東京の神楽坂に2020年8月にオープンした「NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland)」というお店に行ってきたのでご紹介しよう。
NKは神楽坂を中心に展開する「石かわグループ」の新鋭料理店。
ノンジャンル、フュージョンという形になるのだろうか。
なんとも言えない世界観だが、カテゴリーは日本料理店に分類しておいた。
僕は石かわグループは同じ神楽坂の寿司店「波濤」、日本料理の「虎白」に行ったことがある。
今回は石かわグループ常連のお友達に誘っていただき、NKに初訪問してきた。
圧倒的に独創的で唯一無二の世界観が素晴らしかった。
早速紹介しよう。
NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland) 基本情報
NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland)お店の外観
▲ やってきました、神楽坂 NK。
神楽坂を上り切って路地を入った奥にある。
▲ シンプルで伸び伸びとしたロゴが映し出される看板。
NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland)店内の様子
▲ 店内は明るい雰囲気。
分厚い一枚板のカウンターと、テーブル6席の合計14席。
▲ 凛とした雰囲気。
NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland)お店情報
店名 | NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland) |
---|---|
住所 | 東京都新宿区神楽坂5-37 相良ビル 1F |
電話番号 | 050-3138-5225 |
定休日 | 日曜日、月曜日(月2回)、祝日 |
営業時間 | 17:00~ |
予約の可否・必須かどうか | 予約可 |
クレジットカード | カード可 |
席数 | 14席 |
駐車場 | なし |
開店日 | 2020年8月1日 |
ウェブサイト | 食べログ |
NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland)地図とアクセス
都営大江戸線
牛込神楽坂駅A3出口 徒歩4分
東京メトロ有楽町線、南北線、東西線
飯田橋駅B3出口 徒歩5分
最新!NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland)1回目の訪問レポート!2022年1月
利用日と利用シーン
2022年1月20日(木)の夜に2名で利用。
約8か月前にお友達が予約してくれていた。
この日は六本木「ブーケ・ド・フランス」でランチをし、天祖神社に参拝。
麻布十番の「日進ワールドデリカテッセン」で買い出しをして、「ビストロあわ」で軽く飲んでから訪れた。
当日の様子
▲ シンプルなテーブルセット。
ナプキンが、ナプキンというよりシルクのひざ掛けみたいな手触り。
これで口を拭って良いのだろうか?(笑)。
▲ 先に到着していたお友達が飲んでいたのが、NKオリジナルビールとのことで、僕もそれを頂くことに。
まだ試作中とのことで、ラベルもない状態。
▲ クラフトビールのような、爽やか風味と苦味が詰まったステキなビールだった。
▲ さあお料理がスタート。
鹿児島の蒲生町で取れた早稲のタケノコのお出汁。
1月中旬にタケノコが獲れるとは驚き。
そしてグラスの中ががっつりタケノコでまたビックリ。
▲ お酒は「緩めのペアリング」でお願いしたが、我々がガンガン飲むので結局普通のペアリングになった感じ。
スタートはシャンパンから。
きりっと美味い。そして繊細なグラスが素晴らしい。
▲ 続いてはウニとキャビアを蕪のソースで。
▲ 蕪のソースは洋風で、まさに無国籍。フュージョンという感じ。
とろっと濃厚で奥にひっそり蕪独特のえぐみも控えていて、それがまた素晴らしい。
▲ なんと、1959年のシェリー。
シェリー独特のかび臭さに似た風味と芳醇さが押し寄せてくる。
▲ 京都の堀川ごぼうき天ぷら。
堀川ごぼうには空洞が空いていて、中に北海道のあん肝燻製が詰まっている。
今まで経験したことがない味と薫りで、言語化が難しい。
燻製にした庵肝のふわーっとした風味がシェリーと抜群に合った。
▲ 炭火焼きのグリルの遥か上空に、肉塊が置かれた。
▲ 続いては蕪と甘鯛、黒トリュフの汁物。
▲ 黒トリュフの下に甘鯛が隠れている。
ふわっふわの甘鯛と黒トリュフ、そして甘鯛の出汁がたっぷりのおつゆのフュージョンが凄い。
▲ 続いては白ワインを。
▲ こちらは生カラスミの素麺!!
一瞬言われている意味が分からなかった。
生のカラスミって初めてだなぁ。
▲ こちらが素麺の正体!
ねっとりもっちりのカラスミのソースが素麺にこれでもか!と絡みつく。
凄いなこれは。
美味いしビックリするしで忙しい。
▲ 続いては日本酒。
新政No.6が凄いことになっている。
そして一応日本料理屋さんだけど、ここで初めて日本酒が登場。
▲ トラフグの白子の茶碗蒸し、スッポンと牛のコンソメ。
何もかもが濃厚。
牛のコンソメとトラフグの白子がこんなに合うとは想像できなかった。
というか、牛のコンソメに浸されたトラフグの白子を食べるというイマジネーションが僕にはこの日まで一度もなかった(笑)。
▲ そして次は赤ワイン。
▲ グリルに薪がくべられ、ガンガン遠火で焼かれる。
▲ いやあ、これは楽しみだ。
▲ そして登場したのが山形牛のフィレ、辛味大根のジュレ。
▲ 大将から「まだ食べられますか?」と尋ねられ、頷くと何と2回もおかわりさせてくれた。
しっかりと歯ごたえがありつつも柔らしい、最高の赤身。
これは美味い!!
▲ そしてまた赤ワインが登場。
▲ 肉が終わったらデザートかと思ったら、お料理はまだまだ続くのである。
フカヒレとしいたけの鍋。
今度は中華だヤッホー。
▲ レアな感じのフカヒレの歯ごたえが素敵。
▲ でも、この一品の本当の主役は巨大な椎茸!!
こんな大きくて肉厚なしいたけは初めて見た!
そして椎茸の風味がめちゃくちゃ濃厚で歯ごたえも素晴らしい!!
▲ 結局一皿ごとに一杯飲んでいる我々。
▲ 何と、ここで海老出汁のラーメンが登場!
本当にビックリするメニュー構成だ。
まさに唯一無二。
▲ 博多ラーメンのようなストレートの細麺。
そして海老の出汁はお醤油を一切使わずにこの色を出している。
もう海老を殻ごと食べてるみたいな濃厚な風味だった。
▲ ここで再びシェリーが登場。
▲ 大将がお茶目すぎる(笑)。
▲ トマトと白子の雑炊が登場!!
なんという組み合わせとビジュアル!!
▲ 雑炊というより、完全にリゾットという感じ。
本当に微妙にアルデンテ感が残っていて凄い。
▲ コース外なのだが、「ここのカレー良いですよ!」と誘ってくれたお友達に言われ、すっかりその気に。
そのためのワインもさらに登場。
▲ カレーとサフランライス。
今度はインドかな?
今日はなかったが、日によってはアフリカ料理も登場するらしい。
▲ デザートを前に、マデラ酒が登場。
ほんの一口なんだけど、濃厚でまろやか。
▲ 紅茶のアイスに金柑。
金柑って久し振りに食べたけど美味いなぁ。
▲ そしてグラッパが凄いグラスで登場。
もうコース終わりだと油断していた。
▲ するとデザートがもう一品。
イチゴと黒豆。
黒豆がホカホカに暖かくてクリームと馴染んで最高!!
▲ 食後の飲み物はハーブティーをお願いしたところ、めちゃくちゃ濃厚な蜂蜜が一緒に登場。
集合写真
▲ 根本裕幸さんと大将との3ショット。
常連の根本さんに予約してもらえて極上の世界観を楽しめました。
ありがとうございました!!
スタッフの対応
皆さんに最高のおもてなしをしていただき感謝。
お会計
一人約49,000円(税込)。
この日のまとめ
今まで経験したことがないメニュー構成と世界観だったが、とにかくすべてが美味しかった。
他のお店では絶対に体験できないお料理の数々、そしてお酒も素晴らしかった。
次回お邪魔するときには、どんな世界観が僕を待っているだろう。
NK (Nanpeidai Chef’s table featuring Kakuland)、最高でした!!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。