西麻布四丁目の外苑西通りからちょっと入ったところにある「すし天」というお寿司屋さんに行ってきたのでご紹介。
僕は2017年からお寿司屋さん巡りに一つの「マイルール」を課すことにした。
それは、「月に2店は新規開拓をすること」だ。
行き慣れたお店は居心地が良いが、やはり新規開拓しないと見聞が広がらない。
というわけで、この「すし天」も3月の新規開拓のうちの一店。
さっそく紹介しよう。
すし天 〜 寿司激戦区 西麻布四丁目 若き職人が織り成す変幻自在なフルコースの悦楽に浸る!! [西麻布グルメ]
▲ やってきました、西麻布「すし天」。
外苑西通り、通称地中海通りからほんのちょっと入ったところのビルの2F。
電車ではすごく来にくい場所。
敢えていうなら、広尾から歩くと徒歩15分くらいだろうか。
▲ 入口に看板らしくものがなく、店名も入っていないのが面白い。
▲ カウンターの左端に陣取る。
カウンターはかなり広くて14席ある。
カウンターの中は二人の職人さんが立つスタイル。
お料理はお任せコースのみ。
まずはしじみ汁からスタート。
▲ 講座でたっぷり喋ったあとだったので、喉が渇いていてビールが美味い。
▲ そしていきなり大トロの握りからスタート。
勝浦のマグロだそう。
▲ 続いてはめかぶ。
さっぱりしているが、歯ごたえがかなり強い。
▲ こちらはカンヌキ。サヨリの子供。
▲ サワラのスモーク。
玉ねぎ醤油のタレが素晴らしい。
▲ 繊細だけれど力強い。
▲ 冷酒の器も美しい。
▲ ハリハリ漬け大好き。
▲ アオリイカ。
そろそろスミイカは姿を消し、春のイカ、アオリイカが登場。
包丁の入り方がすごい。
▲ こちらも春の象徴、ホタルイカ。
ご主人から、こうして獲れるホタルイカの99.9%がメスなのだ、と教えてもらう。
メスが産卵しに水面近くに上がってきたのを捕獲するそうで、オスは深海から上がってこないのだそう。
ご主人自身、オスのホタルイカは見たことがないのだとか。
▲ 北寄貝は、ヒモと本体が順番に登場。
まずはヒモを炙って。
▲ 続いては本体。
まさに春の使徒という感じ。
▲ 子持ちのヤリイカを甘く煮込んで。
さっぱりした甘みが素敵。
▲ これは珍品。
クリームチーズを白みそ、赤みそ、そして、はちみつで漬け込んだもの。
もはやチーズというより、ケーキのような食感。
▲ そして毛蟹も凄いことになっている。
身を一旦全部ほぐして、外子、内子、そして身とミルフィーユ状に詰めて押したもの。
▲ とてもカニを食べているとは思えない姿。
▲ ここから握りに移行。
まずはマグロの赤身。
▲ 続いてはアジ。ぷっくらと太った身がプリっとして美味かった。
▲ 自家製の塩辛。
▲ 太刀魚。
▲ ウニは二種類登場。
まずはエゾバフンウニを握りで。
崩れてしまうので手渡しで。
▲ そして続いては紫ウニを軍艦で。
エゾバフンウニの方が風味が強いイメージだが、この紫ウニと新ノリの強い風味が合体すると、すごくパワフルになる。
▲ 特大の車エビも手渡しで。
▲ 至福の瞬間(笑)。
▲ トロタク巻。
▲ 断面も鮮やか。
▲ そして穴子はパリッと系。
▲ しじみのお味噌汁。
▲ そして見たことがないスタイルのかんぴょう巻き。
▲ 手巻きでいただく。
すごくエッジの効いた、活き活きとしたかんぴょう巻きだった。
▲ カステラのような玉子焼。
▲ 最後はイチゴで〆。
まとめ
恰幅が良く雄弁なご主人のお話を聴きながらの至福の時間。
コスパも素晴らしく、フルコースで食べて飲んで、一人15,000円でお釣りが来た。
これは麻布一帯のお寿司屋さんとしては、かなりリーズナブルな部類に入る。
落ち着いた雰囲気で、席の間隔も広くゆったりしており、照明も暗めなので、ムードのある食事をしたいときにも良いだろう。
また一つ良いお店を見つけた。
西麻布すし天、また来ます♪
すし天 お店情報
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。