。

旅の一つ前の記事はこちら!

京都の祇園で京懐石。

以前の僕だったら、その語感だけで萎縮して諦めてしまっていただろう。

でも、実際調べてみてビックリするわけだが、この「琢磨 ぎおん白川店」の京懐石コースは、夜の部で5,000円と8,000円だ。

決してまったく手が出ない価格帯ではない。

夢の「京都の祇園で京懐石」は、意外にも身近なものだったのだ。

今まで琢磨ぎおん白川店には2回来たことがあり、今回が3回目。

1回目と2回目の記事はこちら。どちらも素晴らしかったが、実は3回目の今回はちょっとすごすぎた。

さっそく紹介しよう。

琢磨 ぎおん白川店 — 晩秋の京都を彩る美しき京懐石に唸る!ふぐ!すっぽん!!まさかのフォアグラまで登場の大饗宴!! [2015年晩秋旅行記 その42]

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▲ やってきました、京都は祇園、白川沿いの夕暮れ。

「琢磨 ぎおん白川店」は、予約は受けてくれるのだが、座席指定ができない。

1F席はカウンター一列で、一番手前、川沿いの席は、早いもの勝ちなのだ。

なので、早めの時間を狙って訪問。

ドキドキしつつお店の窓側までやってきた。

 

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▲ ああああー、残念!

すでに先客が3人、特等席に座られていた。

甘んじて2番手に座ろう。

 

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▲ ガッカリしつつも、晩秋の祇園の美しさに、あっという間に機嫌も良くなる。

 

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▲ そしてやってきました、琢磨ぎおん白川店。

相変わらず素晴らしい風情だ。

 

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▲ タタキを歩いて店内へと向かう。

 

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▲ 店内。これが一列に並ぶカウンター席。

掘りごたつ風に低くなっているので、座りやすい。

僕の左側に、先客の一番乗りの人たちが座っている。

 

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▲ オープンキッチンで職人さんたちの挙動が全部見えるのも素敵。

 

160228-04 - 8 ▲ ナプキンとお箸。

こちらのお店はがちがちの懐石ではなく、和洋折衷でかなり変化球も多いのが特徴。
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▲ 天井が吹き抜けになっていて、2階席の壁が見える。

すごく華やか。

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▲ この日は乾杯はビールで。

 

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▲ 前菜の盛り合わせ。

見事な晩秋の彩り。

 

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▲ 左上の柿の形をした器の蓋を開けると、柿と鶏の和え物が現れた。

 

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▲ 続いてはお造り。こちらも本当に毎回美しい。

 

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▲ 卵の白身を泡立てて作る「泡醤油」。

 

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▲ 桜色の真鯛の身が美しい。

 

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▲ グラスの赤ワイン。脚がないグラスで出てきてちょっと意外。

 

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▲ 続いては椀もの。

スズキの入ったお吸い物。

 

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▲ 窓の外の白川を時折眺める。

 

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▲ ここで七厘が登場。

なんだなんだと期待していると、マツタケとスッポンが現れた。

 

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▲ スッポンは軟骨の部分だそう。

スッポンを焼いて食べたのは初めて。

いやあ見事。

 

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▲ 松茸の豊かな風味を満喫する。

 

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▲ さらにビックリの、なんとフォアグラが登場!

今回の琢磨はすごい!!

フォアグラの下には風呂吹き大根。

懐かしのクイーンアリスのレシピだね。

 

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▲ 続いてはフグの唐揚げ。

こちらも素晴らしい歯ごたえと風味。

 

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▲ 京都の地酒を。

 

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▲ 畳みかけるようにご馳走がやってくる。

フグの薄造り〜!!

 

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▲ ぷりぷりの身がしっかりしていて素晴らしい!!

 

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▲ そして初冬の味わい、餡かけ。

 

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▲ ぎんなんと風味がいい。

 

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▲ この日のお食事は、スッポンの雑炊。

すごく温まる。

 

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▲ 今回も和洋折衷のデザートで〆。

 

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▲ 窓際の先客が帰り、ちょっと距離はあるが、我々か一番窓際になった。

まとめ

琢磨 ぎおん白川店、3回目の訪問だったが、今回も凄かった。

というか、毎回来る旅にパワーアップしているように思う。

スッポン、ふぐにフォアグラが出て、それで8,000円なのだから驚いてしまう。

景色良し、店員さんのサービスもよし、もちろん味も最高で、彩りも抜群だ。

京都に行くなら是非訪れてほしい名店。

琢磨 ぎおん白川店 オススメです!!

旅の続きの記事はこちら!

祇園 白川 なみ里(旧京都 琢磨 ぎおん白川店)2回目の訪問レポート! 2015年6月

2015年6月の関西の旅もいよいよフィナーレ。最後のイベントは京都は祇園での夕食だ。

京都 琢磨 ぎおん白川店 — 祇園 白川 桜並木沿いの窓際特等席でハモづくし!豊潤なる初夏の豊潤なる京料理に酔う!!

祇園の白川沿い、桜並木の「あの店」琢磨の、窓際特等席をゲット!

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やってきました、「琢磨ぎおん白川店」。

この日は本降りの雨だったのだが、木々の緑が鮮やかで、アジサイも美しい。雨の祇園もいいね。

そして、ここで写真を撮ったのには理由がある。

そう、琢磨は正面のお店なのだが、この時点でまだ誰もお客さんがいない。

急げ!!

 

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琢磨に来るのは今回で2回目。昨年の秋に一人でやってきたのが最初。

お店の入口は白川とは反対側にあるので、ぐるっと回り込んで路地から入店する。

 

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門をくぐるとこのように廊下になる。

一見殺風景になりがちな、ビルの間の小道なのだが、両側の照明と石畳を工夫することで、風情が出ていて素敵だ。

 

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さあ、やってきた。琢磨。

こういう風情は、やはり東京にはなかなかない。

 

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この日最初の入店を果たし、無事窓際の特等席をゲット。

琢磨は席順は「入店順」に決まっている。

「窓際の席を予約」ということはできない。

なので、開店と同時に入店するのが良い。

前回店員さんに教えてもらい、さっそく実行してみた。

雨の白川が目の前に見えて最高の気分だ。

 

京料理の夏の主役は「ハモ」!ハモシャブに舌鼓を打つ!

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無事窓際の席を確保できたので、のんびりとビールをいただきつつ、この日のゲストを待つ。

 

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お箸もおはし置きも、ナプキンもいいねぇ。

 

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目の前はカウンターになっていて、職人さんたちが忙しそうに立ち働いている。

 

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カウンター一番奥の席からの眺めはこんな感じ。

 

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無事ゲストも到着し、お料理がスタート。楽しみだ。

先付は穴子と枝豆。山葵醤油でいただく穴子がとても良い風味。

 

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ビールのあとは、ワンクッション白ワインをグラスで。

 

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お造り。湯葉が付くところがやはり京都らしい。

東京の日本料理屋さんとは、やはり盛り付け方や切り方にかなりの違いがあるように思う。

 

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そして前回もビックリしたのが、このお醤油。

泡醤油、お醤油をメレンゲ状にホイップしてあるもの。

ちゃんとお醤油の味がする。

 


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そして前半のハイライトはこちら!

嬉しい嬉しい、ハモのしゃぶしゃぶ。ハモシャブだ。

東京ではなかなかハモが食べられないので、本当に嬉しい。

 

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こんな感じで、一人前ずつ自分でしゃぶしゃぶしていただくのだ。

 

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ほんの数秒しゃぶしゃぶするだけでこのように、見事な花が咲く。

美味しくて幸せ。

いよいよ後半戦!鮎も海老も美味かった!そして…。

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いよいよお食事も後半戦へ突入。ここで飲み物を日本酒に変更。

お店の名前を冠した「琢磨」を冷で。

シャンパングラスで出てきてビックリ。

 

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ちょっと一息でハマグリのお吸い物。

 

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これも夏の風物詩、天然鮎の塩焼き。

メニューから素晴らしく季節を感じるのが嬉しい。

手前には煮凝りもついている。

 

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夏野菜と海老の炊き合わせ。

茄子がやはり夏を感じさせてくれる。

 

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天ぷらで再びハモが登場!ハモの天ぷら。嬉しい〜。美味しい〜。

 

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イカとごぼうとウミブドウの和え物。

最近ウミブドウを良く見かけるのは気のせい?

 

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じゅんさいとお豆腐。さっぱりして美味しい。

 

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そしていよいよお食事は、なんとまたもやハモが登場!

ハモのお寿司です!!

 

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かなり大きなお寿司で、葉っぱでくるんだ状態で蒸してあるので、ホカホカなのです。

これは初めての味だ〜。美味い〜。

ハモに結構しっかり味がついているので、お醤油なしでこのままで美味しい。

 

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デザートも夏らしく冷たいもので。

 

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夜の白川。ガラス越しにお店が写っていて、これも美しい。

まとめ

琢磨ぎおん白川店に前回来たのは晩秋の時期だった。

あのときと今回ではまったくメニュー構成が違い、まさに季節を味わわせていただいた感じ。

このお店はこれだけの雰囲気とサービスで、お値段が意外とリーズナブルなのも素晴らしい。

夜のコースは5,000円と8,000円、僕たちがいただいたのは8,000円のコースである。

この価格帯でこのクオリティは凄い。

次回は奥さんと、紅葉の時期に来たいねぇ。

そしていつかは窓際の桜が満開の時期に、一番乗りでこの席に座って夜桜を楽しみつつ、ここで食事をしたい。

京都に来たら先斗町か祇園。

毎回とっても楽しみだ。

 

祇園 白川 なみ里(旧琢磨 ぎおん白川店)1回目の訪問レポート 2014年10月

京都を旅していると、いつも気になるお店がある。

そのお店とは、祇園・白川沿い、桜並木のところに大きく窓が開いている、カウンターの日本料理のお店だ。

初めて奥さんと祇園を散策したときから気になっていたのだが、当時はお店の名前が分からず。

でも、見るからに凛としてカッコいいお店で、「いつかあそこで食事してみたい!」という気持ちにさせられたのを憶えている。

その後何回か京都を旅したり、京都出身の友人が出来たりして、そのお店の名前が「琢磨」であるということまで分かった。

6月に高野山に行った帰りに琢磨を予約しようと電話をしたのだが、残念ながらその日は満席だった。

今回は早めに電話をして席を確保した。

念願の「琢磨 ぎおん白川店」初訪問である。

さっそく紹介しよう。

京都 琢磨 ぎおん白川店 — 祇園・白川の桜並木沿いの「あの店」のカウンターで至高の京料理を味わい尽くす!! [2014.10. 関西・岡山旅行記 その07]

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京都・祇園の夕暮れ時に、白川沿いに立ち並ぶ飲食店や宿。

その中でも一際目立つのが、広々とした窓越しにカウンター席が見える「琢磨 ぎおん白川店」。

 

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お店の前に立つと、白川と桜並木の向こうにカウンター席と、一番窓際に座るお客さんが見える。

さらには、カウンターの反対側で忙しそうに立ち働く職人さんたちの姿も追うことができる。

「ひょっとして、先着順で川側に座れるのでは?」僕は直観的にそう思い、急いでお店の正面入口へと向かった。

 

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お店の入り口は川とは反対側にある。お店の名前を知らなかったら、どのお店がどの入り口なのか分からないだろう。

 

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入り口にはメニューが掲げられている。

お任せのみだが、思ったほど高くない。そして明朗会計なのも嬉しい。

ちょっとホッとした。

 

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暖簾をくぐって外廊下を渡り、お店へと向かう。

とても凛とした雰囲気が素敵。

 

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入り口はとても静かでちょっと緊張する。

 

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入り口脇の電灯もすごく風情があって素敵だ。

 

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店の入り口からカウンターを見たところ。

ご覧になると分かると思うが、実は和風にしているが、照明や内装は結構現代風でカッコいい。

古き良きものを残すところは残し、斬新に新しくするべきところは新しくしている。

ただの老舗はない良店、そんなイメージである。

 

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僕が座ったのはカウンターの川沿いから数えて4席目。

やはり予感どおりで、先着順に川側から順に席に通される。

この日は予約で満席だったが、早く来て良かった。

上の写真は川沿いの先客が帰ったあとに撮れた川に向かっての写真。

本当に素敵だ。

 

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白川の流れと桜の葉がきれいに浮かび上がっている。

桜の時期はどんなに美しいことだろう。

 

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ライトアップされている外の桜と、ガラスに反射している内装の間接照明がいい感じに入り混じっている。

 

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和の良さを際立たせる現代のテクノロジー。まさにそんな感じのお店の作りだ。

 

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ずらりと並ぶ席がお客を待っている。

 

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さあ、一人だが宴が始まる。とてもワクワクする瞬間だ。

 

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まずはビールをいただく。

 

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前菜が登場。どうです、この美しさ。

銀杏の葉、紅葉の葉、栗のいがまですべてお料理。食べられる。

この繊細さは見事としか言いようがない。

 

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割り箸には店名が入る和紙が巻かれている。

 

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ビールに続いては白ワインを一杯。

ソーヴィニォン・ブランかな。爽やかでフルーティー。

 

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お造りもとても繊細に作られている。

湯葉がとても良いアクセントになっている。

 

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お造りとともに供されたのがこちら、「泡醤油」。

醤油を卵白などと一緒に泡立てたもの。

ちゃんと醤油の味がする。

 

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続いてはしゃぶしゃぶの時間。

盛り付けられた食材の写真を撮れず、職人さんが仕上げてくれたものだけ。

まずはブリ。

ふわりとした中に脂のほのかな薫りが際立つ。

 

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続いてはカニ。出汁の風味だけでいただけるくらいの新鮮さ。

 

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白ワインの次は冷酒を。京都の「西陣」というお酒。

ワイングラスで登場してビックリした。

この辺りもすごく柔軟でいいなあ。

 

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しゃぶしゃぶが続く。こちらは牛肉。赤い色が残るくらいが一番美味しい。

 

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しゃぶしゃぶのラストは、牡蛎とマツタケ。

このように汁椀に入って登場。

 

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大きなマツタケ。薫りが口いっぱいに広がって幸せ。

 

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ビックリするくらいぷっくりと太った牡蛎。

こんな太った牡蛎はなかなか見ることができない。

 

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続いて登場したのは、子持ち鮎。右手前はキモ。

この鮎、恐らく低温で時間を掛けて素揚げしてあるのだろう。

骨からヒレから全部丸ごと食べられる。

これまた奥行きのある味で実に美味。

 

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無口だが笑顔が素敵な職人さん(恐らくチーフさん)が目の前で無駄なく作業を続けている。

 

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和風ビーフシチュー。デミグラスではなく味噌味なのだが、これがまた奥深い。

白みそに山椒が入っているのか、ちょっとピリッとする。

 

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里芋の天ぷら。ちょっと箸休め的に。

 

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カマスの炙りとカニ肉。カマスの炙りは脂の風味が際立ってとても美味しい。

 

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このタイミングで、「マツタケごはんを炊き始めます」と釜を見せてくれる。

 

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食事を楽しみつつ、マツタケごはんが炊けるのを眺める。

 

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カウンターの向こうはオープンキッチンだが、揚げたり焼いたりは奥の見えない場所で行われている。

その辺りの設計も絶妙で、「美しく」見せることに特化している作りになっている。

 

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真鯛のあんかけ。これも実に美しい。

 

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見た目は淡泊だが、意外と力強い味。旨い。

 

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マツタケごはんが炊き上がり、赤だしとともにいただく。

あまりに美味しくて、普段めったにしないおかわりをしてしまった。

 

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デザートは意外にも和洋折衷。

もう入らない、というくらいおなかがいっぱいになってしまった。

大満足である。

まとめ

祇園、白川の流れを見ながら、凛としたカウンターでいただく食事はまさに絶品だった。

このお店は京都の和食店にしてはカジュアルで、「格」はそれほど高くないのかもしれない。

でも、個人的にはそのカジュアルさが素晴らしく、本当に心から満喫できた、最高の時間だった。

一人で来たのがもったいなく、次回は奥さんを連れてぜひ来ようと誓ったのであった。

桜の時期の予約はきっと争奪戦だろう。

頑張って予約したいね。

祇園で食事するなら一度は行ってみて欲しいお店。

超オススメです!!

 

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