イタリア中部、ラツィオ州のアマトリーチェという町で生まれたパスタ、アマトリチャーナ。
トマトソースの爽やかなパスタです。
スパゲッティで作るのももちろん良いのですが、僕は太くてもっちりしたショートパスタ、リガトーニで作るのが好きです。
玉ねぎの甘味とトマトの爽やかさ、それにチーズのコクが、リガトーニのもっちりした食感と良く合います。
厳密にはアマトリチャーナはパンチェッタという塩漬けの豚肉で作るのですが、今回は手軽に手に入るブロックベーコンで作ります。
あと、チーズもパルメザンを切らしていたのでピザ用のミックスチーズで代用しています。
では、さっそく紹介していきましょう。
アマトリチャーナのリガトーニ 材料(1人前)
・リガトーニパスタ 100g
・ベーコン 約80g(できればブロックのもの)
・玉ねぎ 1/4個
・ニンニク 1片
・カットトマト缶 1/2(なければホールトマト缶でもOK)
・水 50cc
・白ワイン 大さじ2
・ピザ用チーズ 適量
・鷹の爪 1本
・塩 1つまみ
・ピュアオイル 小さじ2
・ブラックペッパー 1振り
・粉末パセリ 1つまみ
・パスタの茹で塩 大さじ3
アマトリチャーナのリガトーニ 作り方
1. パスタ鍋にお湯を沸かしながらベーコンをカリカリに炒める
▲ パスタ鍋に水をたっぷり入れて沸かし始めたら、ベーコンからスタートします。
できればブロックのベーコンの方が風味が豊かで美味しくできます。
使っているキッチンスケールはこちら(僕が持っているのは旧型でリンクは新型です)。
▲ ベーコン自体からも脂が出ますが、少量のオリーブオイルを加えた方が早く作れます。
オリーブオイルは加熱する場合はエキストラバージンオイルではなく、ピュアオイルの方がさっぱりして良いと思います。
▲ 強火にすると焦げてしまうので、中火の弱めくらいで時間を掛けて炒めます。
ブロックベーコンの場合はフライパンに触れている面を菜箸で転がして変えてあげると均一に仕上がります。
あまり火を通しすぎると固くなってしまうので気をつけましょう。
2. トマトソースを作る
お料理に慣れている人は同時並行で良いのですが、不慣れな方はパスタが茹で上がるタイミングが一番大事なので、先にトマトソース作りから始めましょう。
▲ 玉ねぎ1/4個をあらみじん切りにしていきます。
普通のみじん切りよりも大きめに、ざくざくと切っていく感じで。
▲ ニンニク1片はみじん切りに。
▲ オリーブオイルをフライパンに敷き、玉ねぎとニンニクを中火で炒めます。
焦がさないよう、ときどきかき混ぜます。
▲ 玉ねぎが透き通って色が付き始めたら、カットトマトを加えます。
さらに水50cc、白ワイン大さじ2を加えて良く馴染ませつつ、中火で煮詰めます。
ある程度煮詰まって来たら塩とブラックペッパーで味を整え、1で炒めておいたベーコンを加えて混ぜます。
鷹の爪はヘタを取り、そのまま加えます。
鷹の爪は加えてからの時間が短いほど辛くなります。
辛いのが苦手な人は早めに、辛いのが好きな人は仕上げの段階ギリギリで入れるとぴりっと辛く仕上がります。
3. リガトーニを茹でる
▲ これがショートパスタ、リガトーニです。
好みなので、もちろんペンネでもスパゲッティでもOKです。
今回使ったリガトーニはこちら。
▲ リガトーニは茹でると分厚くボリューム感が増します。
スパゲッティなどより少なめにした方がちょうど良いと思います。
僕はスパゲッティやリングイネは120g食べますが、リガトーニは100gでちょうど良い感じです。
▲ お湯が煮立ったら茹で塩を加えてリガトーニを茹でます。
パッケージの茹で時間は13分で、13分でちょうど良い感じでした。
ショートパスタは底に沈んでくっついてしまいやすいので、茹でつつ時々かき混ぜましょう。
茹ですぎるとリガトーニがブヨブヨになってしまいますので、時間が近づいたらおたまなどで掬って指で茹で具合を確認しましょう。
使っているパスタ鍋はこちら。
4. パスタが茹で上がったらトマトソースに入れて中火で加熱しつつチーズを加えて和える
すみません、急いでいて写真が撮れませんでした(苦笑)。
リガトーニが茹で上がったらトマトソースのフライパンに移して中火で加熱しつつ、チーズを加えます。
▲ 今回はピザ用のミックスチーズを使いましたが、パルメザンがあればなお良いですね。
チーズを加えたら全体に馴染ませるように和えます。
とろみが出てきたら完成です。
器に盛り付け、仕上げにパセリを振ります。
今回は粉末パセリですが、生のパセリがあればなお香りが際立って良いと思います。
アマトリチャーナのリガトーニ 完成
▲ アマトリチャーナのリガトーニ、完成です。
粉末のパルメザンチーズがある場合は、仕上げに上から振り掛けても美味しいですね。
▲ リガトーニのもっちりした風味と、あらみじんにした玉ねぎの甘さ、トマトの爽やかさ、さらにベーコンとチーズの旨味が一体化してとても美味しい。
美味しくできました!!
まとめ
リガトーニパスタは肉厚でもっちり仕上がるので濃厚なパスタと良く合います。
特に肉系のソースとの相性が良いと僕は思っています。
次回はラグーソースあたりで作ってみようかと思っています。
美味しくできたらまたご紹介しますね。
アマトリチャーナのリガトーニ、ぜひお試しください!!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。