2014年8月沖縄旅行、3日目の夜も更けて。
「節子鮮魚店」でスタートした飲み会は、その後「一軒目」、「泡盛之店 琉夏」、さらに「やちむんCafe・雑貨 茶太郎」へと続いた。
そして僕らが向かった先は栄町。
栄町というのは、ゆいレール安里駅近くにある一帯で、かなりディープな場所。
東京で言うなら、吉原から山谷、南千住あたりにかけての一帯に近いだろうか。
ただ、残念なことに、栄町のお店のほとんどは日曜が休業で、僕らが訪れた日には閉まっていた。
地元の皆さんが日曜も営業しているお店を見つけてくれて訪れたのが、「栄町ボトルネック」だ。
さっそく紹介しよう。
那覇 安里 「栄町ボトルネック」でディープな那覇飲みを〆る! [2014.8. 沖縄旅行記 その20]
やってきました栄町ボトルネック。
お店は、東京でいう吉祥寺の「ハモニカ横丁」のような、旧闇市跡みたいな集合バラックみたいなところにある。
周囲のお店と軒が繋がり通路も迷路みたいになっていて、屋根がついているスタイルだ。
日曜日だったせいで、ほとんどのお店が開いていなくて残念だった。
店内はこんな感じ。薄暗くてアングラ感満載なのだが、慣れてくると実はそんなに怪しい店ではない。
沖縄そばのお店らしいのだが、みんな泡盛を飲みつつ静かに語っている。
お品書きは黒板に。
持ち込みもOKと書かれている。
ここに書かれているのが、お店で調理するおつまみの大半。
テーブルに置かれているメニューは缶詰め中心。
缶詰めメニューが並んでいるあたりも、東京の山谷・南千住周辺を思い出させるな。
テーブルには煎った大豆と思われる豆がタッパに入れられて無造作に置かれている。
これが食べ放題で、妙に美味い。
泡盛を飲みつつ皆でコリコリと大豆をかみ砕く。
場所柄が超ディープなので、観光客比率は限りなくゼロに近く、常連さんが多い。
僕だって皆さんに連れてきてもらわなかったら、絶対一人では入れないタイプのお店。
与那国島の泡盛をチビチビ飲みますよ。
癖がなくて値段も安くて美味しい。
おつまみ。こちらは豚マメといって豚の心臓の煮込み。
癖は全然なくてむしろレバーなんかより食べやすいのではないだろうか。
部位的に筋肉質なので歯ごたえがある。
冷やっこ。すごく普通の冷やっこで逆に驚いた(笑)。
自家製メンマにはラー油を添えて。
こちらは「ポチギ」。正式にはポルトギュー・ソーセージ。
ポルトギューはポルトガルのこと。ポルトガルソーセージってことね。
ポチギというのは、日本ハムが販売しているポルトギュー・ソーセージの商品名とのこと。
薄切りのソーセージ。これも全然癖はない。
キムチきゅうり。この旅でもやたらとキュウリを良く見かけたなあ。
こちらは煮込み。ちょっと甘口。沖縄流なのかどうかは不明。
まとめ
絶対に一人では辿り着けないお店に来ることができて満足。連れてきてくれた皆さんに感謝。
結構おなかもいっぱいで酔ってきていたこともあり、肝心の沖縄そばを食べずに店を出てしまったのが残念。
次回来ることがあったら、沖縄そばも試してみよう。
しかし栄町周辺は相当ディープな場所。
今度来るときは、日曜日を外して、全店が営業しているときに来たいな。
ディープな沖縄を満喫した!
ありがとうございました!!
お店情報
もっと知りたい!本当の沖縄 (岩波ブックレット)
前泊 博盛 岩波書店 2008-05-08
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本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること―沖縄・米軍基地観光ガイド
矢部 宏治 書籍情報社 2011-06
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。