浅草には居酒屋と寿司屋が数え切れないほどある。
浅草というと「神谷バー」とか「ニュー浅草」しか思い付かないという方も多いと思うが、目をつぶって歩けば飲み屋にぶつかる、というくらい飲み屋が多い。
先日訪れた鷲神社の酉の市のあと、二次会として訪れたのが、今回紹介する「赤垣」という酒場。
酉の市に同行した友人に連れていってもらった。
僕一人では辿り着けなかったタイプの、なかなか渋くていいお店だった。
さっそく紹介しよう。
赤垣(浅草・居酒屋) — 下町らしいアットホームな酒場はつまみがどれも美味かった!
やってきました、浅草の赤垣。
看板、暖簾、そして徳利にも「酒夏酒冬」の文字が入っている。
ご覧のとおり、暖簾とすりガラスのドアで店内の様子は見えない。
地元民の案内がなければ、ちょっと入れない雰囲気だなあ。
場所は国際通りとオレンジ通りの間、細い路地沿いだ。
表通りには派手な看板を灯した観光客向けの店が多いが、路地沿いはこのような地元の人に愛されるお店が多い。
赤垣はなんと創業100年を越える老舗で、いまの大将で三代目だそうだ。
店内はカウンター席とテーブルがあって、ご主人と女将さんで切り盛りするスタイル。
カウンター席は比較的回転が早く、ひっきりなしに地元民っぽいお客さんがやってくる。
テレビもあって、いかにも下町の「酒場」という雰囲気だ。
お通しに出てきたすき昆布の煮付け。
これが美味しくて「おおっ」と唸る。
気取らないシンプルな肴だけれど、これが美味いのよ。
お造りの三点盛り。サービスで4品持ってくれた。嬉しい。
コハダは結構強く主張する〆がいいね。
こちらは鯨ベーコン。
僕はこの赤垣で、生まれて初めて鯨ベーコンを美味しいと感じた。
これは本当に美味い。
今まで他で食べてきた鯨ベーコンはノッペリしてべたつくばかり。ちっとも美味しいと思わなかった。
こちらの鯨ベーコンはパキッと歯ごたえがあって風味の良いタレで和えてあり、これなら幾らでも食べられる。
つくねをいただきつつ、お酒は写真を撮り忘れたが、ハイボールのあとで日本酒に。
高清水を冷酒で楽しむ。
テーブルにさり気なく立てられていた「爪楊枝」が、こんな風になっていた。
女将さんの手仕事だろうか。
広告の紙などを活用して、袋にしてくれている。
これは素晴らしい心配り。
ビックリした。
追加で注文したイカリング。
粗めのパン粉でガリッと揚がっていて美味いね。
ここは何を食べても美味い。
人気の理由が良く分かった。
まとめ
酉の市から流れたメンバーで飲んでいたら、びっくりサプライズの嬉しい飛び入りあり。
こんなことが起こるのも、浅草酉の市ならではかなあ。
嬉しく美味しい時間でした。
赤垣は地元の皆さまに愛されいる理由が良く分かる、暖かく美味しいお店だった。
浅草は観光客目当ての値段ばかり高いお店が増えつつあるが、ここ赤垣は美味くて安い、正統派居酒屋である。
浅草を訪れたらぜひ試してみて欲しい。
僕もここは絶対リピートすると思う。
今回は2軒目利用だったが、次回は1軒目で訪れたい。
おすすめです。
赤垣 お店情報
関連ランキング:居酒屋 | 浅草駅(つくばEXP)、田原町駅、浅草駅(東武・都営・メトロ)
エイ出版社 2014-04-30 売り上げランキング : 114937
by ヨメレバ
|
ぴあ 2013-02-21 売り上げランキング : 393218
by ヨメレバ
|
関連エントリー:
- 浅草 千束 鷲神社の酉の市 二の酉を訪問!縁起物の熊手を購入してきた!!
- ちょっと悔しい 2012年浅草三社祭訪問記 [Photo]
- iPhoneと歩く浅草! Instagramで正方形の休日を (前半) [iPhone] [Photo]
- iPhoneと歩く浅草! Instagramで正方形の休日を (後半) [iPhone] [Photo]
- 吉原大門「土手の伊勢屋」で @isloop さんと “はみ出し天丼” と昭和の風情を満喫!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。