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並木藪蕎麦(なみきやぶそば) 訪問レポート 〜 浅草 雷門前の名門そば店は改築しても昔のまま!下町風情も佇まいも蕎麦も素晴らしい!![下町グルメ]

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最新!並木藪蕎麦2回目の訪問レポート 2020年6月

利用日と利用シーン

2020年6月6日(土)の午後に2名で利用。

予約はできないのでなし。

当日の様子

▲ まずは樽酒の常温を1合。

この徳利と枡、そしてお盆が全部めちゃ渋くてカッコいい。

グラスもいいね。

ちなみに「冷酒」はなくて、常温以上になる。

 

▲ 蕎麦味噌がつまみで付いてくる。

 

▲ こいつをつまみつつ、ちびりちびりと樽酒を楽しむ。

樽酒はすごく木の香りが豊かで、結構甘口のお酒。

 

▲ 板わさとワサビ芋を頼んだら、ワサビ芋が想像とちょっと違った(笑)。

切った山芋が出てくると思ったら、とろろだった。

なるほど〜。

 

▲ 非常に粘りが強い山芋。

 

▲ 板わさもシンプルに。

 

▲ そして、ざるそば。

並木藪のざるそばには海苔は掛からない。

 

▲ シンプルにいただく。

 

▲ 昔に比べるとそばつゆが辛くなくなった気がするのと、そばの盛りが多くなったような気がする。

でもそれは僕が歳をとって食べる量が減っているだけなのかもしれない。

 

▲ そば湯もたっぷりと。

 

▲ お会計をお願いしたら、お釣りと領収書がザルに乗ってきた。

これもなかなか渋くてカッコいい。

スタッフの対応

皆さんに良くしていただき感謝。

お会計

一人2,400円(税込)。

この日のまとめ

前回訪問してたら5年とは驚いた。

もっとちょくちょく来ないと僕もあっという間に歳をとってしまうな。

良いお店には行けるときにどんどん行っておきましょうね。

並木藪蕎麦、そばもつまみも良いけど、一番のご馳走はこの雰囲気だね。

オススメです!!

前回の訪問レポートはこの下のオススメ店リンクのさらに下にありますので、併せてどうぞ!!

並木藪蕎麦 1回目の訪問レポート 2015年3月

浅草に行くたびに立ち寄りたいお店がいくつもある。

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浅草で大好きなお店の一つが、おそばの名店「並木藪蕎麦」だ。

大好きなお店なのだが、飲み屋に流れてしまうことが多く、なかなか立ち寄ることができていなかった。

先日浅草を訪れたときに、ふと並木藪のことを思い出し、どうしても訪れたくなり、ふらりと訪問。

並木藪蕎麦は、3年前くらいに建物の老朽化にともない、改築されている。

実は今回は改築後初めての訪問。

「どうなってしまっただろうか」と若干不安に感じながら店に辿り着いた。

さっそく紹介しよう。

並木藪蕎麦 — 浅草雷門前の名門そば店は改築しても昔のまま!その美学と蕎麦に酔った!! [東京グルメ]

改築前と変わらぬ外観と内装!素晴らしい!

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やってきました、並木藪蕎麦。

この日は金曜日の午後4時くらい。ちょうどいい時間帯。

改築後にお店の前を通ることは何回かあったのだけれど、じっくり眺めるのは初めて。

このとき初めて、「あれ?このお店の外観って、改築前とほとんど同じじゃない?」と思った。

 

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お店に入って再び感激!

お店の内装も、改築前とまったく変わらぬ感じなのだ。

お店の方に確認したところ、やはり意図して改築前と同じ外観、内装に仕上げたとのこと。

これは本当に嬉しかった。

もちろん改築されて新しくなっているのだが、午後遅めの時間にこうして佇むと、以前と変わらない、素晴らしい風情がある。

 

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樽酒を冷でいただく。

さり気なくスッと夕刊が差し出されるのも実に粋だ。

 

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余計な飾りが何もない。徹底してシンプル。凛としていて本当にカッコいい。

 

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板わさをつまみに樽酒を静かにいただく。

店内は時間が止まっているかのような錯覚を覚える。

 

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そしておそばが登場。この日は天ざるにした。

最初天ざるが登場して思ったことは、「あれ?おそばの量が多くなってない?」ということ。

記憶違いかもしれないのだが、並木のざるは、かなり量が少なかった印象だったのだが、この日はずいぶんたっぷりと感じた。

 

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量はともかく、とても美しい風情の天ざるだ。

やはりこのお店の風格はとても好きだなあ。

 

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天ぷらはシンプルに小海老とししとう。衣はかなり細かくて繊細。

 

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おそばは勢いがあって豊かな味わい。これは昔から変わらない。

 

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あと、この日感じたもう一つの「あれ?」は、そばつゆが以前ほど塩っ辛くなくなっているような気がしたこと。

並木藪のつゆは、とにかく辛いことで有名で、以前は本当に辛かった。

でもこの日はそんなに辛さを感じることがなく、「あれ?変わったかな?」と思ったのだ。

もちろん味わいは文句なしなので、不満だったということではないし、僕の味覚が変化しただけなのかもしれない。

ただ、おそばの量とつゆの辛さに、変化を感じたのだ。

外観や内装は徹底的にレトロに拘るお店が、味やボリュームは柔軟に変化させているとしたら、それはすごくカッコいいことだと思った。

果たして実際のところどうなのだろうか。

吉原大門の「土手の伊勢屋」の天丼のように、店主の代替わりによってガラっと天ぷらのスタイルが変わることもあるので興味深いところだ。

常連さんに真相を聞いてみたい。

 

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蕎麦屋で天ぷらというと、大海老を連想することが多いが、ここは小海老。

僕は個人的に小海老天が好き。

かなり繊細な天ぷらで、風味も良く大変結構なお味だった。

まとめ

この日は鴨南蛮とすごく迷ったのだが、久し振りの訪問だったので、ざるが食べたくて天ざるにした。

せっかく自由な身なのだから、もうちょっとちょくちょく来たいし、来るべき名店だと思った。

平日午後遅めの時間帯は、さすがの並木藪もそれほど混んでおらず、行列せずに入店できて良い。

土日のランチタイムは、相当並ぶことを覚悟しないといけない。

最近おそばは麻布十番の更科堀井しか行っていなかったのだが、こうして他の名店を巡るのもいいものだと感じた。

美味しいおそばを食べていると、自分が日本人で本当に良かったと感じる。

また来よう。

おすすめです♪

お店情報

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