先日リリースされたiOS 16には楽しい新機能が多くて嬉しい。
今回紹介するのはiPhoneの写真アプリの新機能。
今回のアップデートで、写真アプリに格納されている画像の日本語文字の検索が可能になった。
実は英語などは昨年すでに実装されていた機能なのだが、iOS 16で日本語も検索できるようになった。
また、カメラアプリ、写真アプリで写っている文字を認識してコピーすることもできるようになった。
文字認識についてはまた別の記事を書こうと思う。
まずは写真の文字検索機能を試してみた。
まだ「すごく精度が高い」というほどではないが、まずは楽しい。
今後精度が上がるといろんな活用法が出てくるのではないか。
さっそく紹介しよう。
写真アプリで画像内の文字を検索する方法
「定年」で検索した結果
▲ iOS 16には写真アプリの右下に「検索」というアイコンがある。
検索をタップすると画面上部にキーワードを入力する欄が出てくるので、検索したい言葉を入力する。
この記事を書くために、本棚を見てパッと飛び込んできた大杉潤さんの最新刊「定年ひとり起業 マネー編」から、「定年」というキーワードを入力。
即座に5枚の写真が表示された。
順番に見ていこう。
▲ 1枚目は最初の「定年ひとり起業」の表紙。
書評を書くために撮影した写真。
「定年」というキーワードのところがハイライトされているのが分かる。
▲ 2枚目。同じく「定年ひとり起業」のYouTube動画のサムネイル画像。
しっかり表紙の「定年」の文字がハイライトされている。
▲ 3枚目は「定年ひとり起業マネー編」の表紙。
▲ 4枚目。同じご本のYouTubeサムネイル。
▲ そして5枚目は「マネー編」が書店で平積みされている様子を撮影したもの。
なかなかの精度だ。
「勝間」で検索した結果
▲ 続いては勝間和代さんをイメージして「勝間」で検索したところ、43枚の写真がヒット。
下に「索引を作成中」という文字が出ている。
索引が完成すると、もっと写真が増えるのだろうか。
▲ 勝間さんの著作はもちろん、僕の本に勝間さんが推薦文を書いてくださったときの写真、さらに勝間塾のパワーポイントスライドの表紙も出ている。
▲ 時系列はバラバラという印象。
▲ 僕が自分のセミナーで勝間さんの著作を推奨している写真。
▲ これが僕のデビュー作の帯に勝間さんが書いてくださった推薦文。
▲ これ面白かった。
スクリーンショットを撮影した瞬間に、勝間さんのメルマガが届いてGmailのアプリが通知を出している。
通知の文字が検索に引っ掛かったもの。
まとめ
「定年」や「勝間」など、短い文字だと精度が高く、文字数が多くなると精度が落ちるようだ。
根本裕幸さんをイメージして「根本」で検索するとかなりの数がヒットしたが、「根本裕幸」にしたら、1枚しかヒットしなかった。
根本さんのご著書はかなりの冊数紹介しているので1枚ということはない。
また、コラボセミナーを開催するいしかわゆきさんの場合、「いしかわ」でも「ゆき」でも写真はゼロだった。
ご著書2冊の写真があるはずなので、まだ精度はそこそこということだ。
今後精度が上がっていくことに期待しよう。
面白いのでいろいろ試してみてください!!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。