遅ればせながら2021年12月6日に iPhone 13 Proを購入した。
購入して10日ほど使ってみたが、「素晴らしい」のひと言である。
僕はiPhone 3Gを買って以来、iPhone 3GSの年を除き毎年iPhoneを買い替えている。
数年に一度、「今年のiPhoneは名機だ!」と感じることがあるが、今年のiPhone 13 Proがまさに大当たり、名機だと思う。
毎日触るのが嬉しくて仕方がない。
まだすべての機能を使いこなせていないが、これまでのところ感じるiPhone 13 Proの大きな進化についてレビューしてみる。
さっそく紹介しよう。
iPhone 13 Proが素晴らしいと感じたポイント!
その1. Face ID(顔認証)が爆速になった
iPhone 13 Pro を使い始めて最初に感動したことは何か。
それはFace ID (顔認証)が大幅にスピードアップしたことだ。
それまで使っていたiPhone 12 Pro MAX だと、ほんのわずかの時間だが、ロックが解除されるまでの待ち時間があった。
時間にしたら0.3〜0.5秒くらいだが、引っ掛かる、待たされる感じがあったのだ。
それが、iPhone 13 Proだと、基本的にロック解除画面が表示されることがない。
体感としては、ロックがかかっていないように感じるのだ。
iPhone 13 Proを手に持って上向きにスワイプをすると、すぐにホーム画面が表示される。
待ち時間がゼロでホーム画面が出てくるので、「ロック掛かってないのかな?」と不安になるほど速い。
使い始めた初日に、 最初にロック解除しようとしたときには、驚いて「え?」と声が出た。
毎回iPhoneを使うたびにロック解除するわけで、その度に爆速さにテンションが上がるのだ。
地味だけど使う頻度が非常に高い機能なので、この高速化はすごく嬉しい。
その2. ブラウザ(Google Chrome、Safari)表示の爆速化
次に驚いたのがブラウザのページ読み込みが大幅に速くなっていたこと。
僕はメインのブラウザはChromeを使っているのだが、サイトの読み込みが非常に速い。
同様にSafariも読み込みが劇的に速くなっており、使っていてワクワクする。
iPhone 12 Pro MAXのときは、正直読み込みが遅くイライラすることがあった。
表示が遅いことを予測して、 家にいるときはわざわざMacの前に移動してMacのブラウザを使うこともあった。
iPhone 13 Proでも、まだMacに較べると少し時間がかかるが、イライラすることはなくなった。
地味だけれど非常に嬉しい進化だ。
その3. 噂通り カメラの進化が素晴らしい!!
3つ目は噂通り、カメラの劇的な進化であろう。
マクロモード、シネマティックモードなど新機能も搭載されている。
そして、望遠カメラの倍率が上がり、光学式手ぶれ補正の性能も大幅にアップしている。
望遠カメラでのナイトモードも使えるようになり、倍率を上げて撮った写真もくっきりと美しく撮影できるようになった。
絞り値も変更になり、夜景がより美しく鮮明に撮れるようになっている。
iPhone 13 Proで撮影した写真たち
▲ 麻布十番から東京タワーを望遠カメラで撮影。
iPhone 13 Proでは望遠カメラのデフォルトの倍率が3.0倍になった。
こちらの写真は3.0倍で撮影。
▲ 望遠カメラのMAXの倍率も、iPhone 12 Pro MAXの12倍から15倍にアップした。
手持ちで15倍で撮影しても、ここまでクッキリ撮れるようになった。
これはかなり感動。
▲ 六本木ヒルズのけやき坂ライトアップを超広角カメラで。
▲ こちらは広角カメラで撮影。
夜景の写真はさらに明るくクッキリと撮れるようになっている。
▲ ライトアップのLEDをマクロモードで接写してみた。
2cmまで寄ることができる。
ご覧のとおり細部までクッキリ。
▲ こちらは日中の稲村ヶ崎からの富士山を広角カメラ1.0倍で。
▲ 望遠カメラのデフォルト3.0倍で撮影するとこんな感じ。
▲ 望遠カメラの倍率を上げ、6倍くらいで撮影したもの。
倍率を上げた時にデジタルズームの限界で画質が粗くなるが、iPhone 12 Pro MAXとくらべてずいぶんクッキリ撮れるようになった。
▲ 夕暮れどきの材木座テラスを広角カメラで。
発色がすごく良くなり感動している。
実際の夕焼けにすごく近い色合いが出ている。
▲ こちらは超広角カメラで0.5倍で撮影。
▲ 超広角カメラの発色もすごく良い。
▲ こちらは望遠カメラで目一杯倍率を上げた写真。
▲ こちらは超広角カメラのマクロモードで撮影した料理。
ぐっと寄っても細部にしっかりピントが合う。
▲ こちらもマクロモード。
▲ こちらは広角カメラで撮影した料理写真。
iPhone 12 Pro MAXは全体的に写真の青味が強かったが、iPhone 13 Proだとだいぶ自然な色になっているように思う。
▲ こちらも広角カメラで撮影。
お料理がより美味しそうに写せるようになって嬉しい。
その4. ProとPro MAXでカメラの性能に差がなくなって嬉しい!!
僕は大きいサイズのiPhoneは苦手である。
そんな僕が昨年iPhone 12 Pro MAXという、大きい方のiPhoneを買ったのは、12 Proと12 Pro MAXでカメラの性能に差があり、Pro MAXの方が性能が良かったからだ。
今年の13 Proと13 Pro MAXではカメラの性能に差がなくなった。
おかげで僕は好きな小さいほうの13 Proを選ぶことができた。
手に持った時も、ポケットに入れている時も、このサイズの方が僕は手に馴染む。
毎日何十回も持つものだけに、しっくり馴染む事はとても大切だと感じた。
今後も、ProとPro MAXで性能の差を出さないでもらえると嬉しい。
まとめ
すべての新機能を試したわけではないが、10日使っての感想をまとめてみた。
とにかく良い。すごく良い。
全体的にキビキビと動いてくれるのが何よりも嬉しい。
そしてカメラの性能アップで写真や動画の楽しさが倍増している。
写真や動画に重点をおきたい人は、今年のiPhone 13 Proは激しくオススメ。
3つのカメラを搭載するようになって3年目、ハード面もソフト面も充実し、名機と呼ぶにふさわしい仕上がりになっていると感じた。
また色々使いこなしてレポートしますね!!
iPhone 13 Pro、オススメです!!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。